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(再掲載)泳幸の栄光と社員・会社の不幸

まあ、新自由主義経営(ユダヤ式経営)の旗手のようなものだ。もちろん、妻へのDV逮捕記念。

(以下再掲載)

泳幸の栄光と社員・会社の不幸

前回引用した記事もそうだが、「ビジネスジャーナル」は立て続けにヒットを飛ばしている。経営方針に変更でもあったのか。元からそうなのか。表向きは大企業立て直し請負人、実はブラック企業的経営者の暗部をこれほど明白にした記事も珍しい。
(引用2)で、原田泳幸のウィキペディアによる経歴紹介記事を転載する。東海大学という三流大学(失礼。だが東大よりはマシかもしれないw)出身者がこれほど、大企業を渡り歩けること自体に不自然なものを感じるが、秘密のカギは、社会人になって後、ハーバードで学んだことか。おそらく、彼を「ユダヤ的人材だ」と見込んだユダヤが、彼をスカウトしてハーバードで学ばせ、ユダヤ精神、ユダヤ式経営(非情な経営)を叩き込んだ後、目を付けた大企業に送り込んでいるのだろう。それでなくては、なぜ彼がまったくの異業種に次から次へと迎えられ、独裁的経営ができるのか、理解できない。
彼の経営はまったくの利益至上主義であり、社員はそのために奴隷化されるようだ。その結果、一時的に業績は上がるが、無理が祟って会社は疲弊し、やがて衰亡していく。社員も会社も使い捨て、である。これがユダヤ式経営の本質だ。本質的に彼らは「吸血鬼」なのである。


(以下引用)

マックでは怪文書、ベネッセでは再就職斡旋パンフ…原田氏の破壊的切り捨て経営

ビジネスジャーナル




















© Business Journal 提供

 昨年6月にベネッセホールディングス(HD)会長兼社長に就任した原田泳幸氏が打ち出した構造改革は、ダイレクトメール(DM)に頼らない新しいマーケティング戦略と新規事業の展開だ。700人の配置転換で新規事業に大量の人材を投入する一方、300人の希望退職で社員数を適正化し、販売管理費の削減、高コスト構造の刷新を図り、業績をV字回復させるというシナリオだ。ベネッセグループの正社員は約2万人。退職日は3月末で、特別退職金を支給する。そのため、リストラ関連費用50億円を構造改革費の名目で特別損失として計上している。

 さらにベネッセHDは、 1月中をメドに11人の執行役員のうち6人を外部から招く。最高法務責任者(CLO)にパナソニックで情報セキュリティ本部長を務めた金子啓子氏が昨年10月1日に就いたほか、今年1月1日付でマッキンゼー・アンド・カンパニー出身の上田浩太郎氏が最高戦略責任者(CSO)に就任した。最高財務責任者(CFO)は外国人2人を起用する。データベースの保守・運営のために立ち上げる子会社のトップも外部から招聘する。

 ベネッセグループ社員が進研ゼミ会員の相談に乗る施設「エリアベネッセ」も開設する。4月までに全国500カ所に設置する予定だ。これまで主力にしてきたDMによる新規会員獲得からエリアベネッセでの営業活動にシフトするという触れ込みだ。グループ各社から700人をエリアベネッセと介護子会社ベネッセスタイルケアに3月末までに移籍させる。今後、グループ各社の人事・経理など間接部門の機能を統合し、900人いる間接部門の人員を450人に半減する。併せて本社やグループ40社の間接部門から300人の希望退職者を募集する。ベネッセHDが希望退職者を募るのは、1955年の創業以来初めてのことだ。

 幹部を総入れ替えして、人員を減らし、社員の再配置を行う。ベネッセグループを根底から変えようとする荒療治だ。




 昨年12月2日の発表資料には「既にこれまでで最大規模の公募を実施済みで150人が異動、12月付で250人が決定しており、1月までに合計700人の異動を完了する予定」と書いてある。「40歳以上の社員には再就職斡旋のパンフレットが配られている」(ベネッセグループ社員)という。発表文には「転進支援については、希望者に対して期間無制限で行います。これにより社員が自分のキャリアの選択の道をグループ内外に持つことができるように支援します。選択は全て社員の意思に委ね、会社はそのサポートに徹します。退職勧奨はしません」とうたっている。ちなみに昨年7月に発覚した顧客情報流出事件を受け、社内の指名・報酬委員会で役員報酬の引き下げが検討されたが、「原田氏がこれにストップをかけた。2億円以上とされる自らの報酬を下げて、本社社員、グループ会社の社員と痛みを共有する気など原田氏にはない」(ベネッセグループ関係者)という。

