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「愛国心のためなら国が滅んでもいい」、か

安倍総理のように右翼風でありながら天皇の意思をまったく無視した政治行動をする人間を見ていると、右翼とは何なのかという根本的な疑問に行き当たり、「日本会議」などについて調べているうちに、面白い記事に出遭ったので紹介しておく。
天皇に対する不敬という点では安倍をはるかにしのぐ石原慎太郎だが、彼はいったい右翼なのか何なのか。下の記事を見ると「自分は愛国者だ」という自己認識のようだ。さて、愛国という点では左翼も右翼も変わらないはずである。どうもよく分からない。だが、石原慎太郎という人物はけっして認知症でも精神異常者でもなく、(これまでやったことはキチガイに近いが)かなり高度な知性を持っていることだけは分かる。しかし、何かの強迫観念が彼の人生を支配していて、それが彼の判断力を常に「キチガイ」方面に動かしてきたようだ。それが彼自身の言う「愛国心」だとすれば、愛国心というのはデーモニッシュなものである。
「健康のためなら死んでもいい」は竹熊健太郎の名言だが、彼らは「愛国心のためなら国が滅んでもいい」と考えているかのようだ。いったい彼らは日本の何を守ろうとしているのか。


(以下引用)




知事の部屋/テレビ出演等/南方人物周刊「石原慎太郎 日本の右翼はとっくに消滅している」(日本語訳2)|東京都


201516


15:04



石原慎太郎 日本の右翼はとっくに消滅している(日本語訳2)



本誌記者 黄広明 楊瀟  東京発


高層ビルが林立する西新宿。その高層ビル群にあっても、東京都庁がある「ツインタワー」は鶏群の一鶴として聳え立っている。243メートルの高さをもつ南北のタワービルの45階にある2つの展望室は無料で公開され、東京の観光スポットとなっている。ここでは300円で自分が生まれた日の読売新聞のトップページを印刷することができる。またツインタワーの展望室ではコーヒーを飲みながら関東平野を見渡すことができる。晴れた日には南西の方角に富士山を望むこともできる。


この展望室の下にはおよそ17万人の職員に支えられ、オーストラリアと同等のGDPを誇る巨大都市の行政府がある。78歳の石原慎太郎は、1999年に東京都知事となってから既に2回の任期を経て、現在に至る。しかし中国においてはこの東京都知事という肩書きよりは「反中主義者の筆頭」「右翼政治家」及び「軍国主義者」としての肩書きの方が著名である。


9月16日の午後、記者が待つ「ツインタワー」の七階の応接室にて、伝説中の人物、石原慎太郎が入ってきた。想像していたような高齢でも、表情でもなく、礼節をもった微笑を浮かべつつ、瞼と頬には老人性のしみがあるものの、明晰さをうかがえる表情であった。「わりときわどい質問があるから、私もきわどい答えをしますよ。」これが彼の開口一番の言葉だった。


インタビューが始まってから10分もしないうちに、彼はネクタイをとって右側の机に置いた。「私はネクタイが嫌いでね!」。30分ほどたつと、今度はスーツの上着を脱いで、足を組みはじめた。彼が話した内容は釣魚島(訳注:尖閣諸島)問題、チベット問題、アメリカ批判、中国批判などで、まったく情け容赦ないものだった。しかしながら、日本に対するもの言いが最も無慈悲で、もしも彼の言葉を単純にとらえるならば、彼は「反中」「反米」であり、かつ「反日」であると思う人もいておかしくはないだろう。


彼はまた中国文化を好きだとも語った。インタビューの途中で自ら席を立って、部屋から本を持ってきて、記者に贈呈してくれた。この本は台湾で出版された『私は結婚しない』の中国語版―これは彼が70歳のときに書いた小説で、主人公は24歳の青年である。彼は記者の名刺を受取ってからしばし眺めて、通訳者に繁体字を書かせた。それから快くサインをしてくれたが、「漢字はこわしちゃだめだよ!」と言った。


