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酔生夢人とアリストテレスの思想的類縁性

これだけで一項目としている「アリストテレスの政治原理」だが、読む人が少ないだろうから、再度掲載しておく。少なくとも、政治に興味のある人は、一読して損はないと思う。

(以下自己引用)

アリストテレスの政治原理



森鴎外の、「古い手帳から」(文章の題は鴎外ではなく、編集者によるものと思う)の中に、アリストテレスの政治哲学(政治原理)を実に簡明に説明している文章があり、長大な「政治」をわずか2ページに要約している。ただし、文語表現なので、それを私が要約した下の内容に誤読があるかもしれない。まあ、この日本図書センター刊、田中実編の「作家の随筆1 森鴎外」の中にも、「分疎(ぶんそ:いいわけ)」を「分琉(いいわけ)」と書くような誤記がある。「疏」を「琉」とするなど、鴎外ならするはずのない誤字である。私の誤読くらいは大目に見てもらおう。
・下の文章を全部書いた後で思うのだが、この文章は、大学で政治学を学ぶ若者や政治に関心がある高校生が最初に知るべき内容だと思う。つまり政治学の基本の基本だ。あえて言うが、鴎外の文語文を(アレンジはしたが)口語文にして現代人でも読めるようにしたのは、私の日本という国への最大の貢献だろう。





1:プラトンは人生の幸福を自己の利害を顧みず国家に尽くすことに求めた。これに対してアリストテレスは人生の幸福を、自分が所有するものがあって初めて成立するものと見た。彼(プラトン)は純利他である。此(アリストテレス)は自利があった上での利他である。ここにプラトンの国家集産主義(注:国家中心主義と解しておく)に対するアリストテレスの個人主義がある。
2:プラトンの国家は上二階級(注:政治家と軍人)にまったく自利のこころを捨てさせようとしたものである。このような器械的(注:人工的な、不自然な)国家は成り立たない。なぜなら、自利のこころが無いと人の心に励みがない。緊張がない。発展がない。文化が滅びる。
国家は私産を認め、結婚を認めて、この励み、この緊張を助成しなくてはならない。ここに(プラトンの)共産主義が否定される。(注:プラトンは、政治家と軍人という、国家を導く上二階級の者は財産と女子を私蓄することを禁じている。つまり、上二階級だけは共産主義としたのである。その他の階級、農工商と奴隷が「人民」である。資本家も奴隷も賤業者なのである。) 
3:私産を認め、結婚を認めると、貧富幸不幸が生じる。国家の制度はこの懸隔が大きくならないように調節していくべきである。ここにアリストテレスの社会政策がある。
4:プラトンの理想国は上二階級がみな君子でなければ成り立たない。アリストテレスの国家は凡俗の団体である。しかし、凡俗を小人から遠ざかり君子に近づくようにさせねばならない。その動機が、人間が天賦的に持つ「仁」である。これは「自利を有した上での利他」であり、平等であるから生じるというものではなく、相異なる人と人の間にも成り立つ社会的感情である。そして自利の心はこの「仁」の感情によって調節され、この調節を制度の目的として国家が成り立つ。(注:国家の目的は、つまり「仁」を実現することにある、と言える。)
5:仁は個人の存続(自利)を抑え、人類の存続(利他)を揚げようとする自然の手段である。
6:国家は凡俗の国家であるから、凡俗を国家の政治に参加させねばならない。(注:つまり、民主主義国家になるのが本来あるべき姿である。)この時、君子に近い凡俗は政治のために有利で、小人(下種)に近い凡俗は政治のために不利である。この両者が存在するのはやむをえない。
7:国家は少数の君子(注:ここでは貴族的存在のこと。富裕者も含むだろう)に特権を与えず、政治をほしいままにさせることなく、また同時に、大多数の小人(注:ここでは社会の多数者、つまり民衆のこと)に横暴なふるまいをさせないように努めねばならない。(注:まさに、これこそが現代の政治の二つの災いである。かつては前者が横暴を揮い、今は後者が無軌道に振る舞っている。しかし、同時にそのどちらも大富豪がマスコミと賄賂で操っている。)
8:アリストテレスは、政治上の公平と経済上の公平を並行させようとした。国家は多数の者に適度な富を所有させねばならない。と同時に、国家は個人の需要を超過する蓄財を抑制し、黄金を人生の最重要物とするような射利(利益追及行為)を禁圧すべきである。(注:これこそが、まさに私の言う「資本主義と社会主義の結婚」である。)










