昔は若くして結婚出産することが普通だったから、授乳経験が無いまま年を取る人のほうが少数派だったわけだ。女性ホルモンは過剰(フェロモン放出が生命線である芸能人女性は、そうでないとやっていけないだろう。)でありながら、授乳経験が無い、というのが乳がんの基本的原因なら、これは女性芸能人の職業病とすら言えそうである。同情するようなものでもないと思うし、原因が分かっているだけマシではないか。まあ、芸能界に入らないのが一番の対処策だww
(以下引用)
女性ホルモンに長くさらされるとリスク上昇
誰でもなる恐れがある病気だが、罹患(りかん)リスクが高くなる要因は分かっている。(1)初潮が早い=11歳以下(2)閉経が遅い=54歳以上(3)初産年齢が高い=30歳以上(4)妊娠・出産歴がない(5)授乳歴がない(6)祖母、親、子、姉妹に乳がんの人がいる(7)肥満度が高い(閉経後)(8)喫煙している(9)大量に飲酒する習慣がある(10)運動不足−−の10項目のうち、当てはまる項目が多いほど高リスクだ。
乳がんは女性ホルモンにさらされる期間が長いほど、罹患リスクが上がる。血管や骨を守り、肌の潤いを保って、心筋梗塞(こうそく)の予防効果もある女性ホルモンだが、乳がんに関してはメリットばかりではない。
10項目のうち、初潮が早く、閉経が遅く、妊娠・出産経験がない人がリスク高となるのは、女性ホルモンにさらされる期間が長くなるためだ。2、3人子供を産むと、授乳中を含め5年ほど月経がなく、女性ホルモンの分泌が減る期間ができ、相対的に罹患リスクは下がる。逆に、経口避妊薬(ピル)の使用や、閉経後のホルモン補充療法など、体外から女性ホルモンを追加する措置を取っていると、リスク上昇の可能性がある。近年の患者数増加は、少子化で妊娠期間が短くなったことも要因として考えられる。
成人、特に閉経後の場合、肥満も要注意だ。閉経後、女性ホルモンは脂肪組織で作られ、肥満の人ほど分泌量が増える。また他の多くのがんと同様、喫煙や多量飲酒も大きなリスクとなる。逆に定期的な運動をする人は、ほとんど運動をしない人に比べ、罹患率は3分の2ほど低い。
とはいえ、小林さんのように若く、出産を経験していて肥満でもない人でも、乳がんになることは普通にある。上記の10項目が一つも当てはまらなくても、リスクはゼロではない。
手術の前に抗がん剤を使うことも
治療は、手術、放射線治療、薬物療法があり、病状に応じて組み合わせて行われる。さらに薬物療法は、内分泌(ホルモン)療法▽化学療法(抗がん剤治療)▽分子標的治療に大別できる。乳がんではがんの種類(サブタイプ)によって、選択される薬物療法も異なってくるのが大きな特徴だ。