【倶知安】後志管内倶知安町の外国人の住民登録が昨年12月末現在で1545人と初めて1500人を突破し、過去最多を更新した。冬期間にスキーリゾート「ニセコ」で働く外国人が増加しているため。同月末の町の人口は1万6465人で、住民の1割に近い9・4%が外国人となる計算。
町によると、国別ではオーストラリア(546人)が最も多く、英国(363人)、ニュージーランド(95人)と続く。前年同期の登録数は1045人(全町民の6・5%)で、500人増えた。
気の赴くままにつれづれと。
PTAをめぐる記事とコメントを読んで、問題の整理のために書く。
#PTAやめたの私だ 「入会しません」 ひとりの主婦の静かなる抵抗
ぼくが言いたいことは、かんたんに言えば「PTAは必要かどうか」という問題と、「PTAは任意か強制か」という問題を分けて議論せよ、ということ。それだけ。
PTAが任意のボランティアであるという原則を承認するなら、それがどんなにくだらないことをやっている団体であっても、「廃止せよ」などという主張には、まったく道理はない。
「任意のボランティア団体」を「廃止せよ」というのはイコール「禁止せよ」と同じことである。結社の自由をふみにじる行為だ。
そして、PTAの活動が役に立ったという実感を持っている人たちの感情を逆なでするだけで、それこそ何の役にも立たない。
他方で、PTAがどんなに必要な団体であっても、「任意のボランティア」であることを認めるなら、そこには一切参加の義務や強制はありえない。
極端なことを言うけど、例えば子どもが受ける授業に、PTAの役員・委員・会員が講師となるしくみがあったとする。その場合当然、PTAが人を出さなければ、授業はなりたたない。子どもの教育は成り立たない。
しかしそうであっても、PTAが任意のボランティアであるというルールを持っているなら、講師としての労働を強制することができない。学校教育が成り立たないほどの必要性を仮にPTAが抱えていたとしても、参加は強制できないのである。
まあ、ここまで極端なものはないけども、運動会のお手伝いがないと運動会が成り立たないにせよ、子どもたちの臨海学校にいく付き添いがなければ成り立たないにせよ、PTAが任意であることを踏まえれば、義務や強制はあり得ないのである。
「PTA批判について思うこと」を書いた「ねむれないさかな」と言うブロガーの記事には、例えばこうある。
PTAのお手伝いがなければ、わたしのいた学校は、授業参観さえ人手不足で行えないのです。
授業中、職員室はからっぽになります。
事務員さんは数人しかいません。
それでどうして、門を開けっぱなしにした学校の安全が守れるでしょうか。
受付での名札チェックは、子供たちの安全を守るための大切な業務でした。
それはPTAの役割でした。
人手がない学校が悪い、制度が悪い、学校がやれって文句をいうのは簡単です。
でもそれを自分たちでお手伝いすれば、授業参観を開催してもらえる。
だったらやればいいじゃないですか。
http://nemurenai-same.hatenadiary.jp/entry/2017/01/30/174304
そのあとに、わざと「だから参加を強制してもいいんです。」という一文をいれてみる。
PTAのお手伝いがなければ、わたしのいた学校は、授業参観さえ人手不足で行えないのです。
授業中、職員室はからっぽになります。
事務員さんは数人しかいません。
それでどうして、門を開けっぱなしにした学校の安全が守れるでしょうか。
受付での名札チェックは、子供たちの安全を守るための大切な業務でした。
それはPTAの役割でした。
人手がない学校が悪い、制度が悪い、学校がやれって文句をいうのは簡単です。
でもそれを自分たちでお手伝いすれば、授業参観を開催してもらえる。
だったらやればいいじゃないですか。
だから参加を強制してもいいんです。
(赤字の強調は、引用者が恣意的に挿入したもの)
うわー。
こういう主張にしてしまうと違和感ありまくりだな。
世の中では、こういう論だてで、参加が強制されている。
もちろん、この「ねむれないさかな」はそういう主張はしていない。このブロガーによれば、この人がPTA役員をやっていたPTAでは任意加入を明確にする制度改革を行い、さらにできない仕事は断れるようにもなっていたという。