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顔は性格を反映するが、「美醜」がその基準ではない

一目見て、実に凄い印象を受ける顔なので、「人相判断」材料として、写真を転載する。
美醜はともかく、意志が弱く、気が弱そうな顔である。つまり、彼女の行動は自分の意思ではなく、誰かから指示されて動いてきたのではないか。操り人形として便利だから使われてきて、それに彼女自身満足しているかもしれない。
その反対に、すべて彼女自身の判断と意志なら、私は「自称人相判断家」の看板を下ろすべきだろうww 言うまでもないが、彼女自身の意志ではなかったとしても、これまでの彼女の悪行の免罪符にはならない。直接の操作者として、彼女の夫が疑わしい。本気で、この女に惚れて結婚したとしたら、なかなかの豪傑、いや、美的センスである。
ちなみに、私は美人はアニメや映画など観賞用には好きだが、実物に惚れたことはあまり無い。惚れるのは、相手の精神に対してである。女性にとっても、「きみ、美貌は災いだよ」という、オスカー・ワイルドのある人物の言葉が正解なのではないか。某アニメのヒロインの毎朝の登校場面のように、群がる邪悪な敵(求愛者たち)を打ち倒し、なぎ倒して進むしかないのである。平凡が一番。
なお、顔も性格も悪くても、あるいは最悪でも、下の人物(性格については、その行為で判断)のように社会的に大成功することはできる。ただし、それは人生として最悪かもしれない。あなた、下の女性のような人生を生きたいですか?

(以下「学問道場」から引用)



副島先生が10月25日の「3158」の投稿文の中で、
「現在、奇妙なことに、中央大学出(で)の弁護士でたいしたキャリアでもない女が、この9月から? 検事総長になった。一体、どういう人事でこういうことになったのか、私は分からない。」
と投稿されている件についての情報です。


畝本直美(うねもと なおみ、62歳)


(記事の転載 貼り付けはじめ)




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自転車が横断歩道を渡ること

いや、私もスレタイを見て、「自転車って、横断歩道を渡っていいの?」という疑問を持ったのだが、道交法というのはよく分からないところが多く、特に自分に直接の関係の無い部分はたいていの人が知らないのではないか。
前掲の疑問は、私が自動車の運転はするが、自転車には(自転車関係の道交法改定以後は)まったく乗ったことが無いからである。そして、自転車は「車両」であり、自転車が車両用道路を走る以上は、それで横断歩道を渡るのはおかしいんじゃね?と思うからである。いや、それ以外に渡りようは無いだろう、と言われたらそうかもしれないが、じゃあ、なぜ自転車は車道を走ると決めたのか。一般歩行者に危険だ、というのは歩道を走る時にスピードを出しすぎるという、一部のアホのマナーの問題であり、それで「自転車は車道を走る」と決めるのはおかしくないか。自転車が横断歩道を渡っていいなら、自動車が横断歩道を渡ったら、それもOKか?
もちろん、下の事故に関しては、自動車を運転していた人間の完全な不注意だろう。ただ、コメントにあるように「ノールック」で横断歩道に走り込む悪質な、あるいは阿呆な自転車運転者も、きっと多いのだろう。

ちなみに、これ(下にスレタイだけ載せる)は、「車幅感覚」の問題ではなく、トラックと自転車が同じ車道を走ること自体に無理があるのである。トラックの車幅はほとんど1車線全体を占める。自転車がその傍を走る余地などない。

 



(以下引用)


