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殺人者の「心神喪失」を理由とする「無罪」の不思議さ

この手の事件や裁判の記事を見るたびに、精神科医による加害者の「精神鑑定」が殺人者を無罪にすることの理不尽さを感じる。加害者が「心神喪失状態」であったなど、どんな証拠で判断できるのか。そしてなぜ心神喪失状態なら無罪になるのか。これが幼児や小児なら、まだ犯罪概念が無いということで、動物による加害と同じと見做せるだろうが、大の大人が、数人を殺害してなぜ無罪になるのか。そして、この種の事件だと、一人だけを殺すより多数を殺すほうが無罪を勝ち取りやすいというのは私の偏見だろうか。
この事件との対比で載せるが、未明に路上に寝ていた(横たわっていた)女性を轢いた運転者が問答無用で「犯罪者」になった(逮捕された)事件の記事も載せておく。それこそ、ほとんど不可抗力の事件なのではないか。もちろん、前方不注意の咎はあるだろうが、まさか未明(午前1時過ぎだから、ほとんど深夜)の路上に人間が横になっていると運転者は思わないだろう。これは明白な「事故」だと私は思うが、運転者は「逮捕」された。
なお、記事タイトルは「ひかれて死亡」と書いているが、この女性が「ひかれて」死亡したかどうかは十分に遺体の検証をしないと分からないだろう。読者をミスリードする可能性(あるいは意図)のある悪質な記事タイトルだと思う。この記事は「報道」ではなく、自称(毎日放送 によるストーリー • 昨日 23:55)するように「ストーリー」なのか。
この「被害者」女性が泥酔、あるいは麻薬で意識不明で路上に寝ていたなら、彼女をひいた運転者はとんだ巻き添えの被害者である。たとえば、伊藤詩織さんのように、薬物で意識不明にされていたという可能性が大きいと思う。そして、運転者がひく前に彼女は既に死んでいた(あるいは殺されていた)可能性もあるだろう。

(以下引用)

5人殺傷 心神喪失で1審無罪 控訴審で検察側の医師『限定的な刑事責任能力あった』

2023/05/12 17:40



 6年前に神戸市北区で起きた5人殺傷事件の控訴審が始まりました。

 無職の男性被告(32)は2017年7月、神戸市北区で、祖父母と近所に住む女性を包丁で刺すなどして殺害したほか、母親ら2人を殺害しようとした罪などに問われています。

 1審では、弁護側が、被告は精神疾患による妄想や幻聴の影響で犯行に及んだと主張。神戸地裁は「心神喪失状態だった疑いが残る」として無罪を言い渡し、検察側が控訴していました。

 5月12日に始まった控訴審の初公判で、弁護側が証人として申請した医師は「被告は幻覚や妄想を完全に信じていた」と証言。一方、検察側が申請した医師は「犯行時は妄想を100%確信していなかった」として、限定的な刑事責任能力はあったと指摘しました。

(引用2)

路上に横たわっていた18歳女性ひかれ死亡 車運転の会社員を過失運転致死の疑いで逮捕

毎日放送 によるストーリー • 昨日 23:55







路上に横たわっていた18歳女性ひかれ死亡 車運転の会社員を過失運転致死の疑いで逮捕
路上に横たわっていた18歳女性ひかれ死亡 車運転の会社員を過失運転致死の疑いで逮捕© MBS

 5月12日未明に神戸市須磨区で18歳の女性が車にひかれて死亡した事故で、警察は車を運転していた会社員の男を逮捕しました。


 過失運転致死の疑いで逮捕されたのは、神戸市垂水区の会社員・大西準二容疑者(54)です。大西容疑者は12日午前1時すぎ、帰宅するために車を運転していた際、須磨区西落合の路上に横たわっていた垂水区に住む専門学校生の女性(18)をひいて死亡させた疑いがもたれています。


 警察によりますと、事故直後、大西容疑者の呼気からは基準値を下回るものの0.05ミリグラムのアルコールが検出されたということです。警察の調べに対し大西容疑者は「車を運転中に事故を起こしたのは間違いない」と話していて、事故前に飲酒していたことも認めているということです。警察は女性が路上に倒れていた原因などについても詳しく調べています。








