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汚染水海洋投棄は最初からの既定路線

「逝きし世の面影」から、記事の一部を転載。
まあ、放出されている(おそらく、漏出ではなく、意図的放出だろう)汚染水が自然の地下水によるものか、東電による「冷却水」によるものかと言えば、管理人(宗純)氏の言うようにそれはもちろん後者だと疑うべきだろう。だが、それがどちらであっても、汚染水が海に放出され、太平洋を時々刻々と汚していること、それが取り返しのつかない危険性を持っていることは変わらない。
そもそも、原子炉やその建屋自体が放射能で汚染されているはずであり、そこに近づくのも容易ではないだろうから、ちゃんとした循環式の冷却水設備を作ることは、東電側は最初からあきらめていたのではないか。つまり、海洋汚染は既定路線だ、ということだ。
あの、ずらりと立ち並んだ汚染水タンクは、「私たちは仕事はしました」という単なるエクスキューズだろう。
これは「人類全体に対する巨大犯罪」だと私は思う。
だが、犯罪は巨大であればあるほど処罰されないものである。


(以下引用)



『本当は怖い新聞の報道』

毎日新聞10月2日『先行き見えぬ汚染水問題』では、『9月に開かれた国際原子力機関(IAEA)の会合でも、各国から「なぜ汚染水問題を放置したのか」「東電は破綻状態にあるのではないか」との懸念が相次いだ。』と書いてある。
ところが肝心の9月18日にウィーンのIAEA科学フォーラムで日本の気象庁が、『福島第1原発北側放水口からセシウム137とストロンチウム90を毎日毎日、600億ベクレルも外洋に投棄している』と報告した事実は、怖くて一行も報じない。
この根性無しのバカタレが。嘘つきのへタレである。
これでは新聞は報道機関ではなくて、『報道しない機関』だと言われても仕方が無い。
一番大事な事実を丸ごと隠して、読者を『間違い』の迷宮に誘い込もうとしているのである。
他にも2年半後の今でもメルトダウンした原子炉に冷却水を給水し続けている事実は、毎日は一応は書いているのです。
(赤旗は除く他紙は汚染水の記事内では、絶対に原子炉に冷却水を注水している事実を報じていない。)
しかし『東電は汚染水をある程度浄化し、原子炉の冷却に再利用している』『「どこからでも漏れるリスクがある」(東電幹部)』と誤魔化す。
『山側からの地下水が1日約400トン、原子炉建屋地下に入り込み、汚染水は日々量が増えている』と、あたかも毎日400トン貯まる汚染水が地下水由来であるかの如く擬装する。
報道内容が基本的にインチキなのです。

『下手糞な手品を延々と見せられる不愉快』

地下水は自然現象で事故とは無関係に昔も今も流れ続けている。ところが問題になりだしたのは2ヶ月ほどからですよ。
今年4月、地下貯水槽との大袈裟な名称の露天掘りのビニールプールからの汚染水漏洩の時は『地下水云々』は誰一人も話題にしていない。
2ヶ月前から突然、地下水が唐突に東電が大問題としだしたのです。
閉鎖系の冷却システムなら必ず自動車のラジエーターのように外部に放熱する仕組みが必須要件なのですが今の東電の汚染水浄化では何処にも存在しない。
しかも毎日冷却水を400トンも原子炉に注水している事実は何故か書かない。
日々貯まっていく汚染水の水量が400トンで、原子炉に毎日給水している冷却水も同量の400トンなら誰が考えても『汚染水=冷却水』が疑われる。
多分1000トン容量の汚染水タンクに貯まり続けているのは東電が給水して冷却水ですよ。
毎日記事では、『将来的には原子炉建屋の水を断ち、空冷の冷却に切り替える検討も必要だ。』と原子炉の冷却水が汚染水として貯まっていく現状を明確に認めているのですよ。
ところが誰にでも分かるようには絶対に書かず表現が曖昧で意味不明。真実と嘘八百の禍々しいコラボレーションの摩訶不思議な記事が出来上がっている。
真実は十分知っているのだが、『日本は恐ろしい国である』事実もまた良く知っている。
誰しも我が身が可愛いので書きたくても書け無いのです。




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