2024年10月28日 21:10

1: それでも動く名無し 警備員[Lv.12] 2024/10/28(月) 12:39:58.72 ID:/QlxCiIp0
2: それでも動く名無し 警備員[Lv.29] 2024/10/28(月) 12:41:12.36 ID:7M38bpaZ0
基本ノールックだよな
3: それでも動く名無し 警備員[Lv.2][新芽] 2024/10/28(月) 12:41:40.44 ID:ZFEg6HyY0
言うて横断歩道渡ってるなら車側が悪いやろ
5: それでも動く名無し 警備員[Lv.12] 2024/10/28(月) 12:42:39.34 ID:DK0teHh40
横断歩道って自転車乗っていいの?
18: それでも動く名無し 警備員[Lv.15][苗] 2024/10/28(月) 12:46:42.28 ID:xkvVOE430
>>5
いいよ
20: それでも動く名無し 警備員[Lv.3][新芽] 2024/10/28(月) 12:48:47.89 ID:lOiIOhWKd
>>5
降りないといけない
22: それでも動く名無し 警備員[Lv.12] 2024/10/28(月) 12:49:21.58 ID:DK0teHh40
>>20
どっちなんだ…
42: それでも動く名無し 警備員[Lv.23] 2024/10/28(月) 12:55:22.73 ID:lAd+LD8Ed
>>22
自転車横断の線がないなら降りて渡る
82: それでも動く名無し 警備員[Lv.1][新芽] 2024/10/28(月) 13:05:07.05 ID:9QFxa1ZGd
>>42
基本はそうやけど
交通の方法に関する教則第3章第2節1(5)のとおり
横断中の歩行者がいないなど歩行者の通行を妨げるおそれのない場合はオッケーやで
7: それでも動く名無し 警備員[Lv.7][新芽] 2024/10/28(月) 12:43:02.56 ID:OAP4+Fzj0
百ゼロで車悪いやろ
8: それでも動く名無し 警備員[Lv.12] 2024/10/28(月) 12:43:03.65 ID:Irrnmm8r0
私自転車なんですけど?
15: それでも動く名無し 警備員[Lv.2][新芽] 2024/10/28(月) 12:45:59.51 ID:qx2lTHZc0
ガキが走って渡ってても同じように轢いてそうだからなこの車は
17: それでも動く名無し 警備員[Lv.21][苗] 2024/10/28(月) 12:46:25.21 ID:L0n3O/Zd0
これで100対0にしたら当たり屋が真似するからダメ
19: それでも動く名無し 警備員[Lv.2][新芽] 2024/10/28(月) 12:47:36.66 ID:TBMU4e2X0
>>17
教習所行ってないんですかね…?

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政治と現世利益「宗教」

まあ、八王子市民は日本の恥、とはっきり言える。
なお、公明党員が異常に多いらしい。それが事実なら、この選挙結果は、公明党は、宗敵(?)で反日組織である統一教会を拒否していないということだ。彼らにとって宗教とは何か。

参考までに、八王子の今回の選挙に関する某記事のコメントを載せておく。維新の松井が、自党候補者をさしおいて荻生田を応援演説したらしい。赤字は夢人による強調。


カオスかぁ、、それだけ八王子は利権まみれだと言うことはよく分かる。 萩生田のなりふり構わない、故人の映像を出したりするのを見れば、利権まみれなんだろうなと益々実感する。 安倍さんのいざとなれば戦えるって言葉も、現職国会議員としてそんな姿は見たこともなく、裏金と旧統一教会で窮地に立たされ、なりふり構わない選挙で必死に弁明してる姿しかない。 自民党にとって必要な人が、国民にとって必要な人とは限らない。ここまで自民党幹部が非公認という状況においても応援演説に入る事は逆にカオスに感じてしまう。 なぜなら政治家が自分達の保身以外で必死になる姿を見たことがない。萩生田が落選する事で暴かれる闇が大きいのではないかとも感じる。

(以下引用)