●敵を徹底的に攻撃

 原田氏が日本マクドナルドHDのCEO(最高経営責任者)に就いたのは2004年5月。米アップルコンピュータ日本法人社長と米本社副社長を兼務していた原田氏は、米マクドナルド本社にヘッドハンティングされた。当時、日本マクドナルドHDは債務超過50億円という、どん底状態にあった。同社の体質を根底からつくり替えるのに、うってつけの人物ということで原田氏は送り込まれた。

「今から新しいバスが出発する。新しいバスのチケットを買いたい人は買え。買いたくない人は乗らなくてかまわない」

 原田氏が同社本社の全社員を集めて発した第一声だ。原田氏の経営手法は、味方と敵を明確にして、敵に攻撃を仕掛けるところに特徴があるとされる。原田氏が最大の敵と定めたのは日本法人の創業者で初代社長の藤田田氏だ。原田氏は藤田氏がつくり上げた経営システムと人脈を、ことごとく破壊した。多くの社員の役職を解き、新たな仕事を与えるなどの荒療治に、身内から反発が噴出。「米国の手先、原田の横暴を許すな」と書かれた怪文書まで流れる事態となった。

 しかし原田氏はそうした反発をものともせず、フランチャイズ店(FC店)拡大を経営刷新の柱に据えた。直営店をFC店に切り替えることで、3割にも満たなかったFC店比率が7割を超えた。既存の直営店をFC店に転換させるスキームは利益を膨らませる妙案だった。店長がFC店に移籍することで人件費が減る。FC化に伴う店舗売却により利益を計上した。直営店のFC化には、もうひとつの狙いがあった。

 原田氏は10年2月、大胆な店舗改革を打ち出した。向こう1年間で全店舗の1割に当たる433店舗を一気に閉鎖。その後、5年以内に633店を集客が見込める立地の良い場所に移転する、というものだった。店舗の大量閉鎖の狙いは創業者の藤田田の子飼いのFC店を一掃することにあった。藤田氏は社員が将来生活していけるように、のれん分けのような制度を取り入れた。その制度を利用して店長たちは独立して、FC店を開いた。社員の独立をマックの増収につなげる、一石二鳥の善政であった。彼らは、一国一城の主に引き上げてくれた藤田氏の信奉者になった。原田氏が脱藤田路線を打ち出した時に最大の抵抗勢力となったのが、こうしたFC店のオーナーたちだった。




●一時的に利益、現場は荒廃

 07年11月、FCオーナーの店舗で、サラダの賞味期限偽装事件が起きた。性急なFC化の歪みが出たと原田氏は批判された。事件は原田氏にとって大打撃になるはずだったが、事件を逆手に取った。

「オーナーの中には、ブランドを傷つけることを外に向かって行う人がいる。これまで目をつぶってきたが、時機が到来した。そういう方には撤退してもらいます」

 こう宣言し、藤田氏子飼いのFC店を一気に淘汰したのである。経営陣もバスから降ろされた。原田氏の社長就任時代に役員は3回転し、藤田時代の役員はすべて去り、原田氏が外部からスカウトしてきたメンバーも今はまったく残っていない。

 原田氏が日本マクドナルドHDで行った構造改革に対しては、「彼は破壊屋であって再生屋ではない。一時的に利益をもたらしたが、現場は荒廃した。マックの今日の窮状はこうして起こった。見せかけの利益を出すために、店舗のリニューアルはしていない。メニューだけでなく店舗が劣化してしまった」(同社関係者)との批判も多い。そのため、原田氏が去った後のベネッセHDも同様に荒れ地になってしまうとの見方もある。
(文=編集部)





