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Tonight

今日の早朝散歩は、なぜか最初に「ウェストサイド物語」の「Tonight」の歌詞のことが頭に浮かび、その後もミュージカル映画関係のことをあれこれ考えたのだが、全部書いていると大長編随筆になるので、「tonight」のことだけ書く。

「ウェストサイド物語」は、それまでのビング・クロスビーを代表とする舞台芸人による「歌って踊って笑わせて」というミュージカルから、いわば「社会問題」などを含む、「思想的傾向」の強いミュージカルに移行した走りだろう。話の骨子が「ロミオとジュリエット」であることは言うまでもないが、そこに当時問題になっていたプエルトリコ系移民の子弟の不良行為などを絡めた現代劇にしたわけだ。まあ、人種差別問題をミュージカルでやるという冒険である。
それはともかく、私はこの映画の歌とダンスには非常に感銘を受け、たしか45回転盤のレコードも買ったような記憶がある。私が「tonight」の歌詞をうろ覚えでも覚えているのはそのためだろう。中学1年生くらいだから英語をそれほど学んだはずはないのに、わりと覚えているのは我ながら感心だが、それはその歌詞の簡明さによる。簡明だが、なかなか見事な歌詞だと思うので、自分のいい加減な記憶に頼ってだが、その翻訳と解説をする。
先に英語歌詞を書き、その後で日本語訳、その後で解説ということにする。


「Only you…」で始まる歌のプロローグ的な部分(何とか言う名称があると思うが、失念)は忘れたので省略する。下の歌はオペラで言えばアリアというか、高らかに朗唱する部分だ。


Tonight, tonight,
It'll all begin tonight
I know(knew?)you and the world went away

Tonight ,tonight
there's only you tonight 
What you are?  what you do? what you say?

Today ,all day I had a feeling
A miracle would happen
I know now I was right

For here you are
And what was just a world
is a star!

Tonight………


訳と解説は、たぶん今日中に載せると思う。宇宙を翔ける恋であるww 英文法の時制の教材にもなる。何しろ、詞の中心が「今夜」という時制に関する語だし。


(歌詞訳)一応、女性側の歌にした。映画ではナタリー・ウッドである。

今夜、今夜に
すべては今夜始まるだろう
私はあなたを知り、そして世界は彼方に消えた

今夜、今夜は
今夜存在するのはあなただけ
あなたは何者? あなたは何をするの? あなたは何を言うかしら?

今日、一日中、私にはある予感があった
ひとつの奇跡が起こるかもしれないと
今、それが本当だったと私は知っている

なぜなら、あなたがそこにいて
そして、ありふれた世界だったものが
今はひとつの星になったから!

今夜……



(「解説」は面倒だからやめておく。私は英語は苦手だし。)(なお、「今夜」は「今宵」という雅語もあるが、気取って聞こえそうなのであっさり「今夜」にした。「今宵のあなた」という名曲、いや、超名曲もあるが、それはそれで曲のムードに合った題名である。)

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政府の国債発行と異常インフレの相関関係

「阿修羅」から植草一秀の記事の一部を転載。「徽宗皇帝のブログ」は既にいくつも記事を載せたので、こちらに載せる。
書かれた内容を強調するために、話の前置きとしての能登放棄問題を書いた前半は省略する。
私が問題視するのは


2020年度から23年度の4年間に補正予算に計上された歳出予算は154兆円。


そのすべては国債発行で賄われた。




という部分である。これが何を意味するかというと、日本国債はすべて日銀引き受けであり、つまり、日本政府は日銀(DSのダミー組織)から借金をすることで巨額予算を立て、それを使ってきたということだ。

その意味を説明すれば、それ(政府予算の分)だけ、日銀は「無から現金を生み出して」、その、無から発生したカネが日本政府を通じて主に一部を中心に中抜きされながら流れ、最終的には日本全体が「現金価値の低下」状態つまりインフレ(物価高騰)になるということだ。もちろん、日本政府が使ったカネの大半は誰かのポケットに入り、日銀は政府からの国債利子を手に入れ、庶民生活はとんでもないインフレで地獄化するというわけである。
ここに、現在の異常な物価高騰の真の原因がある。



