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朝日のようにさわやかに

朝日のきれいな光が窓から射し込んでくるので、実に気持ちのいい朝だなあ、と思って、「朝日のようにさわやかに」の歌詞でも今朝の記念に載せようと探してみたが、英語の原詩を載せているサイトの原詩そのものが少し怪しいので、訳詩を載せたサイトから引っ張ってきた。
英語の原詩を大雑把に読んで「あれ、あまり爽やかじゃないなあ」と思ってたが、下のサイトの方も同意見のようだ。しかし、曲の爽やかさはジャズのスタンダードの中でも一番だろう。「サニーサイドオブザストリート」もそうだが、日の光を描いた曲はやはり曲が爽やかだ。もちろん、「softly」を「さわやかに」と訳したのは多くの人が指摘しているように誤訳かもしれないが、「誤訳の名訳」だろう。

下の訳詩では「Softly,as in a morning sunrise」を「朝日が静かに昇るように(そっと)」と訳しているが、中学生並みの英文解釈をするなら、「朝の光の中にいるように」ではないか、と思うのだがどうだろうか。つまり、朝の太陽の光が、昇るにつれてゆっくりと角度を変えていく、その光の中にいるように(恋がそっと心に忍び込む)、ということかと思う。





Words by Oscar Hammerstein 2nd /Music by Sigmund Romberg (1928年)

ジャズメンに最も愛されているこの曲。さわやかで、ちょっとセンチで、
だから恋の始まりの歌かと想像していました。ところが詩の中身を読んで
みれば、そこにはドキッとするような人生の真実が・・・・・・・・・。




朝日が静かに昇るように
恋の光は新しい一日の始まりに
そっと忍び込んでくる


燃えるくちづけは愛の誓いのしるし
そして誓いはきっと裏切られる


天にも昇る恋の情熱は
人を地獄へと突き落とす
そうして、それぞれの物語は終わる。


輝きに満ちていた恋の光は
静かに沈む夕日のように
そっと、すべてを奪い去って行く




どうです?なんだかこわい歌詞でしょう? 「さわやかに」だなんて、いったい誰が訳したんでしょうね。 この曲結婚式なんかでうっかりやると、罪作りかもしれませんね。



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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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