部屋の密閉性が無いと効果が落ちること、電気代が高くなることなどがデメリットのようだが、安全性や快適性などのメリットはそれを上回るように思う。
去年、英国を旅行して、オイルヒーターの良さを実感しているので、ちょっとした普及活動として書いたわけだ。年寄りや赤ちゃんやペットのいる家では、他の暖房器具からオイルヒーターに代える意義は十分にあると思う。
(以下引用)
オイルヒーターの仕組みとメリットやデメリットは?電気代は?
最近では暖房器具の中でオイルヒーターが注目されていますね。
安全性が高いから赤ちゃんやお年寄りのいる家庭で使用されることが多くなっています。
でもどんな暖房器具なのかよくわからないと安心して購入は出来ないですよね。
オイルヒーターの仕組みやメリット・デメリットなどを紹介します。
オイルヒーターの仕組みはどうなってるの?
オイルヒーターは部屋全体を優しく温めてくれると言われていますが、どんな仕組みなんでしょうか。
石油ストーブみたいにオイルを給油して火を燃やして暖める、そんなイメージもありますね。
でもオイルヒーターはオイルを給油したり、温風で暖めたりということはしないんですよ。
オイルヒーターが部屋を暖める仕組みは、
オイルヒーターの本体内部に密閉されているオイルを電熱線のヒーターで温めます。
温まったオイルの熱が本体の凸凹した放熱板から外へ伝えられて部屋が暖かくなっていきます。
放熱板からでた熱は輻射熱として部屋の床や壁などに伝わって、部屋自体が温まるので部屋全体が温まります。
暖房器具にありがちな頭の方は温かいけど、足元が冷えて困るということが無くなるんです。
部屋のどの場所にいても温度の差が無いので快適に過ごせるんですね。
オイルをヒーターで暖めるので本体が熱くなりそうなイメージがありますが、本体の表面温度は平均約60℃くらいの製品が多いので、触ってしまっても火傷しにくいんです。
それが赤ちゃんやお年寄りのいる家庭で安心して使える理由なんですね。
オイルヒーターのオイルは本体に密閉されていて暖めるだけなので、オイルが減ることもないので、給油などの面倒な手間がかからないのが嬉しいですね。
オイルヒーターのメリットとデメリットはなに?
手軽に部屋全体を温めてくれつオイルヒーターですが、メリットもデメリットも有るんです。
メリット
・乾燥しにくい
オイルヒーターは火を燃やしたり温風を吹き出したりする暖房器具ではないので部屋が乾燥しにくいんです。
肌が乾燥して荒れてしまったり、喉が痛くなたり乾燥して風邪を引きやすくなったりということが減るんです。
特に夜寝ている間の暖房で肌がパリパリになるのは避けたいですもんね。
・空気が汚れない
火を燃やして空気が汚れたり、温風を吹き出すことで部屋の埃などが舞い上がることがない。
換気もほとんどしなくていいので、換気のたびに寒い思いをすることが無い。
・優しい暖かさ
輻射熱で部屋全体を暖めるので、日なたぼっこをしているような体に負担のない優しい暖かさを感じられる。
・音が静か
エアコンや温風ヒーターのように送風しないので騒音が無く音が静かなので寝る時も気にならない。
デメリット
・温まるのに時間が掛かる
オイルヒーターは一度オイルをヒーターで温めてからその熱で部屋を暖めるという仕組みなので部屋が温まるまでに時間がかかってしまう。
部屋が暖まるのに30分から1時間位かかるので、寒い外から帰ってきてすぐに暖まりたいという使い方には向いていない。
でもオイルはすぐには冷たくならないので、スイッチを切ってもしばらくは温かいというメリットにもなりますけどね。
・電気代が高い
オイルヒーターは大きめの消費電力でオイルを温め続けないといけないので電気代が高くなってしまう。
オイルヒーターを購入しても電気代の高さに驚いて使わなくなってしまう人もいる。
オイルヒーターの日本製は電気代がお得?
これまでのオイルヒーターは海外製品がほとんどで、日本製の製品は殆ど無かったんです。
それはオイルヒーターが日本の家屋には適していなかったので電気代が高くなるから日本では作られていなかったんです。
部屋の気密性や保温性がないとオイルヒーターでは部屋全体を暖めるのは苦手なんですよね。
隙間風が入る部屋や障子や襖のある部屋では熱が逃げてしまうからなんですけどね。
でも最近の日本の家は気密性や保温性の高い家が増えてきたのでオイルヒーターが見直されてきたんです。
日本製のオイルヒーターは日本の環境に合わせて作られているので電気代を節約できるように設計されているんです。
デロンギのオイルヒーターが有名ですが、日本製のオイルヒーターも気になりますね。
デザインも洒落てますね。
まとめ
オイルヒーターの仕組みは簡単なので使う時はスイッチを入れるだけなんですよ。
メリットもデメリットもあるのでメリットが大きければ使ってみたいですね。
日本製は電気代のことを考えて作ってあるので気軽に使えるかもしれませんね。