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ブログ書き手の「正解率」www

朝方読んだ、「東海アマブログ」の推理が、その日のうちに完全否定されたようだww
まあ、東海アマ氏は原発問題以外ではほとんど独断と偏見の人だから、何かを思い込むと即座に、それしかない、と決め込むのである。ただ、凄い努力と情熱の人であり、その独断と偏見も、彼のエネルギーの根本かもしれない。
二つの記事を並べると、趣があるww
この先生は見知らぬ家の人間に荷物運びを頼まれ、その時に鼻血を出したと供述しているらしい。だから、その家に彼の血痕が残ったという話で、小学生レベルの言い訳だろう。
評判のいい先生だったというが、人間(特に評判が大事な政治家や教師)には表の顔と裏の顔があるというのは常識。だから、人間性を顔で判断できるくらいでないとダメなのである。
もちろん、私も憶測や独断で記事を書いたことは何度もあるが、それが間違っていたことは、たぶん、10回に1回かそこらだと思う。そして、新コロ問題やワクチン問題など、無数の人の生命や生活に関わる重大問題では、かなり早い段階で「正解」を記事に書いている。

(追記)続報である。どんどん出て来る。これで無罪になったら、凄い。

東京・江戸川の男性殺害事件で、殺人容疑で逮捕された中学教諭(36)が、職場のタイムカード上は事件の発生時刻以降に退勤したことになっていました。学校側の把握している勤務実態と食い違っており、警視庁はアリバイ作りをしようとした可能性があるとみています。


(以下引用)


最近、胡散臭いニュースばかりが飛び交っている。
  私が「胡散臭い!」と感じたのは、昨日逮捕された中学教師の問題だ。
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230510/k10014062911000.html
  尾本幸裕容疑者の周囲の評判は、非の打ち所のないものだった。
 https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000298772.html

 今のところ、容疑者が監視カメラに写っている姿が公開されているが、本当に彼であるか、誰をも納得させる明快な証拠とはいえないし、本人も供述で否認している。
 他に、DNA鑑定や凶器など明確な証拠は存在しないようだ。また、彼が強盗殺人を行う動機が、まるで見当たらない。
 サイコパスのような人間性とは思えない、真逆の証言ばかりだ。
 警察が公開している唯一の証拠である監視カメラについては、以下の冤罪告発がある。
 
 冤罪を生む「防犯カメラ」、憤る冤罪被害者「都合良く抜き出され、こじつけられた」2017年11月16日
https://www.bengo4.com/c_1018/n_6968/

逮捕の教諭、過去に被害者宅に侵入か 江戸川殺人「荷物運んだ」





尾本幸祐容疑者の自宅を家宅捜索し、押収品を運び出す警視庁の捜査員=東京都江東区で2023年5月10日午後3時25分ごろ、岩崎歩撮影拡大
尾本幸祐容疑者の自宅を家宅捜索し、押収品を運び出す警視庁の捜査員=東京都江東区で2023年5月10日午後3時25分ごろ、岩崎歩撮影

 東京都江戸川区の住宅で契約社員の山岸正文さん(当時63歳)が2月に殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された区立松江第五中学校の教諭、尾本幸祐容疑者(36)=江東区大島8=が事件前にもこの住宅に侵入していた疑いがあることが、捜査関係者への取材で判明した。警視庁捜査1課は、窃盗目的で再びこの住宅に侵入し、帰宅した山岸さんと鉢合わせになって殺害した可能性があるとみて調べている。


 尾本容疑者は10日に逮捕された際、「事件には関わっていません」と容疑を否認している。


 捜査関係者によると、山岸さん宅は3階建てで、各階で室内を土足で歩き回ったとみられる古い足跡が見つかった。足跡の上に残るほこりの状況などから、足跡は事件前のものとみられ、山岸さんや同居する母親の靴の足跡とは一致しなかったという。



