この「牛丼無料」と、一番下に書いてある「現代資本主義の状況」とを重ね合わせると興味深い。
この「牛丼乞食」は、本当に牛丼が食いたかったというより、タダだから集まってきたのだろう。だから「乞食」と言われているのだ。
つまり、需要の無いところに無理に需要を作り出した結果だ。
で、問題は、なぜ吉野家がソフトバンクにこんな無茶な協力をしたのか、である。それだけ両者とも「通常の商売」で行き詰っているのではないか。(あるいは吉野家はソフトバンクに頭が上がらない何かの事情でもあったのだろう。)そして、企業の「改善策」は常に一番弱い人間に無理を押し付けることになる。
ソフトバンクはユネスコ詐欺(寄付を承知したつもりもないのに、アイフォン経由でなぜかユネスコに寄付させられている。)の媒介をしたのが少し前に話題となったが、一部では企業業績がかなり悪化していると言われている。まあ、もともとユダ金が背後にいる企業だと私は思っているから、むしろざまあみろという気分である。
なお、ソフトバンクの詐欺の相棒が「ユネスコ」だったかどうかは忘れた。その種の「人道的組織」だったのだけ覚えている。人権商売組織ww 気になった時に記事を書いておかないからこうなる。
(以下「孔徳秋水ツィッター」から転載)
[10/12 17:00] >「俺は孫正義を許さない 金曜に一日店長でもやってもらわない限りは絶対に許さない。「想像以上にキツくてこれがあと3回もあるのかと思うと無断欠勤したくなる」「21時代で牛肉完売。もうアホかと。この会社はすき家みたいな反乱をまた起こしてほしいのか?鍋も可能とかすき家よりもひどい」
[10/12 16:58] >ソフトバンクユーザーは10月の金曜日に牛丼が無料 ネット上に吉野家アルバイトの怨嗟の声!?ガジェット通信 http://news.infoseek.co.jp/article/gadget_1536153/ 日本人魂健在。
[10/12 16:55] ソフトバンク・クーポンで>「こんなに並ぶものなのか・・・・何考えてるんだこの乞食ども・・・。」 「ほんと、びっくり。俺は14時上がりだったんだけど本当に朝からひっきりなしにタダ飯乞食が・・・。」 「従業員への負担考えてないでしょこの会社」 「吉野家終了だ! 辞めてしまえ!」
[10/12 10:47] 需要が減っているのに供給を減らせない…だから、過剰宣伝、過剰な市場開拓、過剰な技術開発を「成長真理教」を信心して継続していく。デフレもまた継続する。しかし、デフレは悪いことではない。インフレになって喜ぶのは特権階級の投資家たちだけだ。
- [10/12 10:45] 自然な経済サイクルでは、供給が過剰になって需要が減れば、そこで供給も減る。その供給を減らさずにもっと消費させようとするから今日の事態を招いている。動かし続け、作り続けないと破滅してしまうという現代資本主義の硬直した生産システムこそが問題の根源だ。