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「真」と「誠」のふたつの「まこと」

「谷間の百合」さんの二日ほど前の記事の一節だが、「嘘がないとは(夢人注:権謀術数の有無とは別に)本気だということだ」という言葉が面白い。

人はそこに「真実」を見るのだと思います。

真実とは「1+1=2」のような話ではなく、その人間に「誠」があるかどうかだ、と私流に解釈してみたが、どうだろうか。
つまり、自分がもっとも大切だと思っていることに誠実にふるまうかどうかが問題であるわけだ。その対象が何であれ、そこにある「誠」に人は感動する。
女が愛する男のために自分を犠牲にすること、ヤクザが親分や兄弟分のために自分の命を捨てること、それらは「1+1=2」だけを真実と思っている人間には理解できない愚行(自分に不利益な行為)と見えるだろう。だが、そこにある誠に人々は感動するのである。
などと書いたのは、昨日、ネットテレビで久々に「仁義なき戦い」を見たためであるwww
現代人は小利口になりすぎて「誠」の価値(言い換えれば愚行の素晴らしさ)を忘れているのではないか。まあ、少なくとも、低劣な精神の人間には「誠」が無いのは確かである。大学の先生でも下種もいれば、ヤクザの中にも精神の一部は高貴な者もいるだろう。それが表面化するのは「(自己犠牲的な)勇気ある行為」ができるかどうかの場面ではないだろうか。

(以下引用)



マスコミはプーチンを侵略者のように印象操作していますが、世界にも日本にもプーチンのファンがたくさんいます。
なぜだか分かりますか。
プーチンに嘘がないからだと思います。
この場合、権謀術数は嘘には入りません。
嘘がないとは本気だということです。
人はそこに「真実」を見るのだと思います。
もう、どこにもない「本気」をプーチンは見せてくれるのです。
人々は「真実」に飢えています。






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酔生夢人
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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