(★注、軍用自動小銃で武装したミリシア「民兵」たち)一部の住民が州知事による厳しい外出制限に抗議行動を起こした
トランプ氏、州を「解放しろ」とツイート ロックダウンに住民が抗議の州に 4月 18, 2020 Pars Today
トランプ米大統領は17日、州知事による厳しい外出制限に一部の住民が抗議行動を起こした州について、「解放しろ」と大文字で強調したツイートを連投しました。
BBCによりますと、トランプ政権は前日に、国内の経済活動再開へのガイドラインを発表したばかりです。
トランプ氏は連続ツイートで、「ミネソタを解放しろ」、「ミシガンを解放しろ」、「ヴァージニアを解放して、みんなの偉大な修正第2条を守れ。攻撃されている」と記しました。
17日のホワイトハウス定例会見でトランプ大統領は、こうしたツイートについて記者団に問われ、ミネソタ、ミシガン、ヴァージニアの各州知事による規制の一部が「厳しすぎる」からだと応えています。
トランプ大統領がツイートで名指しした3州はいずれも、野党・民主党の知事が州トップにいます。中でも同大統領は、中西部ミシガン州のグレッチェン・ウィトマー知事(民主党)をたびたび名指しで攻撃しており、ウィトマー知事はこれに反論を繰り返しています。
州政府による外出禁止など厳しい行動制限に抗議する住民デモは、ミシガン、オハイオ、ノースカロライナ、ミネソタ、ユタ、ヴァージニア、ケンタッキーの各州で発生しました。BBCのアンソニー・ザーカー北米担当記者によると、参加者の多くは保守派や白人至上主義者、反政府主義者で、南部連合の旗を振ったり、トランプ氏支持のプラカードを掲げる人たちもいたということです。
今後さらに、ウィスコンシン、オレゴン、メリーランド、アイダホ、テキサスの各州で、ロックダウンに反発する住民デモが予定されています。その規模はまちまちで、ヴァージニア州の参加者は数十人でしたが、ミシガン州では数千人規模でした。
トランプ氏はさらにツイッターで、甚大な被害が集中しているニューヨーク州のアンドリュー・クオモ州知事(民主党)への非難を繰り返し、「文句を言いすぎだ」と書き込みました。感染拡大が深刻化して以来、トランプ氏とクオモ氏は連日、批判の応酬を繰り返しています。
トランプ氏はかねて多くの州が5月1日、あるいはそれ以前に経済活動を再開できる可能性があると述べてきており、州に規制緩和を命じる「全面的権限」は大統領にあると発言し、法律の専門家や一部の州知事の反発を招いています。
2017年8月12日米南部バージニア州シャーロッツビルで胸に南部連合旗を縫い付けた制服を着て殺傷力が高い軍用自動小銃で完全武装した民兵(ミリシア)が抗議デモに参加
ロックダウンは「都市封鎖」ではなく「自主規制」
★注、
このイラン通信社記事には「軍用自動小銃で武装」の文言は無いが、記事に添付されている写真の一部市民の手にはM16がはっきり写っている。同じ記事でロシアの通信社スプートニクは「ロックダウン」を、日本のマスコミ各社の「都市封鎖」ではなく「自主規制」と訳している。(スプートニクも抗議デモの一部市民が自動小銃で武装していることを書いていない)