実写版「ハイジ」と実写版「アン」
ハイジも、ほぼ完璧ではないか。笑顔が可愛い。
クララは少し惜しい。もう少しだけ年齢を下げたほうが良いように思う。顔がおばさん臭い。
なお、ネットフリックスで実写版「赤毛のアン」もやっているが、ダイアナがインド系の顔の不細工な少女なので、第二回以降は見ていない。アンは原作に近いイメージであるし、マリラやリンド夫人はほぼ完璧なのだが、マシューとダイアナが良くない。それに、原作に無い話(アンがフランス人の雇われ少年に悪態をつく場面)を入れており、脚本家や監督が「自分の味」を出そうとする、失敗作にはおなじみの悪いパターンになっている。
これがスイスの本気! 21世紀版実写「アルプスの少女ハイジ」が8月公開
くしゃっとした髪型とそばかすが印象的な21世紀のハイジ。
世界中で愛されるヨハンナ・スピリの名作児童文学「アルプスの少女ハイジ」の最新実写映画「ハイジ アルプスの物語」(原題:HEIDI)が、8月に日本で公開されることが決定しました。これがスイスの本気……。
これまでに世界で約60言語に翻訳され、5000万部以上発行されている同作は、日本でも1974年に高畑勲、宮崎駿らの手でアニメーション化され人気に。21世紀版ハイジとしてスイスが情熱とプライドを掛けて製作したのが今作です。
アルプスの山の大自然に囲まれ、ガンコだけれど優しい祖父(アルムおんじ)と楽しく暮らすハイジが、大富豪のお嬢さま・クララの話し相手として、フランクフルトの都会へ連れていかれることに。クララとの友情をはぐくむも、アルムおんじの待つアルプスの山を恋しがるストーリーとなっています。
同作でくしゃっとした髪型とそばかすが印象的なハイジを演じるのは、500人の候補の中から選ばれたアヌーク・シュテフェン。アルムおんじは「ヒトラー ~最期の12日間~」のブルーノ・ガンツ。その他、公開された場面写真では、クララやヤギ飼いの少年ペーターの姿もみられます。
スイス人監督のアラン・グスポーナーは、原作の根底には“抑圧からの解放”と“自分の居場所を見つける”という普遍的なテーマがあるとしており、今作でもそれが描かれるようです。