 一方、尾本容疑者は逮捕前の任意の事情聴取に対し「1月下旬に(山岸さんの暮らしている)住宅の近くを通りかかった際、男性に『荷物を運ぶのを手伝ってほしい』と頼まれた。『土足でいい』と言われ、土足のまま1階から3階まで段ボール箱を運んだ」などと述べていたという。さらに「その際、男性の案内で土足のまま2階と3階の部屋も見に行った」などと、過去に山岸さん宅を訪れたことがあるという趣旨の説明もしたという。


 捜査1課は、室内に残された靴の足跡は尾本容疑者のものとみており、尾本容疑者の説明に矛盾点がないか慎重に調べている。【木原真希、岩崎歩、菅健吾】



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「白人の強欲」が世界を地獄化する

市民図書館から借りた「モヒカン族の最後」(この訳題を誤訳と前に書いたのは私の間違い。原題が「The last of the Mohicans」らしいから、訳は正しい。)は、作中人物の白人たちが馬鹿揃いで、その発言に人種的偏見が丸出しであり、また、「味方側はすべて正義、敵側はすべて悪」という、阿呆極まる「大衆小説的精神」が露骨なので、外国人(日本人・黄色人種)読者としては読むのがあまり楽しくない小説だが、「イギリス系アメリカ人」視点で読むなら楽しい冒険小説だろう。主人公側で死ぬのも、アフリカ系の血を引く心正しい美女と、騎士道精神溢れるインディアンだけだから、「白人は死なない」しwww
その中で唯一私が感心したのが、「敵側インディアン」で、邪悪そのものの存在として描かれる悪役マグアの演説の台詞である。まさに、この台詞は真実そのものである。ただし、その中にも黒人などへの侮蔑が入っている。ただ、「白人とはどういう存在か」をこれほど明確に述べた発言が、1800年代前半に書かれているのはある意味凄いが、これはもちろん「悪役の台詞」だから、信じるな、と作者はサインを送っているのである。それとも、悪役こそが真の主役なのだろうか?
 
最後の赤字は夢人による強調だが、これ(強欲さ)がまさに白人の最大の特徴だろう。私は、この「悪役」マグアが、全インディアンを統率して白人と戦う存在にならなかったのを、今や地上からほとんど消滅したインディアンに対して惜しむものである。
白人の「つかれを知らない翼」が、世界を「白人汚染」したわけだ。


(以下引用)

それから、陰険なもくろみにもとづいた、マグアの演説がはじまった。聞いているデラウェア(注:フランス占領地区に住む、中立的立場のインディアン部族)たちにわかるように、彼はフランス語でしゃべりはじめた。
「偉大な精霊は、人間にさまざまな肌の色をあたえた。」と、悪がしこいマグアは話しはじめた。
「ある者たちは、のろまな熊より黒い。精霊は彼らに奴隷になれといい、ビーヴァーのように永久に働きつづけるよう命じた。黒人をいっぱい乗せた大きなカヌーが、大きな塩の湖(注:海のこと)の岸を行き来すると、南風に乗って、野牛の声よりもひくく、彼らのうめき声が聞こえるだろう。
精霊は、また、ある者たちに、森にいるテンよりも白い顔をあたえ、商人になるよう命じた。女には犬のようにつかえるが、奴隷には狼のように残酷にふるまうやつらだ。精霊は彼らに、鳩の性質と、つかれを知らない翼と、木の葉よりも数多い若者たちをあたえた。また、ひとをあざむく山猫の鳴き声のようなことばと、兎のようなこころと、豚(狐ではない)のようなずるさと、オオジカの足よりも長い腕をあたえた。(注:泥棒の腕ということかと思う。)
白人のことばは、インディアンをあざむいた。白人のこころは、インディアン戦士に金をはらって、戦わせることをおぼえた。白人のずるさは、大地の富をかきあつめることを知った。そして、白人の腕は、塩の湖の岸辺から、ヒューロン湖の島々にいたるすべての土地をとりかこんだ。
白人は大食らいをして、病気になった。神は、白人にじゅうぶんあたえたが、彼らはまだすべてのものをほしがっている。それが白人なのだ















