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気の赴くままにつれづれと。
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言われるまでは意識しなかったが、言われれば確かにそうである。
1)戦いの場面が小さな空間でだけ行われ、しかも殺陣(たて)が下手くそ。
2)なぜか武将が自ら真っ先に戦い、しかも強すぎる。
3)1)と同じだが、全体を鳥瞰する映像が無いため、スケール感も爽快感も無い。
まあ、三谷幸喜は舞台劇の人だから、「閉じた空間」の芝居しか得意ではないのだろう。殺陣に関しては監督任せだろうから、これはカマヤンの言うとおり監督の責任。もともと、セットのスケールの小ささはそれ以前から「真田丸」のダメな特徴だった。大阪城内の芝居の多くが小さな中庭で発生していることなど。一番のスペクタクル場面である真田丸の攻防すら、真田丸の下からよじのぼる敵兵を撃退するアクションを幾つか見せるにとどまっていて、通常の戦国時代もののスケール感とは比較にならない。
これはNHKの演出家たちが古い時代劇映画を勉強していないことに一番の原因があるのだと思う。近年、女性中心の歴史ドラマという阿呆くさいものを頻繁に作ってきたのも、そういう「戦国アクションドラマ」が苦手だからではないか。
来年はすでに女性主人公の歴史ドラマに決まっており、見る気もまったくしない。
歴史にこだわらないで、時代物を作るなら、女優もたくさん出せる「源氏物語」でも作ればいいのに。日本的な美感にあふれた映像が作れるだろう。
一番、話が面白く、また絵になる場面が多いのは「平家物語」で、これは黒澤明が作りたいと念願していたものだ。
コンピューターグラフィックスのある今なら、監督に人を得さえすれば、どちらでも見事なレベルで作れるはずである。
なお、NHK大河ドラマの「平清盛」は「平家物語」とはまったく別種の話である。観ていないが、仄聞するところでは、あれには文学的香気は少しもなかったはずだ。 カマヤン1192(昔漫画家だった人) @kamayan1192
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