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人権って何?

「オイ喜べ、お前の奥さんは自殺したぞ!」という言葉のインパクトは凄い。しかも、それが日本の戦時中だと現実にありそうな話だからなお怖い。
日本だけでなく、戦争中の国民は似たようなものかもしれないが、「国家への奉仕」が何よりも優先される社会状況が、平時には狂人と思われるような行為を正当化するわけだ。
何しろ、自分の生命を鴻毛の軽きがごとく思え、という訓示が上官から兵士たちに堂々となされるわけで、要は、キチガイになれ、と国家(政府)が命令するわけだ。
ちなみに、私は政府というのは国民の下僕だとしか思っていない。つまり官僚も政治家(代議士)も国民が税金で雇っている下僕である。総理大臣も同じことだ。




  1. エッと思うと、「お前の奥さんはな、私を国に遺しては夫は戦地で安心して戦えない、夫が心置きなく戦って死ねるように」と、まず自分から死んだという内容らしい。乳母車がどう絡んでくるのかは忘れた。



  2. 大都映画という会社が戦時中に作った国策映画「誓いの乳母車」を見てみたい。見た人の話だと、出征兵士が駅に見送りに来ているはずの妻の姿を探すが、一向に妻の姿が見えない。どうしたんだと思っていると、村長がやってきて「オイ喜べ、お前の奥さんは自殺したぞ!」と告げる。


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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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