トクヴィルの「アメリカの民主主義」を断続的に少しずつ読んでいるが、その中に、十九世紀初頭(南北戦争以前)のアメリカ南部の農場領主(白人の多くがそれ。)の精神がどのようにしてできるか、書かれている。
奴隷所有者の精神とは、まさに安倍や麻生の精神だろう。あの執念深さも、他人の反抗を許さない性格も、まさに米国南部貴族の精神の類縁だ。ただし、安倍や麻生には「ノブレスオブリッジ」が徹底的に欠けている。
(以下引用)赤字部分は夢人による強調。
「南部には奴隷を持っていないほどの貧乏家族はない。南部のアメリカ人は生まれたときから一種の家族的独裁の力を授けられている。彼が生活から受ける最初の気分は、彼が命令するために生まれてきたことを彼に知らせる。そして彼が最初に身に付ける習性は何の苦労もしないで支配するという習性である。それ故に南部のアメリカ人は教育によって、横柄で短気で怒りっぽく乱暴で強烈な野心を持ち、邪魔ものには我慢できない人間として、そして第一撃で勝利が得られなくても挫けない人間として、たくましくつくりだされる傾向がある。」
奴隷所有者の精神とは、まさに安倍や麻生の精神だろう。あの執念深さも、他人の反抗を許さない性格も、まさに米国南部貴族の精神の類縁だ。ただし、安倍や麻生には「ノブレスオブリッジ」が徹底的に欠けている。
(以下引用)赤字部分は夢人による強調。
「南部には奴隷を持っていないほどの貧乏家族はない。南部のアメリカ人は生まれたときから一種の家族的独裁の力を授けられている。彼が生活から受ける最初の気分は、彼が命令するために生まれてきたことを彼に知らせる。そして彼が最初に身に付ける習性は何の苦労もしないで支配するという習性である。それ故に南部のアメリカ人は教育によって、横柄で短気で怒りっぽく乱暴で強烈な野心を持ち、邪魔ものには我慢できない人間として、そして第一撃で勝利が得られなくても挫けない人間として、たくましくつくりだされる傾向がある。」
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