https://ameblo.jp/drminori/entry-12876586837.html
<転載開始>
2021年から始まった新型コロナワクチン接種後から様々な後遺症と呼ばれる症状を診てきました。
もちろん最初は「ワクチン後遺症」と思って診ていません。
でもあまりにも通常なら起こり得ない異常が多発し、これはワクチンの影響かもしれないと思うようになりました。
そのうち患者さんも気付き始め、患者さんのほうからワクチンのことを言われることが増えて行きました。
私が経験した症状だけでもこんなに多岐に渡ります。
私が診ている患者さんの多くは肛門の治療で通院されていて、ワクチン接種後に後遺症の症状が出ている人です。
うちの診療所は肛門科ですから、患者さんたちは最初、内科や脳神経外科など、他の病院にかかられます。
そこで様々な検査を受け、異常が見つかって病名が付いている人もおられますが、多くの患者さんが「原因不明、異常なし」と言われ治療しても良くならず相談してこられました。
最近は肛門の治療ではなく、ワクチン後遺症治療のために受診を希望される患者さんもおられるのですが、まず保険診療の医療機関を受診して、一通り検査をやってもらってから来て下さいとお伝えしています。
宝塚の児玉先生のようにワクチン後遺症治療を保険診療の範囲内でやっている先生もおられますので、そちらをご紹介しています。
そこで治って何も困ったことがないのなら、何も自由診療の、しかも肛門科である私の外来を受診される必要はないと思います。
ワクチン後遺症治療は症状も疾患も全身、多岐に渡るため治療がうまくいくかどうかも本当に個人差が大きいです。
あちこちの医療機関を回っても良くならない、治らないというケースの多くが慢性疲労症候群、副腎疲労の症状を伴った消耗タイプの人。
ワクチンを接種してから全身倦怠感がひどい、朝起きるのもつらい、ほとんど横になって寝ているので家事もできない、仕事にも行けない、食欲がなくてご飯があまり食べられない、食べられないからどんどん痩せ細っていく・・・
そんなタイプの人が通院されています。
1〜2回の通院ではなかなか改善せず、通院が長くなります。
1〜2回の治療でスカッと治って治療終了にできる肛門疾患とはエライ違いです。
消耗タイプの人は食欲低下で食べられないので栄養状態も悪く、栄養状態が悪いからなかなか改善しない
栄養状態が悪いと薬の効きも悪いのです...
ワクチン接種者は解毒のために鉄とタンパクが消費されるので鉄とタンパクが不足しています。
タンパクが足りないので食べて補って欲しいのに食べられない
そこでオススメしている食材がボーンブロスです。
骨付きの肉(鶏がベストだけれど牛でも豚でも好きな肉でOK)を1〜2日ほどじっくり煮込んで作ります。
作るのが大変だという人にはコチラをオススメしています↓
これならアミノ酸の形で吸収できるので胃腸機能が低下していても大丈夫
しっかりと食べられるようになるまで毎日食べてもらっています。
これでだいぶ元気になる方が多いです。
鉄はヘム鉄を処方しています。
まずは治療できる体にすることから始めなければなりません。
生活の中でできることはたくさんあります。
患者さんに渡している解毒チラシ↓
こちらは生活の中でできることなので是非とも実践して欲しい。
夜11時〜深夜1時の間に眠っている状態を作る
これだけでもいいからやってみてほしい。
この時間は解毒の時間です。
ここで起きていたら解毒になりません。(という私はいつも就寝するのが深夜1時は過ぎてますが・・・)
16時間ファスティング(断食)は機能性低血糖症や副腎疲労、慢性疲労症候群で消耗している人にはオススメしません。
まずは食べる事を優先して下さい。
運動は元気になってからにしましょう。
元気がないのに運動したら余計に元気がなくなりますので