【悲報】八王子市民さん、萩生田を当選させてしまうwwwww

 
Ga5FUSka8AA-Sq8

引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1730028235/

1: 警備員[Lv.9][新芽] 2024/10/27(日) 20:23:55.22 ID:oYE2X0Q4r
どうして?
3: それでも動く名無し 警備員[Lv.7][芽] 2024/10/27(日) 20:25:48.68 ID:1WoHZmlW0
対立候補がヤバすぎたから
もっとまともなのを出せば余裕で勝てたのに
5: それでも動く名無し 警備員[Lv.7][新芽] 2024/10/27(日) 20:26:13.47 ID:GyUcqf9ep
色んな不祥事を相殺できるほど有能だからじゃない?知らんけど
6: 警備員[Lv.9][芽] 2024/10/27(日) 20:26:42.53 ID:jIdWH+eh0
対抗が有田やからな、さすがにね
7: それでも動く名無し 警備員[Lv.7][新芽] 2024/10/27(日) 20:26:51.57 ID:GyUcqf9ep
まぁ要は萩生田さんが選ばれるほど、他の候補者がアレだったってことでしょ
8: それでも動く名無し 警備員[Lv.4][苗] 2024/10/27(日) 20:27:11.31 ID:gQLzp1x60
税率5倍ぐらいにしろよここ
9: それでも動く名無し 警備員[Lv.46] 2024/10/27(日) 20:27:11.34 ID:mrpALdc00
いくらなんでも対抗が有田とかワイでも入れんわ
10: それでも動く名無し 警備員[Lv.17] 2024/10/27(日) 20:27:48.06 ID:aEqZWtMH0
流石に対抗馬があれじゃねぇ
立憲も忖度したんじゃね?
13: それでも動く名無し 警備員[Lv.13] 2024/10/27(日) 20:28:18.42 ID:EqorNhvW0
蓮舫あたり出しとけば勝ってたろ
16: 警備員[Lv.13] 2024/10/27(日) 20:29:18.61 ID:OBXVqez40
もう八王子を日本から切り離せよ
17: それでも動く名無し 警備員[Lv.12][芽] 2024/10/27(日) 20:29:23.18 ID:JCIy6MnI0
有田というネタ枠ぶつけといて何か言うのはずるいわ
21: それでも動く名無し 警備員[Lv.20][苗] 2024/10/27(日) 20:31:03.34 ID:QKYoo7ON0
壺の聖地
22: それでも動く名無し 警備員[Lv.100][UR武][UR防+2] 2024/10/27(日) 20:31:04.62 ID:Xm8vOJWI0
他がヤバすぎるからしょうがない
23: それでも動く名無し 警備員[Lv.18] 2024/10/27(日) 20:31:15.16 ID:4Yaqn/JB0
こんだけ盛っても大丈夫ならもっと属性乗せれそうやな
51: それでも動く名無し 警備員[Lv.29] 2024/10/27(日) 20:40:59.82 ID:Eaj5wM1BM
お壺様ありがとう~

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政治とはまさに少数者による大多数の支配

「谷間の百合」記事の一節だが、私がよく言う「あまりにも大きすぎて目に入らない文字」の指摘である。まさに


安倍さんが市井の人間なら、誰からもまともに相手にされず爪はじきされていたと思います

なのである。どこの会社でも職場でも役に立たない無能者だっただろう。それが

総理大臣だったから通用したのです

という事実を、我々はよく考えるべきだろう。権力者の周りには、下種の群れが集まり、自己防衛集団を作るからだが、総理大臣になる以前に、代議士になる必要があり、そこには「地盤、看板、カバン」が絶対的に必要であり、また多少の弁舌能力も必要で、代議士にタレント出身が多いゆえんだ。
まあ、日本の政治はシステム的に劣化する宿命を持ち、しかもそのシステムは最初から(米国という)「外部からの支配」のために作られているのだから、そのシステムの中に統一教会のような侵略者が入り込むのは容易だっただろう。
一番の問題は、この支配の構造(少数者による大多数の支配)に日本人があまりに鈍感なことだ。
ほとんどの人間は日本が統一教会に支配されていることに気づいてもいないのではないか。

(以下引用)
安倍さんが市井の人間なら、誰からもまともに相手にされず爪はじきされていたと思います
総理大臣だったから通用したのです。
なぜ通用したかと言えば、周りの保身や忖度、そして統一教会の勢力に守られていたからです。
普通の総理大臣には通用しないことが、安倍さんには通用したということの意味を総括してほしいものです。

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日本の政治の退廃の根源は選挙制度にあり

「徽宗皇帝のブログ」に載せた記事が多いので、非政治的記事中心のこちらに、便宜的に載せておく。偏見と独断に満ちた東海アマ氏のブログ記事だが、氏には珍しく、偏見の少ない客観的記事で、内容もいい。末尾の「ゲーム脳」の話は独断性があるのでカットしようかと思ったが、一理あるかと思うので、そのまま載せる。

(以下引用)



 まずは、すでに既成事実化し、馴らされてしまった小選挙区制の問題を共産党が指摘している。

2007年11月22日(木)「しんぶん赤旗」シリーズ これでいいのか 選挙制度 小選挙区制度 民意ゆがめる“虚構の多数”
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-11-22/2007112203_01_0.html

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 上は、小選挙区制度の意味をグラフ化したもの。
 2005年の選挙では、自民党が全体の4割を得票したが、議席数は7割を占めた。