(以下引用)


2020年度から23年度の4年間に補正予算に計上された歳出予算は154兆円。


そのすべては国債発行で賄われた。


豆腐を買う感覚で1兆、2兆の血税が散財されてきた。


ロケットを上げる補助金には1兆円のお金がばら撒かれる。


半導体の工場を作る補助金には3兆円のお金がばら撒かれる。


コロナの病床確保の名目で国公立病院には6兆円ものお金がばら撒かれた。


「百害あって一利なし」と言われるワクチンに4.7兆円もの血税がばら撒かれた。


しかし、能登の復興に注ぐ公費はない。


能登半島は本年夏に大水害にも襲われた。


土砂の撤去作業には人力が必要だが、政府は「ボランティアが足りない」と叫ぶ。


ボランティアは「自発的」に行われる善意の産物。


国が「強要」するものでない。


国が責任をもって人々の最低限度の生活を保障することは憲法が規定する国家の責任ではないか。


私たちが暮らす日本とは、このような寒々しい国である。


巨大な資金を税金で巻き上げておきながら、国民のためにその血税を使わない。


国民から巻き上げた血税は一部の人々が自分たちのお金にしてしまっている。


言語道断の放漫財政を実行しておきながら、「お金が足りない」と言っては国民全般に対する財政支出を切り込み、庶民に増税の負担を押し付ける。


3年間で国民税負担が11.3兆円も増えたのに、税負担を減らす話になると減った分の穴埋めを求める。


財務省の本性が露わになっている。


この財務省にひれ伏す「ザイム真理教政治」が横行している。


2025年、日本は敗戦から80年の節目を迎える。


この節目に際して一番大切なことは「平和憲法を守ること」。


そして、国民全体を苦しめる政治を排除して、国民のための政治、国民のための政府を打ち立てることだ。


1947年、新しい憲法が制定された。


制定の経緯を踏まえて、自分たちの手で憲法を作り直すという主張が示された時期もあったが、誰が制定に関与しようが、「良い憲法は良い憲法」であるし、「悪い憲法は悪い憲法」だ。


日本人が主導して制定したら「良い憲法」にならなかった可能性が高い。


せっかく「良い憲法」が制定されたのだから、「良い憲法」は守る必要がある。


「良い憲法」を守り、「悪い政府」を作り変える。


これが敗戦から80年を迎える2025年の大きな課題になる。

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田中宇氏の「内的宇宙」

「田中宇の国際ニュース解説」記事の末尾で、政治的内容自体より、彼の感慨が面白いので、転載する。政治的意見の、私が常に疑問視している部分(「諜報界」云々。この言葉だけで氏の言説がすべて嘘くさく、幼稚に見える。諜報界は、誰かから資金・給与を得るのである。たいていは国家から。そういう「下っ端連中」が世界政治を動かす主体であるはずがないだろう。)は見え消しにしておく。
まあ、要するに「考えるのは娯楽だ」という点で私と田中宇氏は似ているだけの話である。私はそれ以上に「真の生活は頭の中の生活である」とすら思っているのだが、これは江戸川乱歩の「現実(うつつ)は夢、夜の夢こそ真実」という思想に近いかもしれない。まあ、そう言いながら、私のように軟弱な人間は「現実」の肉体的苦痛に即座に弱音を吐くのだがwww

(以下引用)

温暖化問題も、新型コロナと同じように、大間違いが公式に是正されることはない。だが欧米では、各種の大ウソをつきっぱなしのマスコミ権威筋、リベラルエリートの信用と政治力がどんどん落ちていく。
公正なマスコミ権威筋、正しい判断・政策を展開するリベラルエリート層、それからリベラル系・左派の市民運動の正しさは、これまでの米英覇権の政治力の源泉だった。それらはここ数年で、不可逆的に大きく崩壊した。今後さらに崩壊する。欧米は二度と覇権勢力に戻れない。
マスコミ権威筋エリート層や左派に間違いを認めさせないのも、諜報界多極派の策略だろう。
英米覇権の一部である科学の権威をコロナや温暖化で自滅させる

