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自分の体は自分で守れ

内海聡というお医者さんのフェイスブックから転載。(他のブログで知った記事だが、面倒なので経由は省略。)
本文中の「(2)を実践できれば動物です」というのは、言うまでもなく動物を人間以上に賢い存在としているのである。うっかり者が、「人間は動物よりエライ(賢い)」という固定観念で誤読するかもしれないので、念のため。
自分の体のことを本能的に分かっているのが野生動物であり、それがペットや家畜になると、その本能が薄れてきて、肥満の犬や猫、生活習慣病の犬や猫が出てきたりする。それより悪いのが家畜で、人工的に肥満体にさせられ、メタボ化した体を「霜降り肉」などとして売られるわけだ。
何も自分から家畜にならなくてもいいのに、そういう家畜と同じ生活をし、家畜状態になっているのが現代人である。まあ、肥満体がその人にとっては自然である、という生まれつきの人もいるから、肥満自体が悪いわけではないが、度を越さないことが大事だろう。
商売のために筋肉や脂肪を身につけるのがプロレスラーや相撲取りであるが、その彼らの中でも賢い人間は、現役を引退したら意識して減量に取り組む。50キロ(人間一人分!)ほども減量するのである。カール・ゴッチや隆の里などはかなりの減量をしているはずだ。逆に、現役を引退するとブクブク肥るスポーツマンも多く、そういう連中はたいてい早死にする。現役時代と同じ食事をし(胃袋が通常の人より大きくなっているためである)運動はしなくなるのだから、当然である。
かといって、長嶋茂雄のように、現役引退後も運動を欠かさず、酒も煙草もやらない人間が脳卒中になったりするから、病気の予防はなかなか難しいものである。
突然だが、医療界は、「治療」はするが、なぜある病気になるのか、という原因究明や「予防」は本気でやっていないように思う。まあ、世の中から病気が無くなれば彼らは飯の食いあげだからそれは当然だ。つまり、自分の体を守るのは自分しかいない、ということである。



(以下引用)





内海 聡 · フォロワー31,168人
9月17日 1:25 · ..




ある食事に対する考え方だが、これが実践できたら人間です。(2)を実践できれば動物です。全部実践できないのがグーミンです。

(1)知識を増やすこと。糖分を摂り過ぎた場合に、将来、どんな病気が待ち受けているか? それを知れば、白い砂糖は毒物に見えてくるはずである。人工甘味料を摂取すると何が待ち受けているか? それを知れば、怖くてソフトドリンクに手を出せなくなるだろう。

(2)胴体(胃など)の意見を尊重することである。われわれが通常、「おいしいものを食べたい」という欲求を抱く身体の部分、実際に甘いものやスナック菓子を食べたときに、「おいしい」と満足している部位は、頭ではなかろうか。胴体は、決して喜んでいない。食後に胃がもたれるのは、まさにその状態だ。

野菜ジュースを試してみた。食材が揃ってなかったこともあり、実にまずいジュースができた(その後、改良を加え、おいしいものになった)。頭は、拒絶したわけである。だが、飲んだ後に、いつもとは違い、腹部に妙な爽快感がある。通常、食後には胃に負担がかかり、眠気も感じる。そうしたものが一切ないのだ。これが身体が喜ぶ食事というものなのだろうと思ったのである。こうした経験を重ねていけば、身体と対話する能力も発達してきて、本当に自分が食べたいものが把握できるようになるのだろう。頭部の意見だけでなく、身体各部の意見も聞いて、民主的に食べ物を決めよう。そうすれば、「好きなもの」「食べたいもの」だけ食べることで健康になるはずだ。身体が病気を「作る」ものを食べてしまう原因は、頭だけで選んでいることにある。

(3)常識をリセットする。食事の量も問題であるが、「1日3食」などという常識に囚われず、食べたくないときは食べないようにする。結果的に24時間食べなかったということもあるだろう。「おかずだけ食べてはいけない」(毎回の食事に必ず米かパンを主食にする)というのもリセットすべき常識である。




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