 小選挙区制度は、そもそも、自民党が人口過疎地帯である地方の農村部で支持が大きいため、人口比例ではない選挙区別の結果にすれば、大都市で支持数が多い革新系議員よりも、効率的に当選を得られるという陰謀的思惑で進められたものだ。
 まさに思惑が的中し、以来、自民党は4割しか得票がないのに、7割の議員を得ることになった。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%81%B8%E6%8C%99%E5%8C%BA%E5%88%B6

 国民の持つ投票の権利が、平等でないことがはっきり分かる。自民党の支持基盤である地方の農村部では、小選挙区によって一票が重く、革新政党を支持する民衆が多い大都市部では、一票が軽い。
 このシステムが、基本的に自民党や保守議員を支えている。

 実は、選挙が広く国民の民意を反映しているわけではないことは、古くから言われてきた。
 
2021.07 政治に変化を 政治に対する見方を変えるゆがんだ日本の民主主義 民意を反映させる改革が不可欠
  http://ictj-report.joho.or.jp/2107/sp06.html

 現職・世襲有利の日本の制度
 日本の選挙制度は、世界でもまれにみるほど、現職や世襲に有利な仕組みになっています。日本では、1994年の選挙制度改革で、小選挙区比例代表並立制が衆議院に導入されました。この制度では、候補者は小選挙区で負けても、比例代表で復活することができます。この仕組みが、現職や世襲に有利に働いています。

 中選挙区から小選挙区に変わっても、選挙の実態は変わりませんでした。選挙戦は、いわゆる「ジバン(地盤)、カンバン(看板)、カバン(鞄)」の「三バン」で戦います。それにより、現職や世襲は一定の票数を確保できます。その結果、たとえ小選挙区で負けても、比例で復活することができます。これが現職・世襲有利の背景になっています。

 現職や世襲有利ということは、新規参入が阻まれるということです。各国がクオータ制を導入するなどして女性議員を増やしてきた一方、何もしなかった日本は、政治分野の男女平等で世界から大きく取り残されてしまいました。

 また、この制度の下では、党の公認がなければ候補者は選挙戦を戦えません。その結果、党執行部が公認権と政治資金の流れをコントロールする動きが強まり、自民党の中央集権化、トップダウン化が進みました。小泉政権下の自民党の中央集権化に伴い、執行部は非主流派を排除しました。それにより党内の右傾化が進みました。
 
 選挙制度改革から約25年がたちましたが、自民党には有力な国会議員が育っていません。72歳の菅首相、82歳の二階幹事長、80歳の麻生副総理のように、同じ面々が権力を握り続けています。この背景には、新陳代謝を促さない、現職や世襲に有利な日本の選挙制度があると言えます。

 自民党が勝てる理由
 日本の政治の現状は、有権者の声を正確に反映しているとも言えません。
 私が注目しているのが、絶対得票率です。絶対得票率は投票を棄権した人も含め、すべての有権者を母数にし、何割の得票があったのかを測る数値です。

 絶対得票率をみると、自民党は、2000年代初頭の森政権以降、小泉政権時の総選挙で20%台になったほかは、13~18%程度で推移してきました(比例区)。すべての有権者の2割にも満たない得票しか得ていない政党が、小選挙区制の作用の結果、議席を占有しているのです。

 驚くべきは、2012年の総選挙以降、安倍政権はすべての総選挙で、自民党が2009年に民主党に大敗した際の得票数に達していないのです(グラフ)。つまり、自民党は選挙に負けたときの得票数に達していないにもかかわらず、衆議院の圧倒的多数の議席を占め続けてきたのです。これは驚くべきことです。

 なぜこんなことが可能なのか。第一に選挙の投票率が低いからです。投票率が低く、固定層からの得票と公明党票の上積みがあるから、自民党は絶対得票率が低くても、選挙で勝つことができます。
 この状態を続ける秘訣は、低投票率を維持することです。森元首相がかつて、「(無党派層は)寝てしまってくれればいい」と発言したのは、投票率が上がると、この戦略が崩れるからです。

 絶対得票率が低くても自民党が勝てるもう一つの要因は、野党票が割れることです。この二つの要因によって、自民党は政権を維持してきました。
 低投票率が勝利の秘訣ということは、政権維持のためには、多くの有権者に投票を棄権してもらった方がいいということです。有権者に支持される政策を実現するよりも、政治にうんざりしてもらって投票に行かない人が増えた方が、自分たちに有利になる。
 
