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旅人がもたらすもの

理由があって「日本書紀」に関するサイトを読んでいるのだが、その雑談部分に、今のコロナ騒動に関係するような話があったので、転載する。
まあ、人の移動というのは消費や経済活動を活発にするが、トラブルの元でもある、という話だ。




(以下引用)


個人的コラム

これにてイザナギとイザナミは離婚。イザナミは「死の国(=黄泉の国・泉津・根の国)」の住人となります。となると「死の国」は神々が作ったのではなく、元々存在していたことになりますよね。これまでの神話とは系統が違うのではないか?とも思います。

道に関わる神が泉津平坂で生まれる理由
古代において恐怖の一つが疫病でした。疫病を避けるために死者は埋葬され、集落から離れされたはずです。その死の匂いのするものが「穢れ」でした。

それとは別の疫病の感染経路があります。
それは旅人です。
集落の外からやってくる旅人はどんな災厄(疫病)を持っているか分かりません。あちこちを歩いて来ているので、どこで貰っているか、さっぱりです。当時は菌やウィルスという科学的な間隔は皆無ですから、病気とは神や妖怪のなせることであり、祟られたり、憑かれたりした可能性のある身元のはっきりしない旅人は恐怖の対象でした。
●もちろんその一方で富をもたらす可能性もあったでしょう。

それで旅に関わる神が泉津平坂のところで出てくるのではないでしょうか??




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酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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