彼はまたしばしば私たちが持ってきた雑誌を手にとったが、その表紙が「山西王閻錫山」だったので、彼は笑いながらそれを見て、標準的な中国語の発音とはいえないものの、「東京王石原慎太郎」と話した。


インタビューの終了時には、彼は私に「警告」をしてくれた。もし君が私のことを悪く書いたら、爆弾をなげつけるぞ!という警告だ。記者はさらに『中国可以説不』および『中国還是説不』の中で、知事を批判しているが、これについてどう思うか、と聞いたら、彼は腕を一回振り回して「君、必ず彼らを連れてきなさい!」と言った。


人物週刊:あなたは多くの人に反中主義者と思われてきています。甚だしくは中国のメディアで「反中主義者の筆頭」とさえいわれています。はたしてこの通りなのでしょうか?


石原慎太郎:私は当然共産主義者と対極の立場に立っていますからね。断っておきますけれども、私はね、中国文化は好きです。中国の共産主義は嫌いなんです。中国が経済成長してね、社会が成熟してきたらね、たぶん中国でもより多くの人が共産主義に対して違う見方をするようになってくると思うね。


人物週刊:つまり反共ではあっても反中ではないというのですね。


石原慎太郎:そうですね。私は国に対して反対しているわけじゃない。共産主義が支配している限り中国は日本にとって危険だし、中国の人々にとっても好ましいとは思わないね。


人物週刊:知事はすくなくとも1995年と2002年の2回、中国は崩壊すると予言していましたが、それは現在から見て、中国の問題をやや単純化していませんでしたか?


石原慎太郎:やっぱり予言ははずれました。予測ではないかな。私は当時経済上の予測は、私とイギリスのエコノミストとずいぶん議論しましたが、なぜ中国経済が崩壊すると予測したのかというと、中国の金融市場というのは非常に不安定でね、貸出先はほとんどが国有企業で、楽観視できない、そのお金がうまく還流しないだろうと。でもあとから思えば多くの政府官僚が国有企業の経営者になって、非常に速く民営化も進めてね、結果からみると私たちの予測は外れましたね。


人物週刊:こうした予測の失敗と中国に対する偏見は関係がありますか?


石原慎太郎:そんなことはないですよ。経済学の常識を踏まえて私たちは中国を予測しましたけどね、中国は資本主義ではなくて一党独裁の国家だから、その政策はわれわれの想像を超えるものでしたね。そういう意味では、中国の成功にはびっくりもしていますが、警戒もしていますね。


人物週刊:現在、中国はすでにアメリカを超えて日本の最大の貿易上のパートナーになっていますが、これは日本にとってどういう意味をもつでしょうか。


石原慎太郎:中国は確かに非常に速い経済発展をしていますね。それに中国は非常に人口の多い大国で、一定程度の数を超えると人口というのは力ですね。人口の多さというのは、場合によってはハンディキャップになりますが、ある一定の水準を超えると巨大な推進力になると思います。経済の進歩は新しい技術によってもたらされますが、中国にはこの技術の評価に問題がありますね。たとえば版権の問題をとっても海賊版が非常に多い。これは一種の価値観の問題で、これらの行為によって技術を盗まれた国の側はとても危険だと思っていますよ。


人物週刊:2008年に北京オリンピックの開会式に参加されましたが、その時の印象はどうだったでしょうか。またその前に中国に行ったことはありますか?そのときと北京を見て、どういった印象をお持ちになりましたか。


石原慎太郎:大体15年くらい前に上海に行きましたね。その時の印象は人がものすごく多くてね。当時の上海は非常に混雑していて、道も狭いし、ゴミが多かったね。日本人は家の前はきれいにするけど、そうじゃないんだね。それに行列しなかったね。でもこういう人たちが日本に来るとね、行列しているんですよ。やっぱり社会が成熟して豊かになってくるとね、人の教養も向上してくるんだね。これは2008年の北京の経験だけどね、中国はこうした面ではずいぶん向上してきたね。何日か前、日本のテレビで見たんだけども、北京798の若い芸術家たちをとりあげていました。私が共感したのはね、彼らは共産党統治について自分なりの考え方をもっていたことです。自分が若いころのことを思い出させましたよ。私の若い時も伝統的な道徳とかに反発心をもっていて、社会についても批判的な態度だったんだ。若い人たちは進歩的な力を持っていて、社会と文化を変えていけるんだ、私はとても興味をもちましたね。


人物週刊:中国も多元化した社会になりつつあると知事もご覧になっていますが、それでは日本の一部右寄りな人たちがもつステレオタイプな中国社会への見方も変えるべきだとお思いですか?