 菅政権の政策が民意とかけ離れても、政権が揺るがないのは、そのためです。こうした状況が果たして健全なのか。ぜひ考えてみてほしいと思います。

 選挙制度が自民党の現職や世襲に有利な仕組みになっている上に、日本は選挙運動でも与党が有利になっています。日本の公職選挙法は「べからず法」と呼ばれ、何をしてはいけないかが事細かに規制されています。その中には、恣意的で不透明で理屈に合わない規制がたくさんあります。先進国でも異例です。

 問題の背景には、1925年に男子普通選挙が実現した際に導入された規制が、戦後にも抜本的に改革されず引き継がれたことがあります。高い供託金や戸別訪問の禁止は、労働者政党の選挙活動を妨害するために導入されたものでした。そうした仕組みが今も引き継がれています。

 自民党は、政党助成金をつくっておきながら、経団連などから企業団体献金を受け取っています。税金と企業献金の二重取りです。制度創設時の約束と違うということを忘れてはいけません。

 こうした選挙に関する仕組みのゆがみを踏まえると、日本は本当に民主国家の要件を満たしていると言えるだろうかと感じます。それくらい、自民党や現職・世襲に有利な仕組みが選挙制度の中に埋め込まれています。

 アメリカでも、民主主義の要件を語る際に、「公正な競争条件(レベル・プレイング・フィールド)」が整っているかが議論されるようになっています。暴力的な警察の介入や弾圧がなくても、例えば、黒人の受刑者が多く、参政権がはく奪されているように、民主主義の基盤がゆがめられているのです。日本でも、非民主的な制度が、人々が政治に声を届ける際の大きな障害になっています。民主主義を強くするためには、選挙制度を見直すことは必須だと考えています。

 政権交代の必要性
 コロナ対応や五輪対応を見ても、菅政権はまともに対応できていません。「森友・加計問題」「桜を見る会問題」「広島の参院選買収問題」など、最近の自民党の不正を挙げれば枚挙にいとまがありません。にもかかわらず、安倍・菅政権は、まともにアカウンタビリティ(説明責任)を果たしていません。このままでは、民主主義は根腐れしてしまいます。

 欧米諸国だけではなく、韓国でも台湾でも政権交代は起きています。ツイッターで、日本では政権交代を国家転覆かのように捉える人もいるという指摘がありましたが、言い得て妙だと思いました。

 日本の有権者は、変えることに対して臆病になっています。しかし、このままでは状況は悪化するばかりです。日常生活と同じように「プランA」がだめなら、「プランB」を用意する発想が必要です。

 政権交代のためには、民主党政権がなぜ失敗したのかを検証する必要もあります。私が民主党政権の失敗を研究して感じたことは、党を組織として回す議員が少なかったということです。今の野党議員は、一人ひとりは優秀で能力が高いと思います。しかし、どの組織もエースストライカーばかりでは、組織はうまく回りません。裏方となり、組織を調整する人も必要です。

 一方、民主党の中にも縁の下の力持ちの役割を果たした議員もいました。そこには労働組合出身の議員が多く含まれます。企業や自治体、労働組合の中で組織を調整する経験を積んだ上で議員になったことが、そこに生かされています。知名度や派手さに欠けるかもしれませんが、自分一人で活動しているわけではないという感覚が生きたのではないかと思います。

 労働者として働いた経験は重要です。そうした経験のある人を政治の場に送り込むという意味で、労働組合はいまも欠かせない存在です。労働組合の役割発揮に期待しています。
*******************************************************
 引用以上

日本の選挙制度が民意を反映できない理由を具体的に挙げてみよう。

 ① 平均的所得の普通の市民が、国政選挙に出馬しようとすると、世界でも希な高額の供託金を強要される。
 衆院小選挙区で300万円、比例で600万円だ。有効投票の10%以上を獲得しないと没収される。
 https://www.naikaku.org/2024/07/31/kyotakukin/