ここまで書くのに10日ぐらい費やした。温暖化問題(やコロナやウクライナや経済指標や金融の話)は、世の中のほぼ全員の方が間違っている。それだけに、逆に、間違いを指摘する人の方が馬鹿者扱いされる。
時間をかけて丁寧に分析しても、努力に見合う社会からの評価を得ることは、全くない。だが、これら分野がなぜインチキな構造を持っているのかを深く考えることは非常に重要だ。
社会そのものがインチキな存在になっているのだから、評価や反応もインチキだ。気にする方が馬鹿である。良い分析をするほど誹謗される、ともいえる。

権威ある人々は、不合理の軽信が必須だ。彼らは、温暖化やコロナやウクライナや金融の状況を分析できない(したら権威を失う)。幸いなことに権威や肩書がない私は、分析できる(能力的な低さはあるが)。
考察して書いていく行為自体に、真髄・神性・至福がある。最大の娯楽は、自分の頭の中にある。年末年始のくだらない行事の合間を縫いつつ、何日もかけて考察していくのが良い。この手の娯楽を今後も続けていく。

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シン「堕落論」

私の別ブログに書いた記事だが、わりとまともな思想に思えるので、世の批判を顧みず、ここにも載せておく。この思想によって「救われる」人、特に、救われる青少年は多いと思うが、「それこそまさに堕落をもたらす思想である」と、偉い人たちやお堅い人たちには囂々(ごうごう)たる非難を浴びるだろうなあww


(以下引用)
あまり真面目な内容ではないので、いや、書くのは真面目に書くつもりだが、世間的には、不真面目だ、と思われそうな内容なので、この「お遊びブログ」に書くことにする。
テーマは「向上心は人を幸福にするか」というものである。
世界史的というか、歴史的には人類は向上心によって文明を豊かにし、多くの人がそれによって幸福になってきたわけだが、問題は「向上心を持っていた当人は幸福なのか、幸福だったのか」どうかである。もちろん、遊び事ですら向上心があるから上達(向上)してより面白くなる、という事実があるから向上心自体を全面否定するという馬鹿な話はしない。ただ、その本質を「哲学的に」考えてみようというわけだ。
要するに、向上心とは「現在の自分を不満に思うこと」であるのは明白である。幸福とは満足した状態であり、不幸とは不満足な状態なのだから、これ(向上心を持っている状態)は不幸そのものの状態ではないだろうか。
しかも、その「向上した状態の自分」とは「今の自分ではない何か」なのだから、向上した段階でその自分が自分に満足するという保証は無い。まあ、努力次第で勝てる確率の高い賭けだから、やる意味はあるだろう。しかし、その状態に達するまでの苦闘努力は、その成果と釣り合うだろうか。つまり、「努力と成果のコスパ」はどうなのか、ということだ。
ここで、真面目な提言をするが、「不足状態そのものを楽しむ」という生活哲学を持つのは、かなり人生を幸福にするものだと思う。もちろん、これは昔から言われていることで、竜安寺だったかどこかの石に掘られた「吾は唯だ足るを知る」もその思想である。ここでは、それを発展させて、「不足もまた幸福となりうる」という哲学を提唱しているわけだ。つまり、不足があるからその不足を満たすためにあれこれ工夫する、その「頭を使い、身体を使う楽しさ」を不足状態は与えてくれるわけである。
で、これは「向上心」そのものではないか、と文句を言われそうだが、べつに「上に向かえ」と私は言っていない。上に向かおうとするから「自分は今、下にいる」と感じる、その感情こそが実は不幸の根本原因ではないか、と私は言っているのである。向上とは、様々な意味で「重力に逆らうこと」であり、苦しさや不幸の原因である。会社内での出世も政治家の権力争いも学校での成績争いもスポーツの勝ち負けも要は「相手が上か自分が上か」の争いでしかない。「上も下もたいした違いはない」という思想を多くの人が持てば、この世界の争いの9割は無くなるだろう。ただ、「競争がもたらす成果」もかなり無くなるだろうが、人類の文明はそろそろ極限に達しているのだから、人々が争うことで誰かが利益を得る、という思想などもはや人類を幸福にはしないだろう。そんな浅ましい、野獣の思想にそろそろ決別してはどうか。