石原慎太郎:全くそう思いますね。人間の自由というのは最も大事なものでね、人の自由を尊重する、人の個性を尊重するということはもっとも大事なことですよ。だからわたしは共産党の独裁がいやだし、戦争の時の日本も嫌いでしたね。


人物週刊:知事が20年前に書かれた『NOと言える日本』を読みましたが、アメリカに対しての批判が非常に厳しいですね、人は知事のことを反米や反中といいますが、この二つの区別はどうおもいますか。民族主義は国内の矛盾を転嫁する有効な手段なのでしょうか?


石原慎太郎:反米じゃないです、嫌米、反中でもなく、嫌中。アメリカと中国の同じところは自分の力で相手に言うことを聞かせるやり方で、つまり強権が私は嫌いなんです。日本は現在でもアメリカの統治下にあって、アメリカは日本を核の傘で保護していると言います。でも日本からすれば、中国、北朝鮮、ロシアの3つの国が核兵器を持っていて、日本だけがもっていない、アメリカはどうやって日本を守ると言うの?日本は最終的にアメリカの保護がなければ、世界で発言権もない、私が言うことは過激かもしれないけども、日本は自分で核の抑止力をもたないと世界で発言権がもてませんよ。


尖閣諸島の問題は、おそらく中米日の三か国にとって敏感な問題で、中国は5回に渡って日本の大使を呼びましたが、これは日本にとって一種の侮辱ですよ。日本でナショナリズムが非常に高まったとき、明治維新の後のことですが、日露戦争に勝利したあと、結果としては一歩一歩戦争に向かっていきました。当然中国と当時の日本の状況は同じではないけれども、中国の経済発展が非常に速い中で、若い人たちのナショナリズムが次第に高まってきていて、中国政府にとっても非常に難しい問題だね。でもナショナリズムをコントロールするために危険を避けようとしている、私はこの問題については比較的冷静に見ていて、中国政府は今、たぶん困っているんじゃないかな。


人物週刊:中国は1990年代の中期に『NOと言える中国』という本が出版されました。その中で作者は日本に来てあなたとお話ししたとか?


石原慎太郎:そうだったかもしれません。


人物週刊:知事は自らを実存主義者と称されていて、個人を抑圧する共産主義に反対していますが、ご自身が作られた映画の脚本の中で、国のために犠牲となる「神風精神」を讃えています。これは矛盾ではないですか?


石原慎太郎:私は一人の実存主義者であるとともに、愛国主義者でもあります。私と同年齢で国を思って命がけで戦った若者たちに私は敬意を払っています。私は彼らを支持していますし、私の中に国家があり、国家の中に私がある、これはなんら矛盾しません。


人物週刊:『国家なる幻影』という自伝の中で、「愛国と憂国といった自己犠牲は滑稽なもので排斥されてしかるべきだ」と書かれているそうですが、知事は現在の日本の社会はこうした段階から進歩されているんでしょうか。


石原慎太郎:自己犠牲は男にとって最高の美徳だと思いますよ。もし自己犠牲の精神をもってなかったら、男としての魅力はないと思うね。実存主義は個人主義ではないですよ。ヘーゲルたちの主張する実存主義などの理念と哲学は私も勉強しました。成熟した文明社会で、こうした主張をする人たちが出てくるんじゃないかな。さっき言った中国の芸術家たちとか、彼らはこういった人物たちだと思うよ。


