「混沌堂主人雑記(旧題)」から転載。
藤原肇という名前は知っていたし、ネットでもたまに聞くが、どういう人物でどういう主張をしているかはあまり知らなかった。まあ、ネット言論人は腐るほどいるし、そのほとんどは売名目的だから、さほど興味が無かったわけだ。
しかし、この引用文に書かれた内容を見ると、かなりまともな言論人であるようだ。安倍晋三の危険さをかなり初期から把握していたのは凄い。それも政治家や上級国民の子弟がアメリカに「遊学」(この場合は文字通り、「遊びを学びに行く」わけだがwww)していた、その実態を自分の目で目撃したからだろう。今で言えば、河野太郎の学歴なども怪しい匂いがあるようだ。
(以下引用)
2022 - 08/20 [Sat] - 21:32
藤原肇という名前は知っていたし、ネットでもたまに聞くが、どういう人物でどういう主張をしているかはあまり知らなかった。まあ、ネット言論人は腐るほどいるし、そのほとんどは売名目的だから、さほど興味が無かったわけだ。
しかし、この引用文に書かれた内容を見ると、かなりまともな言論人であるようだ。安倍晋三の危険さをかなり初期から把握していたのは凄い。それも政治家や上級国民の子弟がアメリカに「遊学」(この場合は文字通り、「遊びを学びに行く」わけだがwww)していた、その実態を自分の目で目撃したからだろう。今で言えば、河野太郎の学歴なども怪しい匂いがあるようだ。
(以下引用)
2022 - 08/20 [Sat] - 21:32
国賊を国葬にした国 の説明文
上記文抜粋
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日本を食い荒らした国賊の安倍が、銃殺された背景には、多くの謎が潜んでいるのに、その解明は遅々として、一向に進まないのは、なに故なのだろうか。その謎について考察して、十数年前に予告したのが゜『さらば暴政』だったのに、国民の多くは見過ごし、悲惨な悲劇が十五年後に、現実のものになっている。
安倍の長期政権により、暴政が日本を支配して、戦前回帰路線が進み、社会はメタメタになったが、社会格差が拡大したので、相互信頼は崩壊するに至った。洗脳工作が着実に進み、自分の頭で考えなくなり、連帯意識が崩壊したし、隙を狙った驕慢な権力者は、したい放題の狼藉三昧で、日本は加速的に没落した。
悲劇に見舞われた国民は、想像力を喪失したので、将来を展望できなくなり、現実の把握も不可能だから、タイタニック号の乗客に似て、迫りくる破滅に無自覚だった。
耳ざわりの良い音色で、お花畑に似た寛ぎか、人為的な豊かさを湛え、その甘美なムードに陶酔して、昔の夢を追ったのが、日本列島の住民であり、「美しい国」の幻影に誑かされた。こんなゾンビ政治が、二十年以上も続き、清和会支配が終わった時には、かつて18%あったのに、GDPは世界の7%に激減し、世界の四流国に落ちぶれて、日本の亡国が確定した。
政治がカルト化して、与党も野党も同じで、国会議員はカルトに、ものの見事に汚染されたし、地方の首長や議員も、資金提供や選挙協力を受け、一様にカルトに蝕まれている。カルトの主人公は、誰であるかの疑問に、『さらば暴政』の中において、「靖国カルト」の名前が、頻繁に登場しており、その実態が何かに関し、自ら考える設定がしてある。
「靖国カルト」の正体が、一体何であるかに関し、それを理解するのに、簡単に答えを教わろうとせず、その前に本書の全文を読み、最後に【2022年版のための補説】を読んで、成程と納得して欲しい。それも、俗説や先入観を捨て、自分の頭で思考し、自分の手で仮説を作り、答えを見つけるという、伝統的な学問の手順に従い、問題の核心に迫る、謎解きの王道に従うのだ。
日本への加害者の安倍が、白昼の広場で銃殺され、地獄に落ちたとはいえ、犯罪は隠蔽され追及されず、岸田内閣は国葬にすることで、安倍を現人神に祭り上げ、新しい英雄に仕立てようとする。密室でのクーデタに続き、清和会が政権奪取し、世界のネオコンに呼応する形で、ゾンビ政治が支配して、狼藉の限りを尽くしたが、ここに秘密の一端が見え隠れする。
ネオコン役を演じた安倍が、竹中と組み売国役を果たし、嘘と隠蔽工作を使いまくり、社会をメタメタに溶融させた、日本の靖国カルトは、国際レベルでネオコンに変態する。そして、世界の闇勢力と結び、ネオナチ化を果たして、世界制覇を目論むと共に、その手段に戦争を使い、覇権の確立を狙うが、その現象論に「ウクライナ戦争」がある。
安倍が射殺されたのは、2022年7月8日であり、現時点での殺人動機に、統一教会が取り沙汰され、その親衛隊的存在である、勝共連合(IFVOC)の役割が、極めて重要だと考えられる。だが、日本のメディアでは、霊感商法や合同結婚式で、悪名高い統一教会より、その替え玉の「世界平和統一家庭連合」に、関心を集中させていることで、問題が矮小化されている。
歴史的に考察すれば、韓国に創成の地を持つ、統一教会という組織は、国際的な視野で構想された、精神革命組織であり、「太平天国」を手本にした、メシア復活のカルト運動である。
それに対し勝共連合は、渋谷の南平台の岸家に、誕生の本拠を構えて、岸信介と笹川良一という、右翼思想の持主により、設立された行動部隊で、根底には反共思想を持っている。また、北朝鮮出身の文鮮明は、覇権思想の持ち主で、KCIAの支援を受けて、世界進出をする拠点に、米国の力を活用して、ワシントンとロスを、活動の拠点に選んでいた。