それならば、何の問題もない。
ホント。
任意の団体で自由に断れるようになったそうなのだから、必要だろうが不要だろうが、好きなことをやればいい。どんなにしんどいことを提起したって、任意であれば志願したい人が志願するだけなのだ。
PTAの議論が出た時に、「役に立たない」「不要」というタイプの議論をする人は、気づいていないかもしれないが、裏返せば「役に立てば・必要な団体であれば強制してもいい」というロジックを備えてしまっている危険がある。*1
任意のボランティア(志願)でやっているものを「廃止しろ」などと誰が言えるだろうか。*2
俳句のサークルは「役に立たないから禁止しろ」とまったく同じロジックである。
問題の大もとの部分はこれで終わりである。
以下は、単なる付け加え。
読みたい人だけが読めばいい。
はい、ではこれから、読みたい人だけが読む部分が始まります。主張の主要な部分はもう終わっているので、ここから先を勝手に読んで「長い」とか言うなよ。別に言ってもいいけど。
現場では、明確に強制じゃなくて、なんとなく義務にされ、いわば「半強制」にされている。断れない雰囲気があるし、やらないと差別されるんだよ、と。
うむ。
そうでもない事例は多く知っているが、他方でそう言う事例も確かにある。
その場合は、必要かどうかという問題ではなく、加入・脱退自由という原則をより明確にして、厳しくそこを徹底することが問題になる。
「こんな団体はいらないからやめちまえ」とはならない。その事業(仕事)を必要だと思う人がいるんだから。その人たちが好き勝手にやる自由を奪うことはできない。
さらにふみこめば、「いや、例えばPTAの協力がなければ運動会サポートや登下校見守りは成り立たないんだから、義務としてやるべきだし、強制していいんだよ」という主張を本気でする人は、かなりの割合でいる(念のためくり返しておくが、先ほど紹介した「ねむれないさかな」というブロガーはこうした主張は一切していない)。
まず原則を言っておく。
くり返すけど、強制はできない。
任意なんだから。
どんなに必要でも、参加は強制できない。
必要性を説くことはできるけどもね。
次に現実問題として。
運動会の場合は、ボランティアをそのつど呼びかければいい。「それを呼びかけるのは誰なんですか? PTAですよ」とか言う人がいるけど、そうですね、としか言いようがない。ボランティアであるPTAが、運動会の時だけのボランティアを呼びかけたらよいではないか。
ボランティア原則を徹底してしまったPTAが呼びかけたボランティアが、例えば10人しか集まらなかったら? そうしたら、教員+10人のボランティアでできる規模の運動会をやるしかない。その結果、親子三世代がテント持ち込んで観戦するような運動会はできなくなるかもしれない。あるいは全ての保護者が締め出されるかもしれない。しかし、仕方ないんじゃないか。
根本的には学校設置者が予算をつけて人員を確保すべきだが、予算が確保できずにその間をしのぐボランティア労働力が集まらなければ断念せざるを得ない。実際、夏休みのプール開放や休みの校庭開放がそれでダメになったケースはある。
登下校の見守りはどうか。
これもボランティアで10人しか集まらなかったとする。
これまで半強制で、保護者全員が輪番で朝立っていたのに。
どうするのか。
うむ。
10人でやるしかないのでは。
子どもが車にハネられる確率が上がるかもしれない。
しかし、だからと言って、PTAが登下校の安全に責任を持っているわけではない。あくまでPTAがやっているような登下校の見守りというのは、任意のボランティアとして、「自分にできることをやって、少しでも悪いことを減らす」という程度のものでしかないのだ。
逆に言えば、今登下校の見守りで立っているポイントは限られているはずである。通学路すべてに立って見守ることはできない。だとすれば、今保護者が立っていないポイントはそのままにしてもいいのだろうか? もっと一つの家庭が見守り当番に立つ頻度を上げるべきではないのだろうか? さらに言えば、登校時は見守りをしているけども、下校時はしていないという地域もあろう。下校時は見守りをしなくていいのだろうか?
