ここ数日アニメ「サイコパス」を見ているのだが、哲学的な内容で面白い。(「サイコパス」とは、このアニメでは、いわば「精神パスポート」「精神合格ライン」とでも言うべきもので、機械測定で「犯罪係数」が或る基準を上回るものは、即座に犯罪者として処理される、そういう社会の話である。映画「マイノリティリポート」に少し似ている。あれは、未来予測が可能な社会で、未来に犯罪を犯すことが予測された者は逮捕されるというような話だったと思う。)
で、それを見ているうちに思ったのが、「山上問題」とでもいうような問題である。
「法律が犯罪者を不当に保護している場合、法に従うことは正義か」という問題だ。
現実には、権力者が警察や軍隊という暴力装置をバックにして犯罪的行為をするのだが、その場合、法律や裁判所はその権力者のバックアップをすることになる。
その時、権力を持たない庶民が「正義の執行」のためにできるのは、個人的テロ行為しかないだろう。それを私は「山上問題」と名付けたわけである。
さて、これは悪だろうか、正義だろうか。
で、それを見ているうちに思ったのが、「山上問題」とでもいうような問題である。
「法律が犯罪者を不当に保護している場合、法に従うことは正義か」という問題だ。
現実には、権力者が警察や軍隊という暴力装置をバックにして犯罪的行為をするのだが、その場合、法律や裁判所はその権力者のバックアップをすることになる。
その時、権力を持たない庶民が「正義の執行」のためにできるのは、個人的テロ行為しかないだろう。それを私は「山上問題」と名付けたわけである。
さて、これは悪だろうか、正義だろうか。
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