人物週刊:知事は作家出身で、1966年に読売新聞の招待で戦争中の南ベトナムを訪問しましたが、この時が政治家になる転換点だったそうですね。現在、振り返ってみてこうした選択は正しかったとお思いですか。


石原慎太郎:間違っていたら生きてきた価値がないじゃない(笑)。自民党のときには大したことはできなかったけども、東京都にきてからはずいぶん色々できたと思いますよ。東京都の職員は非常に優秀でね、私は東京都知事は日本の首相よりもパワフルだと思いますよ。首相は一年たたずに辞めちゃうからね。東京都の予算はカナダと同じくらいですよ。政府がやることは遅いからね、中小企業振興を東京都と中国で交流するプロジェクトとしてやりたいと思っていますよ。


人物週刊:かつて東京都から日本を改革するとおっしゃっていますね。


石原慎太郎:まさに改革中です。最初は東京都と周りの三県、埼玉県(日本の県は中国でいう省にあたる)、千葉県、神奈川県、彼らは東京都と一緒に大きな改革をやっています。国の役人はいばっているから、東京都の成功の経験を真似たりしないでしょうけどね。


人物週刊:多くの中国人は、知事が東京都で非常に人気があると思っていますが、その理由として中国に強硬だということがありますが、それは誤解でしょうか?


石原慎太郎:その通りだと思いますよ。私は中国の共産主義は嫌いですが、中国文化は好きです。一番好きな中国人は鄧小平と金瓶梅の主人公の西門慶ですよ(笑)


人物週刊:日本は「失われた20年」という言い方もされています。もし日本の首相でしたら、例えば三つほどどんな手を打つでしょうか?


石原慎太郎:たぶん中国政府を真似します。まず議会を三年間停止、軍隊式の経済改革の実施。最も重要なのは税制で、消費税はやらないといけませんね。富裕層に対してたくさん消費税をかければいいじゃないですか。しかし基本的な生活必需品には課税しない。たとえばお米には課税しない。でもコンビニエンスストアのおにぎりには課税する。最近の日本人の金銭欲はすごく強くなっちゃったから、税金を納めることにとても抵抗感を持っている。でも消費税の問題は解決しないといけない。そうでないと日本の経済はダメになる。


人物週刊:知事は日本で一貫して改革者としてのイメージを持たれています。しかし学術上の分析では改革者は、非常に強力な指導力をもち、時にはファシズム的な色を帯びるとも言われます。


石原慎太郎:学術上のものはたくさんの間違いがあります。改革と政治にはパワーがいるけれども、限界というものを考えながらやることが合理主義につながります。でも鄧小平のように、共産主義者だけれども、中国で初めて効率を追求したことはすごいことだと思います。鄧小平を尊敬していますよ。例えば彼が天安門事件で重要な時期の決断をしたときなどもね。


人物週刊:中国では知事が日本民族優秀論を主張されているという報道がされていますが、具体的に日本民族のどこが優秀なのか教えて頂けますか。


石原慎太郎:それは誰と比べて優秀だということなのか?


人物週刊:これも私が知事に聞きたかったことです。


石原慎太郎:日本人は非常に優れているところもあります。また劣っているところもあります。例えばね、日本に限らず、中国と韓国も含めて、漢字を使う国は、文化も発達していました。日本は中国から輸入した漢字から短い和歌をつくりだし、世界でもっとも古い長編小説である源氏物語も書きました。中国には五言絶句と七言絶句がありますけどね、この頃の中国人はこういうのをつくれる人は少ないんじゃないかな。私は自分で詩をつくりますよ。日本のもう一つの優秀な所は繊細なところですね。ですから日本の電子技術も発達しています。


私は海洋にとても関心がありましてね、日本帆船協会の会長でよく海にも出ますが、日本は本当に島国で、昔から外国の文化を大量に吸収してきました。例えば中国には遣唐使を派遣しましたが、中日両国の交流は本当に犠牲者も多くてね、鑑真和尚は6回目で日本に渡って、奈良に唐招提寺をつくりましたし、日本から留学した阿倍仲麻呂は李白や杜甫と深い友情を築きましたが、最後に彼が越南で死んだとき、杜甫は彼を追悼する詩をつくっていますよ。日本は外国の進んだ文化を吸収してきたけれども、日本の欠点は外圧に弱いということで、自分の主張がない、自分の声を出さないことですよ。


