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夢の中の人生

夢は五臓の疲れと言うが、確かに夢から覚めると内臓が重くなった感じがある。熟睡した時には、夢の記憶など無いのがふつうだろう。

で、昨日見た夢だが、現実に「生活していない」私にとっての代償行為のような夢であった。現実生活ではとにかく他人との交渉がほとんど無いが、夢の中だと今は逆にひとりだけであることはほとんど無い。昔は、空を飛ぶ夢とかよく見たが、空を飛んでいれば、仲間などいるはずもなく、人がいても下界で何やらやっている、というだけの存在だった。
昨日の夢は、登場人物がとにかく多かったのだが、多いのには理由があって、それは、「昔同級生だった女性が結婚するので、結婚式と同窓会を兼ねて昔の同級生一同が集まる」という夢だったのである。夢の中での私や同級生一同の年齢は分からないが、40歳前後かと思う。
で、まあ、「どったんばったん大騒ぎ」をするわけだが、内容は大半忘れた。覚えているのは、なぜか室伏広治が出てきたことと、夢の中で飲んだオリオンビールがぬるかったことだけだ。もちろん、私と室伏広治は同級生でも何でもない。ただ、昨日見ていたネット記事に彼の写真があったので、夢に「特別出演」したのだろう。夢は昼間の現実の残滓という面があるが、何が夢に持ち込まれるのかは予想もできない。ただ、私は、「グイン・サーガ」実写版を室伏広治のグインでぜひ撮ってほしいと前々から考えているので、ある意味、彼には関心があったとも言える。なお、イシュトヴァーンは北村一輝、アルド・ナリスは木村拓哉という、「性格の悪そうな顔」の二人がいい。この3人を中心に据えれば、まず、あの原作のイメージは出せるかと思う。アムネリアだったか、作者に一番いじめられるゴージャス美女ヒロインの役は天海佑希(名前の漢字は失念)がベストだろう。

ついでながら、覚醒前の朦朧状態でエリオットの「荒地」の一部を漢詩にする試みをしたので、それも記録しておく。もちろん、平仄も押韻もしていない、漢詩まがいのものだ。


春風之惨


三月尚春浅
春風使人悩
草木在屯難
未知乾元快














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HN:
酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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