 2017年衆院選埼玉一区を例にとる
saitamai








 10%に満たなかった維新の小檜山清人氏は、300万円を没収されたことになる。

 普通の平均年収程度の市民が、選挙に出れば、選挙運動費用だけで1000万円以上、供託金が300万円が必要になり、さらに自民党の公認を得ようとすると3000万円の提供を求められるのだという。とても負担できる金額ではないので、選挙というのは、最低でも5000万円くらいかかる「大金持ちの道楽」ということが鮮明に分かる。

 ② 日本の選挙は血統の世襲制度が大きな意味を持っている。それは「知名度」が人気のバロメーターだからだ。だから、知名度の高い、メディア露出者、タレント、映画スターなどが有利だが、もしもタレントが出馬してしまうと、以降は、政治色がついてしまいCM出演やバラエティ番組に出してもらえなくなるリスクがある。

 ③ 親が議員だと、息子も「政治の専門家」だと勘違いする人が多いので世襲議員は有利である。また、「親議員に世話になったから、息子に恩返し投票」というケースも非常に多い。これは日本的人情の価値観だ。
 2014年の衆院選挙の場合、自民党で世襲率は41%とされる。
 https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/omoshiro/202210/0015782450.shtml

 ④ 「地盤、看板、カバン」というのは、中国における「幇」の風習と同じで、日本人も公的制度に頼るとき、権力者による「口利き」が大きな力を持っていて、社会のなかで「幇」に似た「特別の利害関係集団」が存在していることを意味している。
 人々は、何か困ったことが起きたとき、行政や制度に頼る前に、自分の所属する「身内の組織体=幇や隣組」などに頼る傾向があるので。これが選挙利権母体にもなる。

 権力を持った議員と、特別の関係を結んでおけば、子供の就職や進学などでも有利になると考えている人が多く、そんな人々が自民党を支持している。
 逆に、自民党側にも、そうした困りごとニーズに応える相談システムを用意している場合が多い。これが自民党が戦後権力を得てきた最大の秘密である。
 田中角栄が戦後最強だった理由は、最強の困りごと相談システムを持っていたからだ。

 ⑤ 選挙制度は、日本における古くからの人間関係の組織を利用して行われている。
 戦国~江戸時代には、戦争のための「五人組制度」が強力に構築されていた。
 明治になっても「隣組」や農村部の「結い」制度に引き継がれた。私の子供時代には、隣組が発展した「町内会」が選挙運動に利用されることも普通だった。
 また親族共同体も今より桁違いに協力で、親族からの依頼を断れば、「親族八分」にされてしまうから断れなかった。こうした関係は、今では想像もできないほど強力な互助システムだったのだ。

 したがって、一見、民主主義的に見える選挙システムだが、当選者もまた、当選させてくれた諸般の力関係に雁字搦めに縛られていて、自分の考えた理想を政治に実現することは不可能に近い。何よりも、支持者の意向を絶対的に優先しなければならない。
 それは当選という果実を戴く代わりに、支持者に利権をお返しするという構図になってしまう。

 日本で、力を持たない庶民の意思が実現されない最大の理由は、こうした議員を縛る力関係によるもので、結局、当選のために、もっとも必要なのが大金であって、その大金=選挙資金を提供してくれる大金持ちの利権のために奉仕する政治という結果を招くことが避けられない。

 それに、この数十年の傾向として、社会全体の右傾化がある。
 理由は、1980年代から日本にコンピューターが普及し、その最大の利用形態が、実はワープロやゲームだった。
 若者たちの大半が、コンピュータゲームに夢中になって、昔のように野山を泥だらけになって駆け回るような遊びをしなくなった。

 そのコンピューターゲームは、私の時代でいえば、「信長の野望」とかシューティングゲームとか、戦闘、戦争物ばかりで、今でもたぶん、戦闘ゲーム、「相手をやっつけて優越感に浸る」という目標は変わっていないと思う。
 こうしたゲームの思想が青少年にどんな影響を与えるのか、きちんと考えて警鐘を鳴らしている人はほとんど見かけない。

 しかし、私は、シオニズムを産み出したアシュケナージユダヤ人たちの子供たちに課せられた「バルミツバ」という教育義務を見ていて、それは、ユダヤ教徒の子供たちは13歳までに旧約聖書のトーラー五書を暗誦しなければならないというものだが、そのなかに含まれている物語は、恐ろしく残酷で、たとえば創世記34章では、デナという娘を強姦したシケムの一族を陰謀で皆殺しにする逸話が描かれている。
 幼い内から、そんなトーラーの洗脳を受けて育った子供たちが、大人になってどんな思想的傾向を持つのか?

