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紋切型のヘイト言説に慣れすぎる危険性

こういう指摘は、言われてみると、なるほど、そうだな、と思うが、言われるまでは案外気づかないものだ。ネトウヨなどがまき散らすヘイト言説の多くはこれに類しているような気がする。つまり、論理ではなく、ある種の感情にコネクトしているから、一部の人々には無批判に受け入れられ、水面下で支持を得やすい。たとえば、沖縄が中央政府の意思に逆らう政治姿勢を採ることが多いため、ネトウヨは沖縄や沖縄出身の人間を貶める言説をネットで流すことが多い。人間は基本的に「自分やその属する集団」以外の人や集団の悪口を好むものだから、そういう言説が批判されないまま流布することになり、やがて一般国民の大きな心理的潮流になる、ということもあるわけだ。
まあ、ヘイト言説にはご注意。とにかく、個人はともかく、ある集団や国民や民族全体を丸のままヘイトする言説は、そもそも無理な話である。全員がすべて同じという人間集団など存在するはずはない。ただし、その集団の思考形態が同一ということはあるし、その思考形態を批判するのは、あっていい、どころか、おおいにあるべきだ。たとえば日本会議などがそれである。私自身、ユダ金とか何とか言うことが多いのだが、それがユダヤ民族そのものでないことは何度も言っている。


(以下引用)赤字部分は夢人による強調。


            さんがリツイート
10月30日

よく性被害にあった人に対して「隙があったんじゃないの」って責める人いるけどさ。いや、正直言って、隙なんてあって当たり前だろ。こっちは日常生活送ってるんだよ。常に警戒して一瞬たりとも隙を見せるなって、レスリングや柔道の試合してるんじゃないんだから無理に決まってんだろ


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酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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