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創傷と創造

「東海アマ」ブログ記事で、記事前半は個人的な話なので省略する。後半は医療界の「欺瞞の歴史」のようなもので、まあ、欺瞞ではなく錯誤だとも言えるが、その錯誤の事実を隠してきたと言うか、堂々と呆れた「医療方針の路線変更」をしてきたことのほうが凄い。
普通のビジネスでそういう行為をしたら、完全に「あいつは信用ならない奴だ」とされて見放されるだろうが、なぜか医療界ではそれがまかり通ってきたのである。
それは、患者側が圧倒的に知識の壁にさえぎられていて、「疑問を持つこと」すら不可能だったからだろう。しかし、今はネットで素人でもかなりの科学知識や医学知識を調べることができる。それによって「専門家」の仮面が剥がれ落ちようとしているのである。新コロ騒ぎはその代表的事例である。

*「創傷」の「創」に「きず」の意味があることを、漢和辞典を調べて初めて知った。「傷」を「創(つく)る」とは変な熟語だな、と思って調べたのである。なるほど、物事の創造とは、既成のものに「刀(りっとう)」で打ち込むこと、傷を与えることだったのだwww
医療界に切り込んで傷(創傷)を与えることで、まともな医療が創造されるかもしれない。



(以下引用)

それから、私は子供の頃から急性膀胱炎以来、軽度の腎不全が続いていた。痛風もそのせいだ。長じて、酒とつまみのせいで痛風腎に近い状態になり、腎機能が低下したまま今に至っている。
 ところが、腎不全の治療プロトコルは、「安静第一」で、激務は禁止されていた。
 だが、私は1990年に日本百名山を完登するなど、登山に狂いまくっていた。

 腎不全の治療プロトコルに反した人生だったが、とりあえず終末を迎えようとしているのだが、実は、「安静第一」のプロトコルが大きな間違いで、腎不全は運動によって改善するという新たな指針が作られている。
 
 2022年12月14日 腎不全の運動制限、今と昔でこんなに違います
 https://www.toseki.tokyo/blog/renalfailurelit/

 新しい腎不全の治療プロトコルは、安静にせずに、運動によって全身の循環を高め、腎臓への血流を増やすことで、腎機能の自主的な回復を促すというものだ。
 医療界のこれまでのプロトコルは真っ赤なウソだったのだ。

 もっとも代表的な医学プロトコルの巨大な過誤は、一般の創傷治療で、「消毒ありき」という常識だったものが、今では「消毒せず、洗浄だけで幹部を密封して放置する」というものに代わっている。
 我々が子供の頃、怪我をすれば消毒というウソの知識で、赤チンやヨーチン、オキシフルに頼っていた治療方法は、すべて無意味なものだった。
 http://www.wound-treatment.jp/title_heisa.htm

 この新たな「湿潤療法」の普及によって、日本の医薬品産業にも巨大な影響が押し寄せ、赤チンは消えてしまった。
 つまり、医学は権威をひけらかしながら、ウソばかり押しつけてきたのだ。

 最大のウソは「癌治療」だった。
 癌治療の大半が、癌を悪化させていたことをとりあげた著書や論文は多い。
 https://store.shopping.yahoo.co.jp/netoff/0011787623.html

 たとえば、20年前まで、癌患者末期では、抗がん剤によって食欲がないことで大半の患者が栄養失調に陥り、癌よりも栄養不良で死ぬことが多かった。
 今では、癌患者には抗がん剤よりも栄養療法の方が大切になっている。適切な体力によって免疫力を向上させることの方が、抗がん剤よりも大切だったのだ。

 また腎不全と同じで、運動によって循環を高めることの方が、抗がん剤よりも治療効果が大きかったのだが、医師は、それでは医療の価値が下がると思い込んで、そうした考えを否定してきた。

