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蒸気機関の復権はあるか

原発が一種の「蒸気機関」であることは知られているが、蒸気自動車や蒸気機関車の復興も、あるいはあるかもしれない、という妄想である。私は「パンク」という言葉の意味がよく分からないが、「スチームパンク」と呼ばれる「異世界未来社会」フィクションを想像するのは面白そうだ。下の記述に出て来る「外燃機関」というのは、実に上手く考えたシステムだなあ、と思う。

歴史上初めて時速200km/hを超えたのは蒸気自動車だった

という事実も、面白い。

(以下引用)


2009年8月26日にアメリカ合衆国エドワーズ空軍基地で239 km/hの蒸気自動車による速度記録を樹立した[13][14]

将来[編集]

オイルショックの時、外燃機関の特徴である燃料の選択肢が広いという特徴が着目され一部で開発が進められたが実用化には至らなかった。


また濃度差エンジン(発生した蒸気をリチウム塩に吸収させることにより潜熱を吐き出す作用を応用)の開発も一部で進められたが実験段階で終わった。


また、旧ソ連末期にも開発が進められたが実用化には至らなかった。しかし、20世紀初頭では蒸気自動車の性能が当時の内燃機関式自動車に遜色なかった(歴史上初めて時速200km/hを超えたのは蒸気自動車だった)。瞬間湯沸し式ボイラーによる起動時間の短縮、低速時のトルクが大きく変速機を要しない構造、大気汚染物質が少ない、静粛性に優れる、燃料の多様性等、技術革新によってそれらの長所を引き出すことができれば再び公道を走る日が来るかもしれない。

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