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気の赴くままにつれづれと。
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それがあたかも道理か事実であるかのように頻繁につかわれる「常套句」があります。
たとえば、「日本は資源のない国」「国際化」「日米同盟は日本外交の基軸」などなどです。
わたしは、多分この5年くらいの間に、それらがすべて政治的なキャッチコピー(プロパガンダ)だということに気が付いてきていました。
鹿児島の伊藤知事は(いまどき珍しい時代劇の悪代官を地で行くような人物)川内原発の再稼働を「やむを得ない」ことだと言いました。
なにがやむを得ないかといえば、いうまでもなく、日本は資源がないということなのですが、それをさも正当で立派な理由であるかのように、だれもそれに文句はないだろうという感じで言っていることにわたしは違和感をおぼえるのです。
わたしはもうそういう言葉を聞き飽きましたし、それが正当な理由にもならないことに気が付くべきだと思いました。
資源とは何ですか。
日本でいわれている「資源」はイコール「石油」を指します。(その他レアメタルなど)
石油がないだけで、日本は資源小国になるのだそうです。
レアメタルの鉱脈が発見されたというアフガニスタンや石油の埋蔵量を誇る国々の地は、ほとんどが砂漠や荒涼とした岩山です。
それに引き替え、日本には有り余る緑ときれいな水があります。
まさに、「緑の日本列島」です。
これこそが人間が生きていく上での絶対不可欠な資源なのです。
人口減は止まらないのでしょうが、人間あっての資源であると共に、人間そのものが資源なのです。(人的資源)
それなのに、政治家や企業家はなんとその資源(宝)である国民を粗末に扱い苦しめていることでしょう。
子どもは国の宝だと言いながら、少子化を促進するような政策ばかり採っています。
国の宝である国民をすべて奴隷労働者にしようとしています。
そうしておいて「日本には資源がない」と言う為政者に、わたしは怒り以上の感情を持つのです。
きれいで豊かな水があるということは、喜びと幸せの源泉です。
(もちろん、それが時に洪水となって人に仇をなすのですが)
「封印された技術」といわれてきた水で走る車の実用化ももうすぐだそうです。
人間ではなく、お金がもっとも価値あるものとして尊重されてきた歴史が終わるのもそう遠くはないのでしょうか。
石油を軸に動いてきた国際環境や政治も終焉のときを迎えるのでしょうか。
人間や生きものが尊重されない世界は「死の世界」です。
そういう世界がどれほど人類を苦しめてきたことでしょう。
想像を絶します。
わたしは、人間の感性や理性や知性、そこから溢れ出てくる知恵や想像力こそが人類の資源なのではないかと思っています。
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