 今、イスラエルのガザ大虐殺やレバノン侵攻で起きている事態が、その結果であることは容易に想像できる。
 だから、戦争ゲームに夢中になって育った子供たちが、どのような人間性になるのかも容易に理解できる。
 今の若者たちの大半が、右傾化して日本を軍国化して熾烈な戦争が起きることを望むようになるのだ。そして、それは実現するだろう。

 自民党や維新、国民、といった右翼政党が、戦争に向かってまっしらに突き進んでいる根本的な事情が、そうしたゲームによる思想的洗脳にあり、だから青山繁治や高市早苗という好戦的議員が圧倒的な支持を受けているのである。
 ゲーム世代が主な有権者になっている選挙で、日本がどんな方向に向かうのか、想像する必要がある。

 日本は、これから中国と戦争するだろう。場合によっては、北朝鮮や韓国とも武力対立する可能性がある。もの凄い数の人が死に、艱難辛苦を経験し、戦争の悲惨を思い知らされてから、再び平和な社会がやってくる。

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「大いなる和」の精神こそが「大和心」である

25日に書いた「世俗道徳」が日本人に行き渡っていることの証拠だろう。実はこれは論語の「汝の望まざることを人に施すなかれ」が基になっており、聖徳太子の「和をもって尊しとなす」の昔から儒教や仏教の中にある「世俗道徳」が日本人の精神の基底を作ってきたからである。「大いなる和」こそが「大和心」だと言ってもいい。だから、日本は民衆革命を必要としなかったのだ。それは日本の長所でこそあれ、欠点でも何でもない。
革命とは何より「飢えと欠乏」のために起こるのであり、「完全な平等」や「贅沢な生活」を求めて起こるものではないからだ。日本社会はロシア革命やキューバ革命、中国革命当時の各国と社会基盤が違うのである。(それが新自由主義的精神の経済人たちや合法的経済犯罪者たち、つまり精神的非日本人たちによって大きく破損されつつあるのは確かだが)
社会福祉は制度の漸進的改革で達成するものであって、革命で多くの死の上に達成するものではない。それは「和の精神」と対立する行き方なのである。



(以下引用)
中国のSNS・微博(ウェイボー)上で、日本で生活する中国人男性の動画が話題になっている。©ecord China R

中国のSNS・微博(ウェイボー)上で、日本で生活する中国人男性の動画が話題になっている。


23日に微博に投稿された動画で、中年の中国人男性は「日本に来てから一番印象深いことは何かとたくさんの人から尋ねられたが、私は(日本で)『自分はおそらくいい人なんだろう』と感じる。警察に話を聞かれることもないし、地下鉄には保安検査もない。役所にふらっと入っても、誰も自分を疑わない」と笑顔で語った。


また、「ここでは、ごみをポイ捨てするなとか、そこらに痰を吐くなとか言われない。誰もそんなことをしないから。みんながやっていないから自分もやらない、それでいいんだ」「日本国内ではほとんど保安検査が行われるのを見かけないし、監視カメラも見かけない。ありはするが非常に少ない」などと語った。

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さらに、船に乗って離島に行った際に同行者が復路のチケットをなくしてしまったものの、係員にそのことを伝えると「どうぞ」とそのまま船に乗せてくれたというエピソードを披露し、「何の確認も証明も必要ない。だから、自分はいい人だと感じる。十分な信用が与えられているんだ」と話した。


中国のネットユーザーからは「知小礼無大義(小さな礼儀は知っているが大義がない。日本を揶揄する時によく用いられる言葉)」など一部批判的な声はあるものの、「(日本は)アジアの素養のトップ」「(日本は)社会管理コストが低くて済む」「秦の制度(中央集権制)における金持ち(権力者)への寛容と一般人への厳しさは想像を絶する」「実際、わが国の地方政府もそんなに厳しくしなくてもいいと思う」といった声が多く上がった。


また、「日本は明治からすでに全国民への教育が始まり、われわれが民国の時代には基本的な素養教育が行き渡っていた。これが差というものだ。これからわれわれも良くなるだろうが」とのコメントや、「どこの国の人だろうと、十分な尊重を受けられれば尊厳と自由のある生活ができる。尊厳と自由は、この世界で最も価値があるものではないだろうか」とのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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