厚生労働省の分科会は、新型コロナワクチンの接種後に死亡した26歳の女性について、死亡一時金の支払いを認めた。20代で認定されたのは初めてとなる。
厚労省によると、26歳の女性は新型コロナワクチンを接種した後、「くも膜下出血」などを起こし死亡した。女性に基礎疾患などは確認されていないという。
厚労省で12日に開かれた専門家らの分科会は、接種後のくも膜下出血などがワクチン接種によって起こったことを否定できないとして、死亡一時金と葬祭料の支払いを認めた。20代で支払いが認められたのは初めて。
このほか、新型コロナワクチンの接種後に死亡した74歳から95歳の男女4人にも支払いが決まった。これで、ワクチン接種後の死亡で死亡一時金などが認められたのは、あわせて15人となった。(ANNニュース)