「混沌堂主人雑記」から一部転載。
引用された大愚氏の考えにほぼ同感。私はよく、オスカー・ワイルドの「美貌は、君、災いだよ」という逆説を引用するのだが、美貌を持って生まれた人には邪悪な人間が近づきやすいわけである。これは、金持ちとして生まれたり、何かの才能を持って生まれるのも同じだろう。才能のある人間には、その才能を利用しようとする人間が集まるわけだ。金持ちも同様。心から信じられる人間など周囲にはいないだろう。(相手の弱味を握っているから安心だ、という「条件付き信頼」は可能だろうがwww)
一世を風靡した歌手や俳優で、巨財を成した人間はほとんどいない。すべてプロダクションなど周囲の人間にむしり取られている。当人は貧窮化し、老衰して孤独死したりするのである。特に芸能人などは、全盛時に贅沢が身に沁み込んでいるので、収入に応じた生活ができない。少し前に書いた「貧乏舌の幸福」が無理になるのである。
(以下引用)
産めよ増やせよ大和なでしこ より上記文抜粋・・・・・・・・・金持ちや芸能人、エリートの子供が変になりやすい理由について 、、、極度の貧乏人の子供も歪みやすいが、金持ちも歪みやすい。その率はほぼ同じ。愛情ではなく他のもので育てるからです。家庭の基調が愛情ではなく別のものに入れ替わっているからでないかエリートの心は多くの場合歪んでいる。受験の勝者だから、能力のたりない子供を蔑視しているのです。金持ちもそう。3代目以降なら創業者の苦労を見ていないので蔑視から人生が始まる。他人を蔑視する視線が、子供に憑依すると変になる。芸能人の場合は忙しくてカネで済ましているのだろうカネを持っているとわかるとカネ目当ての人間が寄ってくるので子供の友達がそのような人間の集団になりやすい。大愚はこれも生態系の生理現象=循環作用でないかと思っている。これがあるからこそ、有能な貧乏人にチャンスが巡るわけだ。人間が分極化することを防いでいるのでなかろうか。我々の生存のキーパーツが精神=他人との関係性なんでこれが歪むと子供はまともに育たない。考えてみれば当たり前だ。中流を分厚くすると社会は落ち着き分極すると不安定になるこの辺りにも理由があるのだろう。つまり、貧乏人も金持ちも両方変になるから、さらに変になってしまった金持ちの子孫が権力を握ると変なことをするし、貧乏人が権力を握るとなんとか革命のように殺しあいの泥沼になる社会がささくれだって挙げ句の果てにぶっ壊れるアメリカは前からそうだhし、今、日本はそうなりつつあるなんだ、世界歴史そのまんまジャンとなってチン!・・・・・・・・・・・・・・・・・・抜粋おわり
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