哲学的問題についてはこれ以上考える必要性を感じないので、少し現実的な問題(とは言っても日本全体の話だから個人としては非現実そのものだが、生きていればそのうち自分自身の問題となるww)を幾つか考えてみたい。その第一は、古くて新しく、しかも未来に関係する「少子高齢化」の問題だ。これは日本の貧困化とも大きく関係する、優れて経済的な問題だ。
先に総務省統計を引用し、その後で考察する。まあ、グラフ自体の考察ではないから、引用部分は無視してもいい。
(以下引用)
最初に問題設定をしておく。
1:少子化問題の解決法
2:高齢社会の諸問題とその解決法
3:生産年齢人口減少とその解決法
4:日本の貧困化の解決法
以上4つの問題が、これからの日本の最大の問題だろう。そして1と4が大きく関係しているのは言うまでもない。「結婚したくてもカネが無い」のが少子化の最大の問題点だからだ。確かに現代社会は「独身でも生きやすい」社会だが、それは老後を無視しての話だ。自分自身が働く能力を失う年齢で独身だと年金か生活保護以外に生きる手段はない。病気になった時も同じだ。つまり、独身生活とは綱渡り生活なのである。そして、これまでの日本は「夫婦単位」の家庭が生きやすい社会設定だったわけだ。それは現在の「非婚社会化」に対応していない。
まあ、問題設定をしておいて、後はゆっくり考えていく予定である。
問題自体も後で追加したり変更したりするかもしれない。
先に総務省統計を引用し、その後で考察する。まあ、グラフ自体の考察ではないから、引用部分は無視してもいい。
(以下引用)
■1 我が国の人口の動向及び将来推計
(1)人口及び生産年齢人口の推移
少子高齢化の進行により、我が国の総人口は2008年をピークに減少に転じており、生産年齢人口も1995年をピークに減少に転じている。2015年の国勢調査における人口速報集計では、我が国の総人口は1億2,711万人であり、5年に1回の国勢調査ベースでは調査開始以来、初めての減少となった。国立社会保障・人口問題研究所の将来推計(出生中位(死亡中位)推計)によると、総人口は2030年には1億1,662万人、2060年には8,674万人(2010年人口の32.3%減)にまで減少すると見込まれており、生産年齢人口は2030年には6,773万人、2060年には4,418万人(同45.9%減)にまで減少すると見込まれている(図表1-1-1)。
(1)人口及び生産年齢人口の推移
少子高齢化の進行により、我が国の総人口は2008年をピークに減少に転じており、生産年齢人口も1995年をピークに減少に転じている。2015年の国勢調査における人口速報集計では、我が国の総人口は1億2,711万人であり、5年に1回の国勢調査ベースでは調査開始以来、初めての減少となった。国立社会保障・人口問題研究所の将来推計(出生中位(死亡中位)推計)によると、総人口は2030年には1億1,662万人、2060年には8,674万人(2010年人口の32.3%減)にまで減少すると見込まれており、生産年齢人口は2030年には6,773万人、2060年には4,418万人(同45.9%減)にまで減少すると見込まれている(図表1-1-1)。
図表1-1-1 我が国の人口構造の変化
Excel形式のファイルはこちら
(以上引用)最初に問題設定をしておく。
1:少子化問題の解決法
2:高齢社会の諸問題とその解決法
3:生産年齢人口減少とその解決法
4:日本の貧困化の解決法
以上4つの問題が、これからの日本の最大の問題だろう。そして1と4が大きく関係しているのは言うまでもない。「結婚したくてもカネが無い」のが少子化の最大の問題点だからだ。確かに現代社会は「独身でも生きやすい」社会だが、それは老後を無視しての話だ。自分自身が働く能力を失う年齢で独身だと年金か生活保護以外に生きる手段はない。病気になった時も同じだ。つまり、独身生活とは綱渡り生活なのである。そして、これまでの日本は「夫婦単位」の家庭が生きやすい社会設定だったわけだ。それは現在の「非婚社会化」に対応していない。
まあ、問題設定をしておいて、後はゆっくり考えていく予定である。
問題自体も後で追加したり変更したりするかもしれない。
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