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異常犯罪の増加と「想像力」欠如時代



実に陰惨で衝撃的な事件で、多くのヤフーコメントが付いているが、その中で、下のコメントが一番的確かな、と思うのでそれも引用する。
情報化時代というのは、情報があまりに多すぎてその享受が皮相的で、それを内面的に咀嚼しておらず、「想像力」が育っていないと思う。道徳性というのは、そういう、他者への想像力が基盤なのである。
殴ったら相手を殺す可能性もある、殺したら、自分の一生はほとんど終わりだ、というのが当たり前の想像力である。それ以前に、「殴られたら痛い」、男と女では「暴力能力」に差があるから女性を殴ってはいけない、というのが男としての大前提だろう。
ところが、女性は暴力的な男を「強い」と思い、惚れる傾向もあるように思う。暴力団の男で情婦を持たない男のほうが少ないようだ。そして、お定まりのDVとなるが、DVというのは警察は介入しにくいので、警察に訴えても門前払いになる。つまり、この事件のように、女性被害者が殺されてから警察は動くのである。そうなると、死人に口無しだから、加害者側の言い分しか有効性は無く、弁護側は、あらゆる手を尽くして加害者を助けるわけだ。被害者は殺され損。
恋愛や同棲というのは、或る意味、女性にとっては死の可能性を前提とした冒険だなあ、と思う。男の中には聖人もいれば怪物もいる。(怪物も見かけは同じ人間で、暴力を否定する聖人君子と違って力を誇示するから、聖人よりは怪物のほうが表面的魅力があったりするww)頼れるのは自分の判断力だけであり、それもまた冒頭に書いたように「想像力」が前提だ。

(以下引用)

【独自】「1時間くらい殴り続けた」大阪・泉佐野で女性が死亡した事件 交際相手の男が供述


配信

読売テレビ

読売テレビ





自分を制御できない。 相手がどうなってしまうのか先の想像が出来ない。 殺してしまえば自分もどうなるか想像出来ない。 最近、短絡的な犯罪が多いですね。 普通は仮に良からぬ思いがよぎってもあらゆる展開を考えて抑制するとか諦めるものですが、そこが抜け落ちてる。 先が想像出来ないのかそこまで自分自身の人生など大したことないからどうなってもいいと思ってるのか。そして他者を巻き込む行動や思考に至ってしまうのだろうか。 理性の欠如、制御できないならば人間として社会で生きるのはかなり厳しい。 短絡的な強盗や殺人。動物を痛めつけたり物損や放火、食テロなども然り。先のことも相手のことも考えることが出来ない人間。 このような人間を見ると退化してると感じざるを得ない。 このような人間の割合が仮に増えてるならば人類のここまでの歩み、社会の在り方などは失敗ということになる。


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聖職の碑(いしぶみ)

まあ、記事本文を読まなくても内容はすべて分かるような記事だが、その梗概を読むだけでも、凄い生き方である。合理性だけを思考の唯一の手段とするような人間には考えられない人生だが、「損得勘定」(経済合理性)だけの生き方が唯一の正解だとも言えない。その時その時の感情に任せて生きる生き方も「あり」だろう。
もちろん、当人は自分なりの合理的思考の結果選んだ生き方なのかもしれない。どういう状況でも「絶望」だけはしなかった勇気(なのか、人生哲学なのか)は凄い。私のような、生命エネルギー(エラン・ヴィタール)が欠乏した人間には、ある意味眩しい生き方だが、羨ましくは全然ない。ただ、思索のみの自己完結的人間より、こうした「常に他者と関わってきた人間」のほうが、社会的存在としてははるかに有益ではあるだろう。(もちろん、他者と関わることで害しか及ぼさない害虫的存在は膨大におり、社会の上位層にもたくさんいる。)
ソープ嬢ですら、「労働者」であり、「他人に求められる存在」であり、ニートよりははるかに社会的に有益な存在だ。まして、介護福祉士の仕事は、「現代の聖職」のひとつだと私は思っている。

(以下引用)

