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気の赴くままにつれづれと。
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ええ私、熱烈な野党支持者ではあるけれど、石破茂さんのことが好きなんです。 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361427
2024/10/04 日刊ゲンダイ
石破茂・自民党新総裁(C)JMPA
『ルールを守る政党でなければならない。守っているかどうか検証されるような仕組みを作っていかねばならない』(石破茂・衆議院議員・自民党新総裁)
これは9月27日の自民党総裁選で、総裁に選ばれ、会見したときの石破さんの言葉だ。
なにについて語っているかというと、『裏金問題』について。そのあと、こうつづけたけれど。
「(処分された議員の)公認については党選対本部で議論して判断する」
人間関係の軋轢や党の運営などを考えると、冒頭の発言のように綺麗に解決とはいかないのかもしれない。けど、あたしは石破さん自身は、冒頭の発言のような党にしたいと心から思っているんじゃないかと信じたい。
ええ私、熱烈な野党支持者ではあるけれど、彼のことが好きなんです。
私がテレビでコメンテーターをしていた頃、石破さんとは何度かご一緒することがあった。
私が出ている番組は政治について取り扱うが、報道番組ではなく情報バラエティー。小池百合子都知事が元自民党であったことも知らない若い兄さんが、番組を作っていたりする。もちろんそういう緩い番組だったから専門家でもないあたしも出ていたのであるが、そういうところに呼ばれて出てくる政治家も、実務能力よりタレント要素の強い政治家ばかり。そして、番組全体として、与党でないという理由から、野党政治家をナメ腐っているのであった。
石破さんは自民党であっても、ナメられていた。党から冷遇されていたからだろう。いじめっ子体質のテレビマンは、政治に疎くても、そういう空気には敏感だ。共同控え室の端っこの席、コンビニ弁当のカレーを用意され、
「これ食べさせとけば、石破さんは機嫌いいから」
とかいわれていた。実際、石破さんはニコニコし「ありがとう」といって弁当を食べていた。
番組中、石破さんは真剣だった。私の拙い質問にも、CM中も説明をつづけた。番組終わりの廊下でも。仕事終わったのにバカみたいって目でみんながあたしたちを見てたけど。あたしはとても嬉しかった。
石破さん、おめでとう。総裁選、あたしも貰い泣きしちゃった。この国を良い方向に導いてください。
室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。
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