共産党の志位和夫の言葉だが、誰の発言だろうと、正論は正論だ。
問題は、誰がこのような異常な戦略を発案し、誰（どういう面々）が決定したのか、軍部の内情が戦後ほとんど分からないまま（あるいは厳しく追及されないまま）に放置されていることだ。日本の戦死者の半分以上である餓死者病死者の原因を作ったという意味で、真の戦犯は、参謀本部、あるいは陸軍上層部、海軍上層部である、と私は考えている。
天皇は上奏された戦略（補給などの細部は絶対に奏上されていないはずだ。計画が弱点を持つ場合、その弱点をわざわざ自分から言うプランナーなどいない。）がどういう結果をもたらすか、知らなかったと思う。もちろん、それで昭和天皇の戦争責任が許されるわけではないが、裁くなら正しく裁くのでなければならないだろう。
（以下引用）
太平洋戦争で、日本軍は二百数十万人の戦没者を出した。その半分以上の百数十万人は餓死者だった。食糧補給の手だてを講じないまま、大軍を前線に送り出した結果だった。 自国の軍隊の人命をこれほどまでに粗末に扱った戦争は、世界史でもほとんど前例のないものだ。この歴史も忘れてはならない。
問題は、誰がこのような異常な戦略を発案し、誰（どういう面々）が決定したのか、軍部の内情が戦後ほとんど分からないまま（あるいは厳しく追及されないまま）に放置されていることだ。日本の戦死者の半分以上である餓死者病死者の原因を作ったという意味で、真の戦犯は、参謀本部、あるいは陸軍上層部、海軍上層部である、と私は考えている。
天皇は上奏された戦略（補給などの細部は絶対に奏上されていないはずだ。計画が弱点を持つ場合、その弱点をわざわざ自分から言うプランナーなどいない。）がどういう結果をもたらすか、知らなかったと思う。もちろん、それで昭和天皇の戦争責任が許されるわけではないが、裁くなら正しく裁くのでなければならないだろう。
（以下引用）
太平洋戦争で、日本軍は二百数十万人の戦没者を出した。その半分以上の百数十万人は餓死者だった。食糧補給の手だてを講じないまま、大軍を前線に送り出した結果だった。 自国の軍隊の人命をこれほどまでに粗末に扱った戦争は、世界史でもほとんど前例のないものだ。この歴史も忘れてはならない。
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