つまり、絶対に果たさねばならない責任の水準がPTAには課せられているわけではないのである。あくまでプラスアルファだというわきまえが必要だ。
ベルマークはどうか。
集めなければ、自分の学校の備品はより多く買えないだけでなく、へき地への支援がその分なくなる……。それはその通りなんだけど、それはベルマークを集めない人が非難されるのではなく、予算をつけない行政が責められるべき問題である。
「予算をつけろと行政を責めるのは非生産的だ」とまで言い出すと、もはや本末転倒。学校教育法第5条で「学校の設置者は…その学校の経費を負担する」とある通り、経費を負担する責任は「設置者」、たいていは市町村である。
それでもどうしてもPTAが強制でやらないとダメな問題があるとしたら、法律で加入を義務づけるしかないではないか。そのための法制定を提起するのが、筋というものだ。
02/01 07:00
【倶知安】後志管内倶知安町の外国人の住民登録が昨年12月末現在で1545人と初めて1500人を突破し、過去最多を更新した。冬期間にスキーリゾート「ニセコ」で働く外国人が増加しているため。同月末の町の人口は1万6465人で、住民の1割に近い9・4%が外国人となる計算。
町によると、国別ではオーストラリア(546人)が最も多く、英国(363人)、ニュージーランド(95人)と続く。前年同期の登録数は1045人(全町民の6・5%)で、500人増えた。
ドナルド・トランプ米大統領就任式翌日の1月21日、首都ワシントンをはじめ、アメリカ国内408カ所、国外168カ所で「ウィメンズ・マーチ」が行われ、百万単位の人が参加した世界規模の巨大デモとなった。デモには有名セレブや著名人たちもこぞって参加し、新政権下で予想される女性やマイノリティへの“圧政”をけん制した。
「ウィメンズ・マーチ」は全米各地で行われ、ワシントンでは50万人、シカゴでは15万人、ロサンゼルスでは12万5,000人が集結。ニューヨーク、マイアミ、デンバーやシアトル、アラスカでも大勢が集まり、「トランプ新大統領への抗議デモ」だと伝えられた。
今回のデモだが、弁護士として活躍し、現在は引退しているハワイ在住のテレサ・シュックという60代の女性が、Facebookで「トランプの大統領就任式の日に、ワシントンで抗議行進しよう!」と呼びかけたことが始まりだという。規模が大きくなったため、女性権利団体などへ手綱が渡されたのだが、主催者の1人キャサディ・フィンドレーは「これはトランプをターゲットにしたデモではない。それ以上のもので、女性の権利のために先手を打とうと行動を起こすデモなのです」「世界中の人々と結束して女性の権利と平等を支援していく、民主主義と多様性を称賛するデモ」と説明している。
しかし、参加者の多くはアンチ・トランプであり、「オバマ大統領の力で現実になりつつあった、女性や有色人種、LGBTQI(レズ、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィア/クエスチョ二ング、インターセックス)の権利を、男尊女卑でゲイ嫌いのトランプ新大統領が潰すに違いない」という懸念からデモに参加。メディアの取材に対しても、「トランプは弱い者いじめをする。いじめは大声で告発しなければならない」「トランプは私たち国民が選んだ大統領じゃない!」などと息巻く人が実に多かった。
今回のデモの軸になった「ワシントンでのウィメンズ・マーチ」には、歌手のマドンナやケイティ・ペリー、アリシア・キーズら数多くのセレブが参加し、アリアナ・グランデは大好きな祖母、母ら家族と共に行進。若い層に絶大なる人気を誇る女優のゼンデイヤも、一般人に混じりデモ行進し、ファンとの写真撮影にも快く応じた。お騒がせ女優のベラ・ソーンは、ピンクのトレーナー姿にチェキを首からかけてご機嫌で参加。デモの様子をスナップチャットで頻繁に投稿した。
ほかにも、ドラマ『Xファイル』のスカリー役で知られるジリアン・アンダーソン、映画『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、『デスパレートな妻たち』のフェリシティ・ハフマン、女優のエヴァン・レイチェル・ウッドやオリヴィア・ワイルド、DJのサマンサ・ロンソンや人気モデルのクリッシー・テイゲンら数多くのセレブがデモに参加した。
スピーチのために仮設ステージに上がったマドンナは、「愛の革命、反乱へようこそ」「最後に勝つのは正義って言うけど、今回の選挙では正義は勝たなかった。でも、最後には勝つの!」「自由のための権利、ありのままの自分であるための権利、平等のための権利を求めて戦いましょう!」「暗黒の中を一緒に、一歩一歩行進するのよ!」と呼びかけ、参加者を沸かせた。米「CNN」で生中継されているにもかかわらず、「行進なんて意味のないことだと私たちを誹謗する人たちに告ぐ。フ●ック・ユー! フ●ック・ユー!」と放送禁止用語を連呼し、「私ね、怒ってるのよ。激怒してるの。ホワイトハウスを爆破することも考えたわ」と言い放った。「でも、爆破しても何も変わらないしね」「だからって、あきらめたわけじゃないのよ。詩人のW・H・オーデンが第二次世界大戦中に、“互いを愛し合うか、もしくは死ぬか”って綴ったけど、私は愛することにしたの」と宣言した。
