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木っ端役人根性・下士官根性の考察

災害救助における決定権の話の続きである。
「ラ・ターシュに魅せられて」という変な名前の有名ブログからの引用が下記記事。
現場の人間は、少しでも被災者を救いたいと思っているが、それを許さないのがお役所というものだ。つまり、規定に無いことはできない、という硬直性がお役所にはあるわけで、それがこういう緊急時には大きな障害になるということである。
こうした硬直性を打ち破るには勇気が必要だが、実は勇気よりも必要なのが恒産である。首になっても生きていけるという財産を持っていないと信念や正義感に基づく行動はできないものだ。
首にされる恐怖のために会社の理不尽な命令に逆らうこともできないという会社内奴隷の立場も似たようなもので、それが実は日本であらゆる社会悪がはびこった根本でもある。
みんな不正の存在には気づいているが、自分にはどうにもできないから黙っているか、あるいは積極的に悪の側に加わって甘い汁を吸おうとするわけだ。
部下にハードな仕事を要求して、失敗の責任は部下に押し付け、その成果は自分のものにする人間のほうが、真面目に自分の責任を果たし、その成果は誇らない謙虚な人間よりも出世するのは洋の東西を問わない社会的真理だろう。
テレビに出る東電上層部や原子力保安院の連中も、自己保身だけで生きてきた木っ端役人の顔である。東大やら東工大の教授とやらも似たようなものだ。経営者やら高級官僚やらの他人の尻拭いをさせられていることがありありと見える迷惑顔である。
みのもんたや枝野レベルの厚顔さがないと、全国の人間の前で堂々と嘘をつくのは無理だろう。レンホーなど、顔がひきつっているではないか。


(以下引用)



テレビといえば・・
避難所にいる人々の悲惨な生活状況を盛んに報道してますが・・
カメラやマイクを持ってってる連中は、
ほんの少しでも・・
食料や灯油などを持参してるのでしょうか。
勿論、限りはあるでしょうが・・
少しでもヤル気がありさえすれば、出来ることです。

自衛隊には600機を越えるヘリがあります。
陸路が、ほとんど寸断されてる今・・
山間部の被災地への物資支援はヘリがやるべきだと思うのですが、
思うように進んでいません。
この点について・・
自衛隊に放つ草の者に、
先日訊いてみました。

「ヘリが着陸できないところに・・低空から救援物資を投下できないのかって? オレたちもそう思ってるよ。 許可を取ろうとしたら・・どこかの役所が横槍入れてきたそうだ。 なんでも・・"投下して、救援物資が破損したら苦情が来てかえって問題になる" とか、"自衛隊が固定物を投下することを許可する法律がない・・住民が爆弾と間違えて苦情がきたら困る" ってのもある。 水は落としてくれ!って言ってるくせに・・物資は落とすなって言うんだから・・ハナシにならないよ・・」

こうした非常事態の時でさえ・・
官僚のお役所仕事は・・
国民の生活と安全を脅かします。

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酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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