中3で担任の先生との子を妊娠・出産。高校卒業後、温泉コンパニオン、愛人、ソープ嬢を経た元風俗嬢が2度のがんを乗り越えて追いかける夢


「風俗に落ちた」といった言葉はよく聞くが、「風俗から抜けた」後の話を聞くことは少ない。風俗をやめた後、彼女たちはどんなセカンドキャリアを過ごしているのだろう。ある地方都市で介護福祉士として働き、特別養護老人ホームでプロジェクトリーダーを担う女性に話を聞いた。



風俗嬢のセカンドキャリア#3


15歳で妊娠・出産…セーラー服で保育園に送迎する日々


介護福祉士として働きながら、県からの任命で介護の特別チームのメンバーを兼任する吉田裕子さん(55歳、仮名)。彼女がかつて22歳から41歳までソープランドの人気嬢として働いていたことを知る人は、夫以外、誰もいない。


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「苦悩の年鑑」

太宰治は、「苦悩の年鑑」という短文集の中で、自分の政治思想の変遷を書いているが、案外この部分は正直に語っていると思う。自分にとって不利益になりかねない事柄だからだ。その前に、自分がもっとも嫌うのは「偽善」である、と書いている。小説というのは「嘘」ではなく、フィクションなのである。その中から何を読み取るかた読者次第だ。しかし、太宰は、自分に関すること、自分の姿や実生活に関することは、偽善的なことや嘘は言わない人間だと思う。むしろ偽悪家すぎるところがあるようだ。
その「苦悩の年鑑」から、幾つか、戦前から戦後の彼の政治思想の変遷に関する部分を抜き書きする。これは太宰を論じる人間が、ほとんど着目していない部分ではないか。何しろ、彼は民主主義者にとっては不都合なことを言っているのだから。

(以下引用)赤字は夢人による強調。この「恥ずかしかった」は、当時の庶民の多くが持った感情だろうが、その「恥ずかしい」を理解できない(下品な)人間も多いだろう。敗戦後の庶民のほとんどは、あの戦争について語らなかった。そこに、この「恥ずかしさ」の意味がある。誰もが、「自分も戦犯だ」と思っていたのだ。少数の恥知らずが、自己を美化して大いに語った。戦犯から代議士になり、中には総理になった者さえいる。
さて、また「歴史は繰り返されようとしている」。我々は歴史から何も学んでいない。



組織の無いテロリズム(注:226事件のこと)は最も悪質の犯罪である。馬鹿とも何とも言いようがない。このいい気な愚行の匂いが所謂大東亜戦争の終わりまでただよっていた。

中国との戦争はいつまでも長引く。たいていの人は、この戦争は無意味だと考えるようになった。転換。敵は米英ということになった。

指導者(注:主に軍部をさす)は全部、無学であった。常識のレベルにさえ達していなかった。

しかし彼らは脅迫した。天皇の名を騙って脅迫した。私は天皇を好きである。大好きである。しかし、一夜ひそかにその天皇を、お恨み申したことさえあった。

日本は無条件降伏をした。私はただ、恥ずかしかった。ものも言えないくらい恥ずかしかった。

天皇の悪口を言うものが激増してきた。しかし、そうなってみると私は、これまでどんなに深く天皇を愛して来たのかを知った。私は保守派を友人たちに宣言した。

十歳の民主派、二十歳の共産派、三十歳の純粋派、四十歳の保守派。そうして、やはり歴史は繰り返すのであろうか。私は、歴史は繰り返してはならぬものだと思っている。



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性の自由化は女性を幸福にしたか

「性の自由化」である。昔は北欧諸国がフリーセックス先進国と騒がれたが、今や日本も同じである。そのような国で結婚をし、子供を産むことを選ぶ男女は希少種になる。つまり、先進国の少子高齢化は必然だろう。
まあ、日本全体(あるいは大都市)が遊郭になったようなものだ。ホストに入れあげる女性は、遊郭の女郎に入れあげる男と同じである。これは恋愛なのか? まあ、「自分をいい気分にさせてくれる男(女)」には、それが相手の商売だと分かっていても価値がある、ということだろう。 で、若さを失った時、これらの女性はどうなるのだろうか。

