私は、言葉の間違いは気になるタイプだが、言葉を論理で考えるという習慣は、実はあまり無い。もともと、言葉の論理というもの自体をあまり重視していないのかもしれない。言葉など、現実世界や思考内容を粗雑に切り取って示すだけのものだし、そこに厳密性を求めることなど最初から不可能だ、と思っているわけだ。
だから、「権利は義務とワンセットです」と言われると、無批判に、「ああ、そうですか」と受け入れてしまうわけだが、立ち止まって考えると、確かにおかしいwww
この道徳本の作成者や作成指示者たちが言いたいのは、「権利権利とうるさく言うんじゃねえ。お前ら下級国民は納税とか納税とか納税とかの義務を果たせばいいんだよ」ということなのだろうが、権利はべつに義務とワンセットというわけではない。権利というものも義務というものもある、というだけで、別にそれは一体化してはいないのだ。
下のツィートにあるように「貸したカネを返してもらう権利は、どういう義務とワンセットなのか」と問い返されたら一言も言えないだろう。これが、言葉をきちんと論理で捉えるということで、一般大衆にはそんな習慣は無いから、こういう権力の「言葉のマジック」に簡単に騙されるのだろう。
(以下引用)
ゆうき まさみ認証済みアカウント @masyuuki 18時間前
- 「金を貸す義務」かもしれない(^_^;)>RT
- 3件の返信 15件のリツイート 17 いいね
- ゆうき まさみさんがリツイート
- 「貸した金を返してもらう権利」は、どう言う「義務」とワンセットなのだろうか??https://twitter.com/noiehoie/status/855347033124749312 …
- 4件の返信 125件のリツイート 68 いいね