「大摩邇」所載の生チョコぽん酢さんの記事だが、私はこういう「小さな謎」が大好きなので考察してみる。まあ、謎解きなので、考察は引用記事の後に書く。
(以下引用)
さっきの記事の続きです。
今週あった不思議な事の2つ目。
2)大気汚染?一体何?
ちょっと汚い写真をお見せして恐縮ですが、これ私が使っているシャツの襟です。
よく見ると黄ばんでいるのが分かりますよね。
でも実はこれ、つい先週にハイターで漂白して真っ白にしていた物なのですよ。
たったの1週間で、というか着たのは2回ほどなのに、またこうして黄ばんでしまいます。
さすがに汚れ具合が普通ではない気が。。
もちろん私の体内から出てきた分泌物もあるのだろうと思いますが、それが全てではないと思うのです。
なぜなら、もし私の体由来のものであれば、わきの下や背中や肩回り等にも同様の黄ばみが生じるはずだから。
しかし、いつも襟にしかこの汚れは蓄積しません。
つまり・・・・外気に起因するのは間違いないかと思うのです。
そう考えると、今の世の中って、どれほどの大気汚染が進んでいるのかって話になりますよね。
そしてこの物質は一体なんなのだろうかと。
この汚れのしつこさから考えても、体内(例えば肺とか)にもべっとりこびりついてしまいそうですよね。
近頃は外の空気が粉っぽいという声も聞こえてきますが、私もそう感じます。
どなたかこの成分を分析された方はいらっしゃらないのでしょうか。
調べて見ても、原因は皮脂としか出てきません。
例えばこのサイトなんかでも、襟が汚れる原因について
>襟は、首や肩など皮膚とこすれやすいので、皮脂汚れが繊維の奥まで染み込んでしまい、黄ばむ原因に。また、整髪料などがつくことで黄ばむこともあります。
私は整髪料もつけていないし、皮膚と擦れるのは襟だけではないですよ、むしろ私の場合は肩回りの方が間違いなく擦れています。
でも肩回りは全くついていません。
うーん
少し不気味です。
というわけで、1週間お疲れ様でした!
良い週末を~。
おわり
(以上引用)
私の「解答」だが、これは、空気中の粉塵だろう、というものだ。空気中の粉塵は耐えず落下しているが、非常に微細なので目には見えない。そして、襟の部分というのは、服の中で「上部に向かって開口している部分」なのである。
私がこの解を導いたヒントは、実は家の中の埃や床に落ちている細かい塵が絶えないことだ。いくら掃除をしても、必ず埃や塵がどこかに落ちて、場所によっては「溜まって」いる。これは、家の中という「ほぼ密閉した空間」でも、天井などから絶えず埃や微細なゴミが落下し、空中に浮遊しているということだろう。長期的には、確実に壁や床のあちこちに(普段掃除機をかけない箇所に特に)埃が溜まるのは誰でも知っているはずだ。
しかし、その程度の粉塵で人間の健康が阻害されるものでもない(毎日のように我々はその中で呼吸をしているのである。)と私は思うので、さほど気にするほどのことではない、というのが私の考えである。
なお、服の襟の内側は皮膚と接触しているので、その皮脂のために粉塵が付着しやすいのも当然だろう。袖口も黒ずみやすいので、皮脂だけでも汚れにはなると思われるが、ただし、これも「開口部」である。つまり、手首近くに付着した粉塵が関係しているだろう。
ここに書いた「粉塵」を「大気汚染」と言っても間違いではないだろうが、ほとんど外出しない私でも、服の襟の内側は黒ずむので、家の中にいようが外仕事だろうが無関係な話を「大気汚染」と事々しく言うのもどうかなあ、と思う。ただ、外仕事の多い、当然、落下粉塵(普通に、土や砂の埃が舞い上がったもの)と接触することの多い人は、「服を二、三回着ただけで襟が黒ずむ(文中の「黄ばんでいる」という表現は疑問)」のは気にはなるだろう。
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