後で思いついたが、この記事のタイトルを「昭和の野郎時代から令和の女郎時代」とすれば良かったwww もちろん、「夜郎自大」が正しい表記だが、昭和、いや、それまでの日本はいつも「野郎時代」だったのである。もちろん、同時に「夜郎自大」でもあった。そしてフェミニズム(と、その半面としてのフリーセックス)が女郎時代を招来したようだが、それは女性にとって幸福なのか、というのがここでの問いかけだ。

(以下引用)

トー横裏の公園で“立ちんぼ”女性が告白「1日最低7人、稼ぎはホストへ」歪んだ価値観

ライブドアニュースより
https://news.livedoor.com/article/detail/24198249/
ある意味において女性はたくましい。
<転載開始>



巡回員が定期的に見回っているが立ちんぼは一向に減らない

写真拡大



「今日ですか? もう7人客とりましたよ」

【写真】愛くるしい顔立ちからは想像できない“立ちんぼ”をしているというアミさん


 まだあどけない顔をした21歳のアミさん(仮名)は、心配する女性記者をよそにあっけらかんと言い放った。

トー横裏・新宿大久保公園の“立ちんぼ”が告白

 日本最大の歓楽街・新宿歌舞伎町にある新宿大久保公園周辺には、街を歩く男性と売春目的の交渉をする通称・“立ちんぼ”の存在が古くから有名だ。しかしここ最近、立ちんぼに異変が起きている。


「以前は年配の女性や外国人女性が多かったのですが、若い日本人の女性が中心になりました」(風俗誌編集者)

 事件も起きている。4月27日に警視庁は女性客に立ちんぼをするよう指示したとして歌舞伎町のホスト・江川誉容疑者を売春防止法違反で逮捕した。売春教唆での逮捕は実に60年ぶり。



「その際に51人の立ちんぼ女性が検挙されたんですが、いずれもメン地下アイドルやホストへの借金返済のための立ちんぼ行為だったといいます」(全国紙社会部記者)


 そう、彼女たちが身体を売るのは“推し活”や“ホス狂い”が理由だというのだ。


 5月某日、真相を確かめるべく現地へ向かうと日中の3時にもかかわらず10数人の若い女性がスマホ片手に等間隔で立っていた。


 中でもひっきりなしに男性に声をかけられていたのが冒頭のアミさん。地雷系メイクなどはしておらず清楚な印象の彼女がなぜここにいるのか。


「ホストですー。売り掛けの借金が300万円残っていて」

「(客を)金としか見てないんで」

 長野県出身のアミさんは専門学校進学を機に上京、ルームシェアしていた友人の影響でホストにハマったという。


「3か月で専門学校はやめました。ホスト遊びが楽しくて。推しのホストを人気者にしたいっていう一心で気づいたら400万円近くの借金ができていたんです。


 まずは風俗で働いて、地方に出稼ぎにも行きました。オーストラリアに1か月出稼ぎに行ったときは月に250万円稼ぎました」(アミさん、以下同)


 と淡々と話す。彼女によると地方出稼ぎ風俗はホス狂いの女性たちの間では短期間で稼げると人気だとか。


 躊躇はないのだろうか?


「ないですね。(客を)金としか見てないんで。私は30分程度で終わらせてくれる人としています。金額は2万円くらい。だいたい1日最低7人は客をとっています。稼いだお金はすべてホストに使います」


 そう話すアミさんから悲愴感は全く感じられない。性病などの心配はないのだろうか。


「とにかくお金が欲しいので先のことは考えていません。早くイッてほしいからゴムもつけないときすらあります」


 地雷系メイクにゴスロリファッションで立っていた19歳のヨリさん(仮名)も、立つ理由はアミさん同様、ホスト。


「風俗もやっているけど、ここだと自由だし、自分で交渉できるから楽」


 と話す。彼女たちはいずれも「自発的に」立っていると主張した。


 公園のすぐ横にはジェンダーレストイレが話題になった歌舞伎町タワーがそびえ、イベントスペース設営で追い出されたトー横キッズたちも集う新宿大久保公園。


 歌舞伎町タワーとともに“ネオ東京”の新名所となっているのは世も末としか言いようがない。



<転載終了> 















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男性
職業:
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考えること
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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