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政治組織か宗教組織か

竹熊氏の意見は妥当だと思う。
山本太郎は個人の力量だけで巨大な力があるが、組織を作るには不向きなキャラクターだろう。そして、組織というのは、いろんな人間が集まる以上、常に内部の人間に多くの不満を生むものだ。最初はその組織の理念に賛同しても、人は現実にはパンによって生きる存在だからだ。理念だけで行動できるのは宗教集団くらいである。
弱者救済思想という点で山本太郎に理念的に一番近いのは実は共産党だと思うが、この二つが結びつく可能性は無さそうだ。かと言って、小沢一郎的な現実主義(味方の数を増やすためには悪魔とも手を結ぶ主義)は純粋に理想主義によって行動する人間と思われる山本太郎とは水と油だろう。山本太郎とれいわ新選組の「組織問題」にどのような解決の道があるのか。まあ、竹熊氏の言うように有能なNO.2を置くことが最善かと思う。新選組で言えば、土方歳三的人物か。

なお、公明党は創価学会が基盤であるが、その政治政策には宗教色はまったく出さず、その行動は常に権力側に付くという現実主義である。それが公明党の成功の最大原因だろう。(その狡さが、公明党が嫌われる原因でもあるが、大衆のほとんどはインテリでもなく情報にも疎いので、それでいいのである。)





竹熊健太郎《地球人》
@kentaro666
一方で山本太郎氏の党運営にも問題がある。彼に好意的な人間の中からも、れいわの組織は組織とも言えないサークル活動で、山本氏の組織観もサークルの域を出ておらず、早急にNO.2の幹事長を置かないとれいわは崩壊すると言われていて、私も同意見。山本太郎個人の政治家としての理念には問題はない。
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