 実は、癌患者には「自然治癒」の実例が多数ある。
 https://www.youtube.com/watch?v=IlDolmd1Bxk

 ポイントは、自然界で癌細胞を本当にやっつけてくれているのは、放射線でも化学抗がん剤でもなく、実は、自身の免疫作用だった。
 そこで自然治癒の実例を調べてみると、癌患者が創傷や他の病気によって免疫力を向上させたとき、一緒に癌細胞もやっつけて癌細胞が消失してしまったケースが多数報告された。

 昔から、「痛風患者が癌にならない」と噂されてきたが、その本質は、痛風患者は全身の関節で炎症を起こしていて、普通人の何倍もの免疫物質を産生していることが関係しているのかもしれない。
 こうして考えると、癌の本当の治療法は、体内の免疫を上げることであって、そのために、他の病気や怪我が役に立ったりする場合があるということだ。

 ところが、癌の免疫療法は丸山ワクチン以来、たくさん出現しているのだが、一向に普及しない。
 最大の理由は、医師が「治してやった」と言いにくいことや、製薬企業が利権を享受できないことに尽きる。
 医療問題の本質は、医師が利権に依存する体質にあることが、はっきりと分かるのだ。
 

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ウクライナ兵士の「当然な」厭戦気分が生む軍隊脱走

ヤフーニュースの「経済」欄かどこかに載っていた記事で、「一面」記事ではないので、多くの人は知らないだろうし、新聞が載せるかどうかも怪しいので、ここに載せておく。
なお、私自身、そういう「お堅い」欄はあまり読まないので、この記事を知ったのは気まぐれの産物だ。

(以下引用)

ウクライナ軍の旅団から1700人脱走か、仏で訓練中の50人も


配信

AFP=時事

ウクライナのドニプロペトロウシク州で、訓練に参加する同国軍第1独立強襲大隊ダ・ヴィンチの兵士たち(2024年12月12日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News



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老人こそ肉を食べよ

写真を見れば、90歳で現役医師であることの根本原因が、氏の食生活にあることは明白だろう。
なお、体の異常や身体各部の衰弱は食生活の中に、ある種の栄養分、ビタミンが不足していることから起こることが多いと私は考えている。現在のように野菜・果物価格高騰から起こるのはビタミンCの不足だろう。もともと、ビタミンの大半は水溶性で、つまり調理過程で無くなることが多いので、サプリで接取するのが簡便で確実だと思う。白内障がビタミンC不足と関係があるという意外な話もある。医者から白内障で5年以内に失明確実だと言われた某教授はビタミンC注射で自力で治し、95歳まで矍鑠としていたという話もある。まあ、静脈注射は素人には危険な作業だろうから、普通に食べ物やサプリで摂取すれば十分だろう。

(以下引用)
「肉を食べる」が90歳現役医師の健康の秘訣 血糖値も気にせず「好きなものを食べる」

 一昔前までは、「高齢者は食べられるだけで十分である。肉はあまり食べないほうがいい」といわれていたが、現在は肉を食べることが推奨されている。90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師は、「好きなものを食べる」がモットーで、とくに肉が好きだという。


 折茂医師は、東京大学医学部老年病学教室の元教授で、日本老年医学会理事長を務めていた老年医学の第一人者。自立した高齢者として日々を生き生きと過ごすための一助になればと、自身の経験を交えながら快く老いる方法を紹介した著書『90歳現役医師が実践する ほったらかし快老術』(朝日新書)を発刊した。同書から一部抜粋してお届けする(第8回)。

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 肉を食べることが健康にいいデータを紹介しよう。


 食生活が高齢者の健康を維持する上で重要なことはすでに知られていると思うが、なかでも血清中のアルブミン値と総コレステロール値が高齢者の栄養状態を示す指標として極めて重要だ。ごく簡単に言うと、アルブミン値はたんぱく質の摂取量を、総コレステロール値は脂肪の摂取量を反映したものである。


