私は漫画大好き人間だが、漫画を読んで頭が良くなったとは思えない。ただ、思考の柔軟性はつくし、知識の幅が広がるだろう。その逆に、質の悪い漫画しか読まないと、当然馬鹿になる。
昔の漫画は「子供相手」という意識が漫画家にあったから、品よく、啓蒙的だった。(前にも書いたが、小学生の私が「劣等感」という言葉を初めて知ったのは、子供向け学習雑誌に載っていた馬場のぼるの漫画からだった。「語彙が増える」というのは思考の幅が広がることになる。同様に手塚治虫の子供向け漫画では「1次元2次元3次元」の意味を知った。)今の漫画は大人まで読むので、売れるために最初からB層狙いが大半で、刺激優先で、表現が誇張的で、しかもそれを子供が読むことになる。
下のランクは「あらかじめ与えられた候補」から選んでいるのでインチキランクだが、その中で一時期やたらとテレビで持ち上げられていた「ワンピース」が最下位というのが面白い。さすがに東大生の矜持ではある。もっとも、上位陣の作品にしても「実は読んだことがなく、名前しか知らない」というのも多いのではないか。
(以下引用)
昔の漫画は「子供相手」という意識が漫画家にあったから、品よく、啓蒙的だった。(前にも書いたが、小学生の私が「劣等感」という言葉を初めて知ったのは、子供向け学習雑誌に載っていた馬場のぼるの漫画からだった。「語彙が増える」というのは思考の幅が広がることになる。同様に手塚治虫の子供向け漫画では「1次元2次元3次元」の意味を知った。)今の漫画は大人まで読むので、売れるために最初からB層狙いが大半で、刺激優先で、表現が誇張的で、しかもそれを子供が読むことになる。
下のランクは「あらかじめ与えられた候補」から選んでいるのでインチキランクだが、その中で一時期やたらとテレビで持ち上げられていた「ワンピース」が最下位というのが面白い。さすがに東大生の矜持ではある。もっとも、上位陣の作品にしても「実は読んだことがなく、名前しか知らない」というのも多いのではないか。
(以下引用)
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