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「線形」とは何か

指数とか対数という言葉を学校で習ったのはいつ頃だったか忘れたが、それが現実で何の意義があるのかさっぱり分からなかったのでまったく記憶に残っていない。指数は確か「何とかの何乗」みたいなものだった気がするが、対数は「計算尺」に使われるとか聞いた気がするが、そもそも計算尺など実際に使った記憶もほとんど無いし、その原理も理解できなかったようだ。
で、国語的に言えば、「指数関数(のグラフ)は線形ではない」という言葉はおかしいのではないか。なぜなら「曲線も直線も『線』」だからだ。おそらく、公務員試験か何かで「線形」という言葉が「直線」の意味で使われているのだろう。「線形代数」という言葉をどこかで見た記憶がある。
成長曲線は「線形ではない」と数学用語(か?)を使えば「論理的」だというのはおかしな話で、こんなところで「線形」という「特殊な言葉」を使うやり方は世の中に詐欺師を増やすだけだろう。

(注)web辞典から転載。幾つかある中で、これが分かりやすい。理系の人間は3で理解しているようだが、一般人は1でしか理解していないだろう。

 線のように細長い形。
 花びらなどの形で、が狭く細長いもの。シュンランの葉など。
 数学で、一次式で表される関係。



(以下森山高至のツィッターから転載)
建築家やデザイナーはじめ知識産業やクリエイティブな仕事は、「非線形の成長曲線なんだ」と数学的理解をしておかないと間違う。 序盤が苦しいのではなく、指数関数だからなのであって、逆に指数関数だから切片を超えたあたりで、後半は爆発的に成長する。「線形ではない」と論理的に指導するべき。
引用ツイート
建築エコノミスト森山高至
@mori_arch_econo
·
返信先: @tsukiji_okusanさん
知識産業というのは、指数関数のような非線形の成長曲線なので、序盤が非常に苦しい。 若いうちは線形の間違った認識をもつ者がほとんど。 最初のうち役に立たない、本人にとっても覚えることののみ多すぎて最初のうち線形成長を想像すると傾斜が緩すぎて、無限に不可能な気がして挫折してしまう。
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