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気の赴くままにつれづれと。
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日本が核兵器を持たない法的義務を国際社会に負うことになる核不拡散条約(NPT、核防条約)の国会承認について、昭和天皇が発した言葉が衆院議長に「やる気」を起こさせていた――。そうした三木武夫首相(当時)の発言を、同首相の秘書だった岩野美代治(みよじ)氏(85)がメモに残していた。国政に関する権能を有しないと憲法が定める天皇の問いかけが、発効後6年間未加入だったNPTの国会承認に影響を与えたことを裏付けるものだ。
岩野氏がメモしていた三木氏の発言は、前尾繁三郎(まえおしげさぶろう)衆院議長(当時)についてのもの。前尾議長がNPT承認に積極的に動いたのは昭和天皇の「ご意志」があったからだとの話は、国会職員として前尾議長の秘書を務めた平野貞夫氏が2004年の著書「昭和天皇の『極秘指令』」(講談社)で明かしている。岩野氏のメモが明らかになったことで、衆院議長の秘書だけでなく、首相の秘書によっても昭和天皇がNPT承認に果たした役割が裏付けられた格好だ。
日本政府は1970年にNPT…
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