私は、どうでもいいことを考察するのが趣味だから、こういう記事には興味がある。
まあ、日本の記事が誤訳である、という指摘はいいが、それが「日本スゲー」という結論になるのはネトウヨ的な短絡ではないか。日本にも硬水の地域はたくさんあるだろう。たとえばサンゴ礁土壌の沖縄などがそうだ。それはともかく、元記事自体もおかしいのではないか。
二度沸かしをすると、ケトルやポットに付着した化学物質が水に溶け出して危険だ……って。
あのねえ、水を沸かすときに、いちいちケトルやポットをごしごし洗って、何も付着していない新品状態で使うって人がどこにいる。ケトルやポットに付着したカルシウムなどは、内部の白さが目立てば、何等かの方法で落とすか、そのまま平気で使うものだ。
つまり、最初に水を沸かす段階で、すでにケトルやポットにはカルシウムなどが付いているのが普通なのである。二度沸かしとか、関係ない。こういうのを危険だと言うなら一度目から危険なのである。そもそも、日本の水道基準が世界一厳しいとか、本当かよ。
ついでに言うと、ケトルやポットが錆びることと、軟水か硬水かは無関係だろう。
何となく、「どこかに」誘導したがっているような記事に思えて不気味なので、文句を言っておく。
(以下引用)
【考察】なにかおかしい「水を2度沸騰させてはいけない理由伝える記事」が見落とした英国と日本のある違いとは日本の水はいいぞ
日本 イギリス 水 翻訳 誤訳 
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