BrainDead Worldさんのサイトより
https://nofia.net/?p=26957
<転載開始>
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2025年1月の人口動態統計速報より
厚生労働省
・出生数は 4.4%の低下
・死亡数は 13.9%の増加
・人口の自然増減は -24,451人
そして、理由はよくわからないですが、「婚姻数」が、昨年同月比で 17%も減っています。
気の赴くままにつれづれと。
ラムの原料はサトウキビである。まずは、その堅い茎を絞ってジュースを抽出するのだが、歴史の項でもふれている通り、サトウキビジュースはその全てが砂糖に変化する訳ではない。結晶化して砂糖になる部分と、結晶化しない=砂糖にならない部分が同時に出来る。この砂糖にならない部分のことを、日本語で「糖蜜」と言う。全世界のラムの8割は、この糖蜜から造られている。これを「トラディショナルラム」という。では、サトウキビの収穫から順に説明する。
サトウキビは葉で光合成をし、茎の中に蔗糖を貯める。収穫は糖度がピークに達する乾期に行う。サトウキビは、ナタを使って手刈り、またはトラクターを使った機械刈りをする。サトウキビは刈り取った後、加水分解と酸化がはじまらないうちに圧搾し、次の工程に進めなければならない。
大きな滑り台のような機械で洗浄されたサトウキビは、カッターで20cmほどに切断される。切断されたサトウキビは、シュレッダーで繊維を裂かれた後、ベルトコンベアーで運ばれて3〜5個の歯車に順に押しつぶされながらジュースを絞り出される。
サトウキビを絞り尽くした後に残る繊維をバガスという。通常このバガスは蒸留所のボイラーにくべられて燃料となる。その他、紙や建築資材、飼料肥料に再利用されている。
サトウキビジュースを加熱・濃縮をすることにより、多くの糖分を含む糖液が出来る。これをバスケット型の遠心分離器にかけて、砂糖の結晶と糖蜜とに分ける。ここで分離された糖蜜がトラディショナルラムの原料となる。
酵母が糖分を分解し、エチルアルコールと炭酸ガスに変化させるプロセスを発酵という。この発酵の段階で、ラムの特徴となる芳香成分の大部分が形成される。カリブ海での一般的な発酵時間は24〜36時間で、発酵後のアルコール度数は平均4〜8%である。
カリブにおいて、大多数はステンレス製の柱状型連続式蒸留機を用いる。他、一部では単式蒸留機も用いられている。発酵済の液体を熱することにより、気化したアルコールはコンデンサーを通り液化される。カリブでの一般的な蒸留後のアルコール度数は約70%である。
蒸留後のアルコールは、ステンレスタンクで3ヶ月〜12ヶ月休ませながら加水されボトリングされる。これをホワイトラムという。また更に2年前後の間、樽に寝かせてからボトリングされるものをゴールドラム、3年以上の長期熟成をするものをダークラムという。糖蜜を原料とするトラディショナルラムに対し、サトウキビジュース100%を発酵・蒸留する製法がある。19世紀にフランス植民地で始まったこの製法のことを「アグリコールラム」という。また、サトウキビジュースを一度加熱し、シロップ化させた「ハイテストモラセス」を発酵・蒸留する製法もある。ここでは、主な製法を紹介したが、「サトウキビを原料とした蒸留酒」という条件を満たせばラムとなるため、他にも様々な製法が存在する。
合掌して「いただきます」「ごちそうさま」なんてのはごく新しい「作られた伝統」だが、まあ何年までが新しくて何年からが「本物の伝統」かなどという線引きは不可能だし不毛なので、その観点からの批判はしないでおく。
で、それは誰に向けた挙措なのか?
料理を作ってくれた人、振る舞ってくれている本人が眼の前にいるのならその人に向かってゴチになりますの意味でなんらか挨拶するのは自然だが、人に向かって合掌の礼をするのは日本の習慣としてはむしろ違和感がある。
あるいは「生命をいただきます」の意味で食物に向けての礼だという説明もある。その解釈でいくなら振る舞ってくれた人への仁義は省略して構わないことになる。
そして「ごちそうさま」は誰に言ってるのか。まあ振る舞ってくれた人にだろう。一人で愛妻弁当食ってる時はどうするか。妻の顔を思い浮かべつつ唱えるのか。そんな芝居じみたことやってるやつ居るか?
