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「プーチン偽物説」へのある考え方

「大摩邇」所載の「ザウルスの法則」の一部だが、考え方が面白いので転載する。
「プーチン偽物説」はDSの流した「情報攪乱戦術」のひとつだろうと思って私はほとんど無視しており、今でもそう思っているが、下の記事は「本物とは何か」という問題を提起していて面白い。
イギリスのスパイ小説、あるいは政治冒険小説には、よく「偉大な政治家の影武者」の話が出てきて、イギリスでは特に「強引にその影武者にさせられた人間のほうがオリジナルより人格者で有能」というパターンが多いようだ。映画の「ゼンダ城の虜」などがそれである。とすると、「『本物』であることの意義は何なのか」という疑問が生じることになる。偽物が本物より価値があるなら、本物であることに意味は無いのではないか、ということだ。
これは、言い換えれば「本物・偽物」論争自体に意味は無い、ということである。
まあ、プーチンに関しては、私もその意見である。ただ、できれば昔のプーチンが処刑された、とか「処理」された、ということは空想(妄想)であってほしいと思っている。

(以下引用)


以下の2つの動画紹介記事を再公開したために、ザウルスは “今の” プーチンに批判的な立場と思われたようだ。(^-^;

YouTube プーチンは死んでいる part 1:  元妻の証言!今のは“替え玉”

YouTube プーチンは死んでいる part 2:  処刑前のプーチン、絶体絶命!


 


たしかに「今のプーチンはニセモノだ」と言えば、「ニセモノ」を批判しているように聞こえるだろう。(^_^;) 


ザウルスはプーチンに関しては、「プーチン1」と「プーチン2」とをはっきり峻別してとらえている。しかし、どちらにも対しても同じように批判的なのである。(^-^; 


ザウルスは、どんな政治家にも一切「肩入れ」することはない!


「嫌いの度合い」が違うだけなのだ。


もちろん「プーチン2」はニセモノ、替え玉のことであり、以下のペア写真の右側である。



今ではもう、世界の大衆の脳裏では、ニセモノのイメージのほうが圧倒していて、もはや本物のイメージの記憶を持ち続けている人は少なくなっているのではないか?



あなたはどうだ?本物のプーチンの、シャイで冷徹で頑固なイメージ の記憶はまだあるだろうか?



自分の頭脳と直感で物事を判断できる人間は、即座に「別人でしょ」と言うのだ。


「判断力」のある人間とは、そういう人間のことじゃないか? (^-^)


しかし、自分の頭脳と直感で物事を判断できず、常にマスコミという権威に従っている人間はこう言うのだ。「さあ、写真だけでは何とも言えませんねえ」  ほらほら、あなたのことだよ。そうだろ?(^_^)


「判断力」のない人間はこう答えるしかないのだ! 違うか?


別人であることを認めると、自分が今まで騙されてきたことを認めることになってしまうのが面白くないのだ。(^_^)


真実 よりも、自分の小さなプライド を後生大事に守るのである。(^_^) 


 


 


実は、ザウルスは、ニセモノの「プーチン2」は、本物のプーチンを超える、実に見事なすり替えのケース であるとずっと思っている。とにかく、「本物以上の能力と手腕」を発揮して、ロシアをまとめてきているのは事実だ。「Russia First!  ロシアの国益最優先!」の姿勢を貫いているではないか。これは「プーチン1」には決してなし得なかったことだ。(^_^) 


言うなれば、プーチンは、ロシアのトランプなのだ。(^_^)


はっきり言って、今の「プーチン2」がそなえている、非常に明敏で柔軟な政治的判断能力、外交手腕は、本物の「プーチン1」にはなかったものだ。冷徹で狡猾なだけでは、21世紀には通用しなかったのだ。


本物の「プーチン1」は、KGB上がりのガチガチの、融通の利かない「冷戦時代の遺物」だったのだ。ある意味で、だからこそ、お払い箱になり、抹殺されたのである。


処刑の瞬間に後頭部にマカロフの銃口が突き付けられたとき、プーチンは自分の時代がすでに終わったことを理解していたはずだ。


 


そして、「プーチン2」が「プーチン」のバトンを握って、今日に至るまで走って来ているのだ。「プーチンブランド」だけが引き継がれているのだ。


 


 


さて、昨今のテレビ・新聞の「ウクライナ同情論」は、ソ連崩壊以降のウクライナの地政学的、民族的な現実を全く無視した、実にセンチメンタルで幼稚な「かわいそー論」である。


西側、特に米英の政治的バイアスにもとづいた、「強者が弱者を虐げていいのか!」という、勧善懲悪に仕立て上げられた 子供向けのプロパガンダ である。


日本では特に朝日新聞に顕著である。


この 幼児的プロパガンダ に、日本人の99%以上が乗せられているのではなかろうか?


 


それでは、プーチン(現時点ではもう1でも、2でもいいが (^-^; )は善玉で、ゼレンスキーは悪玉なのか?


はっきり言って、国際関係、地政学的問題を、「善か悪か」という価値基準で判断すること自体が間違っている。どちらが「善玉」で、どちらが「悪玉」なのかと考えること自体、間違っているのだ。


 


なぜならば、どちらも「悪玉」だからだ。(^_^) 


当たり前ではないか!


「悪」でない「国家」があるか? (^_^)


 


ウクライナという国自体、腐敗した政権が続き、それを批判してのし上がったゼレンスキーも同じように私腹を肥やし、莫大な資産を海外の銀行に持ち、アメリカのマイアミに豪邸を持っているのだ。現在、世界中の同情を買うのに必死だが、果たしてそれに値するかどうかは極めて疑問だ。


大国に立ち向かうヒーロー をカメラの前で演じているが、逃亡先はちゃんと 大国アメリカ が用意してくれているはずだ。


 


罪もないウクライナ市民がかわいそうという論調 が新聞やテレビでは支配的だが、ウクライナの中のロシア系集団が今までどれだけ虐待を受けてきたについて、公平な報道をしているメディアはほとんどない。


ここには、小国は「善の国」であり、大国は「悪の国」である、という あまりにも皮相で幼児的なステレオタイプ が潜んでいないか?


 


「ロシア系市民に対する組織的なジェノサイドがあったというのは、ウクライナ侵攻を正当化するためのロシア側のでっちあげだ」という、アメリカによるまことしやかな一方的断定を、日本のコメンテイターがそのままテレビで垂れ流しているありさまだ。日本のテレビと新聞は常にアメリカに加担している。


 


「コロナ」や「ワクチン」で新聞やテレビのひどいウソ」に気づいたはずの多くの人たちはどうだろうか?


「ロシアは悪、ウクライナは善」と、マスメディアによって相変わらず染脳されるがままになっているひとはいないだろうか?

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