松岡正剛の「千夜千冊」の中から、ヴァレリーの言葉が気に入ったので抜き出しておく。
私の解釈では、1は、我々には未来は(幻想や空想としてしか)見えず、確かに見えるのは過去と伝統だけだということだろう。
2の「人間の最も古い要請」とは、いかにすれば我々は幸福な社会や幸福な人生を可能にできるか、ということだと解釈しておく。これが過去の哲学の根本問題ではないか。そして、その答えは「新しいもの」の中にあるというのが人類の希望であり続ける。
私の解釈では、1は、我々には未来は(幻想や空想としてしか)見えず、確かに見えるのは過去と伝統だけだということだろう。
2の「人間の最も古い要請」とは、いかにすれば我々は幸福な社会や幸福な人生を可能にできるか、ということだと解釈しておく。これが過去の哲学の根本問題ではないか。そして、その答えは「新しいもの」の中にあるというのが人類の希望であり続ける。
1:「我々は後ずさりしながら未来に入っていくのです」
2:新しいものの中で最もすばらしいことは、
人間の最も古い要請にこたえることだ。
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