ちなみに、感染者が「発見された」とされている「南アフリカ、イスラエル、香港」などはすべてかつての(そして現在も、形を変えた)「欧州植民地」であるwww
(以下「大摩邇」から転載)
COVID「オミクロン」株について今わかっていることは次のとおりだ
Here's What We Know About The COVID "Omicron" Strain
zerohedge.com 2021/11/26
コロナ変異種 B.1.1.529 は、本日ギリシャ文字の「オミクロン」の名を得た。これに起因する世界的な混乱が垣間見える。
バックグラウンド
・スパイクタンパク質に32の変異があり、全体で 50の変異があるため、これまでのところ、コロナウイルスの最も高度に変異した変異体と見なされている。より具体的には、科学者たちは、細胞と最初に接触するウイルスの部分である受容体結合ドメインに関して、デルタ株では 2つの変異だったのに対して、オミクロン株には 10の変異があることを強調している。
・オミクロン変異体は 5日前にボツワナで最初に同定され、その後南アフリカで確認と配列決定が行われ、約 100例が確認された。症例はイスラエルと香港、そして今朝の時点でベルギーで検出された。
・シーケンシングデータは、B.1.1.529が異なる進化経路を持っていることを示唆しているが、C.1.2、ベータ、およびデルタ変異株といくつかの一般的な変異を共有している。
・とはいえ、科学者たちの判断は、まだ確立していないこれらの変異が、今後どのように機能するかに依存するため、これらの大量の数の変異が必ずしも「有害な変異」であるとは限らない。しかし、無害であることが証明されるまでは「非常に懸念される」と想定してもいいのかもしれない。
これはさらに致命的なのか
・この新しい変異株の死亡率が、以前の変異株よりも高いかどうかを判断するには時期尚早だ。報告された症例は 11月19日に南アフリカで増加し始めたばかりなので、入院や COVID 関連の死亡への影響はまだ現れていない。
検査と検出可能性
・南アフリカのエピデミックレスポンス&イノベーションセンター(CERI)の所長は、オミクロン変異株は通常の PCR 検査で検出できるため、「世界的に追跡しやすい」と書いている。これが「過剰な偽陽性を生み出す PCR 検査」の 1つであるかどうかはすぐには明らかではない。
・クレディ・スイスは、「 qPCR 検査でこの変異株を簡単に識別できる可能性がある。B.1.1.529 (オミクロン株)には s遺伝子内に欠失があり、広く使用されている PCR テストで簡単に識別できる」と述べている。
どれくらい拡大しているのか
・11月25日の時点で、南アフリカでほぼ 100 の症例が検出され、南アフリカでは新たな感染症の中で優勢な株になった。CERI 所長によると、初期の PCR 検査の結果は、ヨハネスブルグを含む南アフリカの州で 11月24日に報告された 1,100件の新しい症例の 90%がオミクロン変異株によって引き起こされたことを示した。
・近隣国のボツワナでは、当局は 11月22日に、二度の完全にワクチン接種された人々で 4件の症例を記録した。香港では、南アフリカからの旅行者がこの変異株を持っていることが判明し、別の事例が向かいのホテルで隔離された人で確認された。イスラエルはまた、最近マラウイに旅行した男性の 1例を特定した。ベルギーは、2つの新しい症例を報告した。
・CERI 所長によると、この新しい株は非常に急速に広がるようだ。南アフリカでは現在、この新しい変異株が 75%を占め、すぐに 100%に達すると見られると述べる。
伝染、感染
・CERI 所長は、新しい亜種は、非常に急速に広がっていると説明しており、2週間以内に、デルタ波の支配に続いて南アフリカのすべての感染をオミクロン株が支配すると説明している。
・さらに、この変異株には、他の亜種で見られ、感染しやすくなっているように見える変異部位が含まれている。
・アフリカ以外では、香港で 2件の症例が報告されている。1件は南アフリカ地域から帰国した旅行者で、もう 1件は隣接するホテルの部屋で検疫を行っていた人だった。ごく最近、イスラエルで症例が報告されている。
・これに応じ、英国はアフリカ南部の多くを渡航、入国を禁止とし、イスラエル、インド、日本、シンガポールも同様の措置を講じた。さらに、EU 委員会の委員長は、アフリカ南部からの旅行を停止するために、航空便停止を提案する予定だ。
ワクチン
・この変異体に対するワクチンの反応を正確に決定するには時期尚早だ。ただし、変異の数が多いと、元の COVID-19 株を念頭に置いて設計された現在のワクチンの効果が低下する可能性が高くなる。
・既知の変異体にも抗体がそれらの存在を認識することをより困難にする変異が含まれていた。
次に起きると思われること
・次の 2週間で、
(i)オミクロンがデルタ有病率の高い国でデルタを凌駕するかどうかを判断する(2〜3週間)
(ii)ワクチン接種の血清および以前に感染した患者による中和を判断するためにオミクロン株用に設計された疑似ウイルスにとって重要な期間(4週間)
(iii)入院および死亡率を決定するための実世界のデータ(約6〜8週間)
が期待される。渡航禁止令と公衆衛生対策の実施は、上記のタイムラインの見積もりの一部を遅らせる可能性がある。新規経口抗ウイルス薬はオミクロン株に対する活性を保持するはずだが、耐性が時間とともに現れる可能性がある。