人物週刊:アジアの国家、日本を含めてですが、中国の台頭について警戒感をもっています。逆にアジアの国、中国も含めてですが、日本に対して心配もあります。軍国主義の復活です。現在の日本で、全国民が動員されて何かするといったような、例えば第二次世界大戦の時のようなことがまた起こると思いますか?


石原慎太郎:多分ないね、日本はすでに堕落した個人主義の国になってしまった。(国家と個人の間に)連帯感がなくなってしまった。アメリカの統治と奴隷化によるものだけど、西側の先進国の中でこんな国は日本だけでしょう。


人物週刊:知事は『太陽の季節』で、男の気概を表現されていました。日本の戦後はアメリカに追随して女性のようになってきたと。しかし中国からみると平和的で、礼儀正しく、人に迷惑をかけないような日本を好きな人もいると思いますが、どうでしょうか?


石原慎太郎:現在の日本は去勢された犬のようなものだから、誰にも危害を加えないよ。


人物週刊:中国では日本がだんだんと右傾化して男性化してきたという判断もありますが。


石原慎太郎:オリンピックの結果を見なさい。こんな国から優秀な選手は出ませんよ。国家というものを背負わないと選手は速く走れないのですよ。


人物週刊:知事に対しては率直にものをいうというイメージを持っています。これは文人が感性的で、理性にやや欠けるからだという人がいます。こうした誤解についてどう思われますか。


石原慎太郎:私が言うことは私の本心ですから、誤解しようが全く私は構わない。ですから私は実存主義者なんです。


人物週刊:偉大な政治家と政客の違いはなんでしょうか?


石原慎太郎:(政治家と政客について中国語の意味での解説をしたあと)日本には政客しかいないね。


人物週刊:あなたも含んでますか?


石原慎太郎:私は自分の主張と理念をもっています。だから自民党をやめたんです。もし私のような政治家がいれば今の中国では粛清されますよ。(笑)


人物週刊:私の感覚ですが、中日両国のナショナリズムは発育不良のような印象です。中国の愛国主義は時に偏見に陥り、日本の愛国主義は戦後体制の下で抑圧されて変形してきたように思います。


石原慎太郎:日本にはもう愛国主義もナショナリズムもないよ。第二次世界大戦の前に天皇と軍閥によって鼓舞されていただけでね、戦争の後にはもうそれでなくなりました。現在の日本にはナショナリズムも愛国主義もないですよ。


人物週刊:日本では右翼はいないのですか?


石原慎太郎:右翼なんてどこにもいないよ。


人物週刊:あなたは右翼ではないのですか?


石原慎太郎:街中で車を乗り回しているのは大方暴力団ですよ。第二次世界大戦前にはもちろん右翼はいました。私の好きな三島由紀夫の言葉に「健全なテロリズムがない国には健全なナショナリズムはない」というのがあります。


人物週刊:日本は今の国際社会の中でどのような役割を果たすべきだとお思いでしょうか。


石原慎太郎:例えば、日本はまず国際社会に対して核兵器をもつという宣言をすべきでした。もし日本がその気になったら三年でつくれますよ。宇宙船もね、日本には技術はあるんです。現在、日本は国際社会で何も発言権がなくて、何も言わない、もしそうしたことをしなかったら、歴史の中に飲み込まれてしまう。現在の世界の歴史は一種の報復を受けている。白人たちが収奪してきたイスラム世界を怒らせている。これに新しい混乱が続くでしょう。中国が台頭するにつれて、中国とアメリカの摩擦も増加していくでしょう、そうしたなかで日本はどういった役割を担えるか、日本の政治家にそういったことを考えているのはいないね。もちろん私は考えているけど、もう年をとったからね。


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