スピーチを終えたマドンナは、自身の曲「Express Yourself」とマイケル・ジャクソンの「Human Nature」を息絶え絶えに熱唱。「Human Nature」の「アタシはあんたのビッチじゃないのよ」という歌詞を参加者に歌わせ、「ドナルド・トランプは、チンポでもしゃぶってろ!」と過激にシャウトした。
このマドンナのスピーチとパフォーマンスは賛否両論で、「ヒラリーに投票したらフェラチオするだの、トランプはチンポしゃぶってろだの、本当に下品」「娘もデモに参加しているのに、本当に下品。これじゃ息子に嫌われるのもわかる」「これが平和を愛する民主党支持者なんだよ。自分たちの思い通りにならないと、共和党支持者よりも過激に騒ぎ立てる、最低な奴らだ」と叩く声も多かった。
ほかにも、人気コメディドラマ『アグリー・ベティ』の主演女優で、ホンジュラス移民の両親を持つアメリカ・フェレーラがステージに上がり、「私たちはアメリカ。私たちは、これからもこの地に住み続ける」と宣言。映画『コレクター』などに主演している女優のアシュレイ・ジャッド、ニューヨーク出身の女優スカーレット・ヨハンソン、著名な女性活動家として知られるグロリア・スタイネム、物議を醸す作品を手がけている映画監督のマイケル・ムーアらも壇上に上がり、参加者の士気を高める言葉をかけた。
今回は、「世界中の人々と結束して女性の権利と平等を支援していく、民主主義と多様性を称賛するデモ」と「ドナルド・トランプに抗議するデモ」が合体したような形になったとはいえ、大統領就任式に合わせた抗議デモとして史上最大級だったことは間違いない。
非常に厳しい船出となったドナルドだが、「ウィメンズ・マーチ」は規模は大きかったものの比較的平和的なデモだったため、「昨日のデモを見たけど、我々は選挙したばかりじゃないか!? って思ってしまったよ。デモに参加した人たちは選挙で投票しなかったのかね? セレブたちは自分で自分の首を絞めているんじゃないか?」というツイートを投稿している。その後、「全てのデモの主張に賛同するわけではないが、人々に自分の意見を主張する権利があることは、しっかりと認識している」ともつぶやいており、「やけにものわかりがいい」「ハッキングでもされたのか」と冷やかすツイートが殺到したが、念のため大統領らしいことを言ったまでだろう。「トランプ新大統領VSセレブ」の戦いは、まだまだ始まったばかりのようだ。
片付けてたらちびが昨日カレー屋で描いたと思われる、この世界の片隅にの漫画(左上から読む)がでてきた。すずさんには子どもがいてりんさんが生きていていっしょにアイスを食べるという想像の世界。思わず笑ったあとに泣いた。これは天国なのかな、それとも戦争がなかった世界なのかな。pic.twitter.com/mnb2yYMCDX
@ha_no_lee ありがとうございます。小4です。彼女は絵を描くのが大好きです。ちなみにお金持ちごっこのときは、私はコロラッタという名前にちびはクルラッタという名前になります。まったくお金持ちっぽくない名前です・・
@kurucoro ごめんなさい大きかったんですね。本当に上手です!すごく線に味があります。子どもの頃から絵を描くのが好きだったけど、あんな自由なタッチで描けなかったので、本当に羨ましいです。才能ですね。
@tchisaka あちらはiPadで検索してそれを見ながら描いてました。今度のは想像でしかも急いで描いたので、本人的には絵がうまくいってないと思っていたみたいです。おかあちゃんツイッターにアップしてしまいましたが 笑
@kurucoro もう一つの時間軸...。すずさんから継続する、この世界では決して観ることが出来ない風景だけど、別の可能性が発現した別の宇宙で、りんさんとすずさんはずっと幸せのままなんですよ。お子様はきっと純真な想像の力で、その世界を垣間見たに違いありません...(*^。^*)
@kurucoro 映画ではリンさんの生死不明だし、原作でも死を連想させるシーンはあっても消息不明なのだから物語の続きでこういう日常をこの世界の片隅に送ってくれてたらいいなぁと願ってしまったよ 絵の特徴もいいし、話しも素敵です
これも上手いなあ。
英国のEU離脱をフリテンに例えるという発想は、単に洒落の域を脱して、現実にもぴったり合っている。偉大なるブリテンは大きなフリテンを選んだわけだ。つまり、「ツモ上がりしかできない」道を選んだのだが、それが間違っている、とはけっして言い切れない。
他者の捨て牌に「ロン」と言って上がるのは、いわば他者の犠牲の上に立って自らの利益を増す行為であり、麻雀がゼロサムゲームである以上、それは当然だが、ひたすら自分のツモだけに賭ける、という行為も無意味ではない。完全なセルフヘルプであり、かつての英国では「自助論」(原題は「セルフヘルプ」)という本がベストセラーになったくらい、自助と自立が重んじられていたのだから、それは英国の国民性にも合っているのではないか。
BREXITは短期経済面では確かに不利だろうが、長期的に見て「他国民の血を吸って生きる」行為より、それが間違っているかどうか、即断はできないだろう。
小田嶋隆 @tako_ashi 8時間前
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