詳細は他の拙著に譲るが、安倍晋三は67歳で死に、学生時代の海外生活は、ロスでの語学研修であり、その頃から対象として、私は安倍の行動に関し、取材をする因縁があった。ベストセラーだったが、カルトを扱ったので、弾圧で焚書されてしまった、『小泉純一郎と日本の病理』に、ロス時代の安倍晋三と、統一教会を次のように描いた。
「・・・安倍晋三が遊学していた、1970年代末のカリフォルニアは、一言でいえば浪人や出稼ぎ人で賑わう、戦前の満州のようだった。日本からの流れ者が、腐るほど集まっていて、安倍のような遊学生や、放浪青年も数多くいた。つまり、この時期から経済大国になった、ジャパンマネーが、米国に大量に流れ込み、それとともに、あらゆる日本人が流入した。・・・だから、そんな環境の中で、ロスの金持ちの子弟が行く、南カリフォルニア大学に、安倍晋三が登録して、日本の有力政治家である、岸信介の身内だと知れば、コリアゲートで知られた、朴東宣のほかにも、いろんな人間が近づくことは、想像するのに難しくない。
もちろんこうした中に、統一教会(UWC)関係者も多く、活発な布教活動だけでなく、ビジネスも行つていた。鮮魚の取り扱いは統一教会が握り、すし屋の仕入れはそこを通じてだし、ロスやNYの生鮮食料を支配して、財政的には非常に強力であったし、KCIAとの結びつきを韓国人から、何度も私は聞いている。
彼らの狙いは将来の布石として、有力者の若い子弟を集め、反共の闘士に育てることであり、その組織力の強靭さに、目を見張つたほどだ。・・・」
この安倍晋三が帰国し、安倍晋太郎の秘書になり、外相のカバン持ちから、国会議員になった話は、本書や『ゾンビ政体解体新書』を始め、『日本を食い荒らした疫病神の正体』に、じっくり書き込んである。日本に氾濫している、外国の新聞記事を集めた、二次情報の記事に較べ、土地勘を持つ私の本は、一次情報が多く説明を省くため、大衆には読み難く、新聞記者や政治家が、秘かに読む程度である。
私は22世紀の読者に、歴史の証言を残し、彼らが解説を試みて、歴史書を書くのを期待するから、ゲシュタルトのレベルで、記述することにしている。その意味においては、ジグゾウパズルを組み立て、全体像を描くために、【2022年版・「序文」や「補説」】と、拙著のクラスターを使い、謎解きを楽しんで欲しい。
安倍晋太郎が外相になり、若手の研究者に向け、外務省が出す資金に、「安倍奨学金」と名付けた。この頃の米国の若手は、この奨学金を貰って、日本での研究をして帰国し、大学でジャパノロジストとして、四世代と五世代になり、、『理は利よりも強し』の第五章に、そのことが書いてある。
ある若手の述懐だが、「われわれは日本学者だが、アベスカラーと呼ばれ、ムーニーの仲間に見られて、実に肩身が狭いから、不愉快で仕方がない」と嘆き、中国の専門家に転じてしまった。だから、1990年代になると、まともなジャパノロジストは、論壇から姿を消してしまい、代わりジャパンハンドが、ネオコンとして現れ、松下政経塾系議員や、日本会議の仲間に属す、靖国カルトと結託したのだ。
これを見て分かるが、自民党が統一教会に、浸食されていることは、この段階で知られていたのに、日本人はそれに気づかず、カルトに取り込まれた、安倍晋太郎を外相にした。また、安倍晋三が殺されたお陰で、統一教会が注目され、その悪辣な野望が露見して、自民党が如何に狂い、餓鬼道の巣窟になり、腐った姿が露呈したのである。
父親は中曽根裁断によって、外相になって終わり、税金で安倍奨学金をばら撒き、ムーニーの手先と疑われ、米国の若手の学者が、委縮する原因を作った。そして、息子の安倍晋三は、Moonieの信者に殺され、日本がカルト国家に、変質した事実を明示し、ネオナチ化した日本が、危険な存在であると、全世界に教えたのである。
これが歴史の事実だが、思考力喪失の日本人は、洗脳されたままだし、遺影の前で追悼の花を捧げ、政府は大勲位を贈り、国賊に対し国葬をして、現人神を作ろうとした。この醜態は国辱的で、愚かさの極致だが、AJP・ティラーが言った、「ドイツ人は鉄の規律で、締め上げて発狂する」ように、カルト化した国家は、狂信に陶酔し狂うのである。本書はゾンビ政体を葬り、腐臭の漂う日本を浄め、大掃除をすることを目的として、ここに蘇ったのである。
現に、安倍政治のインチキを総括した本は、今の日本に存在しておらず、現象を表面的に捉えるだけで、構造分析には至らないから、次の時代に残す歴史の証言が、封印されている状態が続く。同時代の証言として、記録が残らないのは、歴史にとって致命的であり、大きな打撃を生むのは明白だが、こんな状態を放置するのは、犯罪行為に等しい。だから 誰かが責任を持って、この危機的状態を救う必要がある。
そこで誕生したのが本書で、タイムラグによる欠陥を補い、全体像を描く意図に基づき、幾つかの追加事項を付け加え、消えた鎖の輪を繋げたが、本書が目指す本来の目的は、シンクロニック(同時性)の証言だ。
十五年の歳月を経て、未だに臨場感を保ち、新鮮味を保持して、未来までを見通すところに、歴史書の価値があるし、それが予言書になる、必要条件になるのである。英国の碩学EH.カーは、「歴史とは何か」を問い、「現在と過去の対話」と答えたが、歴史の相似象を知れば、現在の行く手にある、未来が読めるのである。
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