(以下引用)
【選挙ウォッチャー】 沖縄県知事選2018・キャバクラ3軒ハシゴして知ったこと。
2018/09/27 11:58
あまりにショックを受け過ぎて、この事実をどう表現したらいいのかが分かりません。僕はあまりに沖縄のことを知らなすぎたし、僕は他人よりネトウヨに危機感を抱いている方だと思っていましたが、まったく危機感が足りませんでした。おそらく、昨日の夜のことがあまりにショックすぎて、僕は1冊の本を書くことになるでしょう。これから書くことは盛っている話でもなければ、想像で書いているわけでもない、すべて僕が体験した話です。沖縄のキャバ嬢たちは、いや、キャバ嬢はただの若者の代表に過ぎないので、沖縄で暮らしている7~8割くらいの若者たちが、ネトウヨが流しているデマに影響を受けており、正常な判断ができない状態になっています。しかも、彼女たちはネットをやっているからネトウヨになっているのではありません。SNSで頻繁にネトウヨの情報に触れているわけでもありません。自分の友達が話すネトウヨのデマを真実だと思っているのです。「みんながそう言っているよ!」なのです。それがどれだけデマであるかを一つずつ説明してみようと思いましたが、まったく聞いてもらえません。「みんながそう言っているよ!」というのは、東京からやってきた観光客がそう簡単に変えられるものではないからです。僕は三度のメシよりかわいこちゃんが大好きで、隙あらば女の子とLINEでつながり、最終的には女の子とつながりたいと考えるタイプの人間ですが、あまりに女の子たちの言っていることがメチャクチャ過ぎて、LINEを聞くことをすっかり忘れ、来る女の子、来る女の子、全員に話を聞いてみましたが、ほぼ8割方の女の子たちがネトウヨのデマに何らかの影響を受け、今回の沖縄県知事選では「佐喜眞淳さんに投票する」と言っていました。その理由は、「玉城デニーさんが当選したら中国が侵略して、沖縄県民が苦しめられるから」です。沖縄県知事選がどのような結果になるのかはわかりませんが、かなり高い確率でインテリジェンスを持ち合わせている人たちが絶望する結果になるのではないかと考えるようになりました。僕は何も見えていませんでした。今年2月の名護市長選で「名護にスターバックスコーヒーが来る」とか「再編交付金で保育園や給食費が無料になる」など、若者たちのクチコミによって日本でも有数の能力を持った市長が敗れるということが起こりましたが、これはSNSの効果ではなく、若者たちがネトウヨのデマを信じた末に起こったことです。どれだけ選挙情勢が「玉城デニーさんが先行」と伝えたところで、選挙情勢には現れない若者たちのクチコミ効果は、非常に絶大です。戦争を知らない若者たちが、戦争の記憶を持っている高齢者たちを軽蔑している。戦争をリアルに考えられないし、考えたくもないのです。よくよく考えてみれば、これだけたくさんの不祥事が溢れ出ても、今なお半分くらいの人たちが安倍政権を支持しているのです。常識的に考えれば「安倍さんのやっていることはおかしいでしょ!」と思うかもしれませんが、今の日本はそんな「常識」なんて通用しないのです。少なくとも今の沖縄は、どっぷりとカルトに染まっているのです。もしかしたら4年かけて、8年かけて、12年かけて、16年かけて、20年かけて、僕の人生のすべてを注いででもネトウヨカルト化した日本を地味にコツコツと立て直していかなければならないのかもしれません。