コンビニ弁当の場合は。作ってくれた食品工場の人にでも言うのか。自製の場合は自分に?なんかテキトーだよな。
何より食べる前は命に感謝みたいなしおらしいことを言ってたはずが、腹が膨れたらその件はどこかに行ってしまっている。間抜けな話。
いただきます/ごちそうさまに対する答礼もはっきりしない。「お粗末様」というのがあるが、いのちに感謝説からするととんでもない話だ。語の響きもきたならしい。
ことほどさように「合掌・いただきます・ごちそうさま」はまだぜんぜんディテールが固まってない。機械的に行うのが人としての当然の義務みたいなことを言ってるやつは自分では何も考えられないただのアホである。
過酷なマラソンによって飢餓状態になると、脳は自らの脂肪組織を消費してエネルギーをまかなおうとすることが判明したとの論文が発表されました。2カ月以内に元に戻るこの可逆的な現象の発見により、ミエリンと呼ばれる神経細胞の保護組織がエネルギー貯蔵庫としても機能している可能性が示されました。
Reversible reduction in brain myelin content upon marathon running | Nature Metabolism
https://www.nature.com/articles/s42255-025-01244-7
Your Brain Might Start ‘Eating Itself’ During Strenuous Endurance Exercise : ScienceAlert
ミエリンは神経細胞から伸びる軸索を包む脂質が豊富な組織で、主にニューロンの絶縁体の役割を果たしています。
筋肉が体脂肪を燃やしてエネルギーにするのと同様に、脳細胞もミエリンの脂質をエネルギーにしているのではないかとの仮説を立てたスペインの研究者らは、約42kmの距離を走破したベテランランナー10人の脳をスキャンする実験を行いました。
研究チームが、マラソンを走る前と後のランナーの脳をMRIで画像化し、ミエリンに含まれる水分を指標とした「ミエリン含有量」を調べたところ、脳で最も脂肪組織が豊富な白質でミエリンの量が大きく減少していることがわかりました。
ミエリンが大きく減少した白質領域を3D画像化すると以下のようになります。
研究チームは、主に運動機能や協調性、感覚や感情の統合に関わる脳領域で相当量のミエリンが失われたと報告しました。また、参加者の一部を対象とした継続的なスキャンにより、マラソンから2週間後にはミエリンが大幅に回復していたことや、2カ月でマラソン前の水準まで回復したこともわかりました。
以下は、ミエリン中の水分量(MWF)を左からマラソン前、マラソンから2日後、2週間後、2カ月後で比較したスキャン画像で、色が明るい部分ほどMWFが多いことを意味しています。
また、以下のグラフはMWFをマラソン前(緑色)、マラソン後(赤色)、マラソンから2カ月後(青)とで比較したものです。12ある白質の領域のすべてでマラソン後にミエリンが減少し、それから2カ月後までにほぼ完全に回復していることがわかります。
これまで、一部の神経学者は「脳は栄養不足に陥っても脂肪を燃やしてエネルギーにすることはほとんどない」と考えてきましたが、今回の研究によりミエリンが神経の保護だけでなくエネルギー貯蔵庫としての機能も発揮していることが示されました。研究チームは、この仮説を「代謝性ミエリン可塑性」と名付けています。
研究チームによると、マウスを用いた別の実験でも、脳内のブドウ糖が不足するとミエリンが脂肪分の貯蔵庫として使われることが示唆されたとのこと。また別の研究では、マラソンを走りきったランナーは反応速度が低下し、記憶力テストの成績も悪くなるものの、その後急速に脳の機能が回復することが報告されています。
研究チームは、神経変性疾患リスクがある人が激しい運動をすることの危険性について理解を深める必要性がある点などを念頭に、「今回得られた知見が脳のエネルギー代謝に関連する可能性があることから、さらなる研究が求められます」と論文に記しました。