 東京都小金井市の70 歳以上の在宅高齢者について10年間という長期にわたってこれらの値を調査した結果、血清アルブミン値が高い人ほど、10年生存率が上昇することがわかった(*1)。


 また、約600人の在宅高齢者の食生活と生活機能の関連について2年間の追跡調査をした結果、「肉類・牛乳・油脂類をよく食べる習慣」の人は、「ご飯・漬物・みそ汁をよく食べる習慣」の人に比べて生活機能が高く保たれている(自立性を低下させる危険率が低い)ことがわかった(*2)。

「肉を食べる」が90歳現役医師の健康の秘訣 血糖値も気にせず「好きなものを食べる」

 これらのデータは、高齢期の健康を維持するためには、食生活において肉類・牛乳・油脂類をとることがいかに重要であるかを示している。


 肉を食べられるかどうかは、健康のバロメーターの一つになるのではないだろうか。

■食事は細かいことを気にせず「好きなものを食べる」

 さて、これまで老年医学の立場から高齢者の食事についてみてきたが、ここから食事に対する私の見解に関して述べておきたい。私は、「好きなものを食べるのがいい」と考えている。


 私自身は食べることがなにより大好きで、とくに肉が好きだ。それほど多くの量を食べるわけではなく、ステーキならせいぜい200g ぐらいだ。もともと肉が好きだったので、肉が健康にいいとわかって食べているわけではない。

「肉を食べる」が90歳現役医師の健康の秘訣 血糖値も気にせず「好きなものを食べる」

 食べる楽しみは、人間にとってすごく大事なものだ。私の性格上、「どの栄養素はどれくらい」「糖質は何g まで」「塩分は何g 以内」などと細かいことを言われたら食欲がなくなってしまう。日々、食事をおいしくとるために働き、食欲が自然にわいてくるようにしたいと思っている。無理して食べるようになることほど、悲しいことはない。だから、私は、細かいことは気にせず、食べたいものを食べている。ただ、食べすぎはよくないと思うので、腹八分目にするようにはしている。何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」ともいわれるので、食べすぎないように、ほどほどを心がけている。


 私は糖尿病があるが、食事の糖質制限などはしておらず、血糖値もあまり気にしていない。基本的には、ここまで述べてきた理由によるところが大きいが、もう少し医学的な理由を紹介しておく。一つは、糖尿病や高血圧などの生活習慣病は75歳を境にその基準が緩くなる。75歳以上になると、心臓や血管の病気による死亡リスクが軽度になる。

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 もう一つは、糖尿病においては治療薬により血糖値を下げすぎることに起因する低血糖の問題も指摘されている。低血糖によりめまい、ふらつきなどの症状が起き、転倒につながるのだ。


 国立長寿医療研究センターの調査では、高齢糖尿病患者さん300人を対象に転倒あり群94人、転倒なし群206人の転倒要因を検討した結果、転倒と有意な関連性がある項目として、年齢と低血糖が抽出された(*3)。転倒が高齢者にとっていかに危険かは別途述べるが、加齢とともに血糖値が高くなること自体は自然なことで、低血糖のほうが問題なのだ。


*1 柴田博編著:中高年の疾病と栄養 建帛社 1996


*2 熊谷修ほか:老年社会科学16:146-155 1995


*3 サブレ森田さゆりほか:日本転倒予防学会誌1:37-43 2014

90歳現役医師「老いの心境がわかるようになったのは還暦過ぎ」 過去の患者への申し訳なさ

『90歳現役医師が実践する ほったらかし快老術』(朝日新書)から一部抜粋


≪著者プロフィール≫


折茂肇(おりも・はじめ)


公益財団法人骨粗鬆症財団理事長、東京都健康長寿医療センター名誉院長。1935年1月生まれ。東京大学医学部卒業後、86年東大医学部老年病学教室教授に就任。老年医学、とくにカルシウム代謝や骨粗鬆症を専門に研究と教育に携わり、日本老年医学会理事長(95~2001年)も務めた。東大退官後は、東京都老人医療センター院長や健康科学大学学長を務め、現在は医師として高齢者施設に週4日勤務する。


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