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老人の娯楽としての「大学(再)入学」

私は眠りが浅いので、一晩に何度も目が覚めて、起きてネットをしたり寝床の中で本を読んだり、あるいは再び明かりを消して寝たりするのだが、眠りが浅いと夢を見ることも多くなるようだ。
先ほど見た夢は、(現実の年齢よりはやや若いようだったが)老人の私が大学に入り直す夢だった。どうやら、沖縄の私大のようだったが、その入学式当日らしい様子だった。
多くの若者と一緒に講義(入学式そのものではなかった。模擬授業か。)らしいものを受けた後、教科書その他、大学で必要なものを買いに購買部に行き、そのお釣りがなぜかドル硬貨(高額硬貨らしいが、私が見たことがないもので、イギリスの硬貨かもしれない。八角形の硬貨もあったようだ。)で、しかもそれと日本円の換算がかなりいい加減らしい様子なので、売り手の若者、(なぜか松山ケンイチだった)と暫く押し問答をしたら、その若者が実は正確な換算法を知らないことが明らかになって、相手が頭を抱えて座り込む、というところで目が覚めた。
実は私は大学に入ってみたい、という願望が前々からあり、ただしそれは「好きな科目だけ授業を受けたい」「進級するつもりは無い」というものである。要するに、一般論として、定年退職後の趣味として大学で学ぶ、というのはいい趣味なのではないか、ということだ。私の場合は、「経済学」「法学」「古典文学」「語学」などを学びたい。まあ、教える側は、座席に自分より年上の変な爺さん婆さんがいるのでストレスはあると思うが、少子化で経営難が常態の大学としては、これはいい活路になるのではないか。要するに、(試験や競争が無ければ)「学ぶことは娯楽である」ということだ。試験が無ければ、科学や数学の授業を聞くのも悪くないかもしれない。

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HN:
酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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