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白人(自民族)至上主義という糞思想

絵がちゃんと元のサイズで掲載できるか分からないが、載せてみる。
最初、画像だけ見て、本物の写真だと思ったのだが、黒人の女の子が何となく可愛くて、そして何となくどこかで見た感じがあるな、と思っていたら、ノーマン・ロックウェルの絵らしい。ちょっとお腹を突き出すような子供の姿が、ロックウェル調なのだろうか。歩き方がのらくろ風というか、杉浦茂風と言うか、漫画っぽい感じだ。もちろん、日本の漫画家がロックウェルの絵の影響を無意識に受けていた可能性が高い。ちなみに、吾妻ひでおやはるき悦巳(じゃりン子チエ作者)の描く人物も(暢気なタイプのキャラは)、より誇張された形だが、こういう歩き方をする。手塚治虫の初期漫画にもあったと思う。私は、こういう歩き方が好きなようだ。
それはともかく、ロックウェルの絵に感じる暖かさは、人間性そのものの暖かさから来ているような気がする。でなければ、白人でありながらこういう題材の絵は描かないだろう。優しい画風の向こうに、白人的独善主義の暴力性への怒りが見える。
まあ、作品と作者の人格の同一視はできないが、ダリやキリコの絵は、やはりまともな人格からは生まれそうもない。大好きな画家たちではあるのだが、作者の隣人になりたいとは思わないわけだ。




さんがリツイート

ノーマン・ロックウェルだけども。
これは黒人問題を扱った「新しい隣人」という絵と「みんなの問題」と題された絵。後者は連邦保安官に護衛されながら通学する少女の絵で、差別語が書かれた壁に投げつけられたトマトが描かれている。
我々は(トマトを投げた)差別者と同じ位置から、これを見ている。




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