(引用2)容量超過のためだいぶ省略した。

原田泳幸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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はらだ えいこう
原田 泳幸
生誕1948年12月3日(66歳)
日本の旗 日本長崎県佐世保市
出身校東海大学工学部通信工学科
ハーバード・ビジネス・スクール Advanced Management Program
職業ベネッセホールディングス代表取締役会長兼社長
ベネッセコーポレーション代表取締役社長
日本マクドナルドホールディングス取締役会長
日本マクドナルド株式会社取締役会長
配偶者谷村有美

原田 泳幸(はらだ えいこう、1948年12月3日[1] - )は、株式会社ベネッセホールディングス代表取締役会長兼社長。株式会社ベネッセコーポレーション代表取締役社長。日本マクドナルドホールディングス株式会社取締役会長日本マクドナルド株式会社株式会社取締役会長。ソニー株式会社社外取締役。




学歴[編集]

職歴[編集]





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現代の一人っ子はひとり五役か六役

少子化というのは、こういうことだ、という盲点。もちろん、予防医学や衛生観念が未熟で、生まれた子供の何割かが死ぬのは当たり前という時代と同等には考えられないが、基本的に少子化社会では「家」は維持できないのは明白である。そして、税金納付者も少ないから政府も維持できなくなる。この事は何十年も前から言われていて、大学入試の小論文の必須課題だったのだが、現状のようになっているのは歴代政権の無能さを明白に示している。もっとも、私自身、ある程度の少子化は「国土や社会インフラの適正配分になるからむしろ有益だ」という考えで、その考えがまったく間違いだとは今でも考えてはいない。しかし、無策のままだと労働力不足、税収不足は避けがたいだろう。


restorecon -RF /home/東風谷さずりん
@Xatz
「一人は働かせ、一人は病気で死に、一人は軍にとられたりなんだりで奉仕活動に行き、ようやく一人を大学にやり、一人は家に残ってくれる。それのすべてを一人や二人の子供に望んだらお互いに不幸だ」ってのは私の曾祖母の生前の弁。

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新コロワクチン接種(2月17日)は医療従事者から開始

「in deep」から抜粋転載。
私の知人にも医療関係者が数人いるので、何も言えない。まあ、立場上、接種を拒否しづらいだろうが、拒否できるなら拒否してほしいものである。特に高齢者はワクチン接種の危険度が高いのではないか。ワクチン接種を拒否する代わり、PCR検査を毎週、あるいは数日に一度受けるとかで代替できないものか。


(以下引用)



イスラエルの死者数は、ワクチン接種開始後から約 3週間後の 1月20日には「接種直前の 3倍」の 100人超が記録されました。


その後は上下を繰り返しながら、ワクチン接種前の死者数を平均として下回る時は訪れていません。過去最大の死者数も、すべて接種開始後に記録されています。


このイスラエルとワクチンのことについては、ちょっと困ったような話も最近出ているのですが、それほど詳しく書くような話でもないかもしれないですので、最近のメルマガから少し抜粋しておきます。


2021年2月5日発行のメルマガより


最近、英国 BBC は、イスラエルへのワクチン供給について以下のようなことを報じています。


その記事の小見出しは、以下のようなものでした。


1月21日の英BBCの記事の小見出し


Covid-19 に対する予防接種数でトップの国の1つであるイスラエルは、世界のモルモットとして行動することと引き換えに、大量のワクチンを購入した。
https://bbc.in/3oPjDdu


イスラエルの報道には以下のタイトルのものがありました。


2021年1月10日のイスラエルの報道のタイトル


イスラエル政府は「COVID-19 ワクチンの巨大な実験所」になることに同意した
https://bit.ly/3oJ6dzO


内容を簡単に書きますと、ネタニヤフ首相は、「イスラエルの自国民900万人を使ってワクチン試験の実験場とする」という条件で、ファイザーから真っ先に500万のワクチンを提供されたということが書かれています。


イスラエルの報道には、ネタニヤフ首相と元首相であるエフード・バラック氏の、それぞれの言葉が記されています。


[イスラエルの報道よりネタニヤフ首相の言葉より] 「イスラエルは 、接種の結果、副作用、有効性、さまざまな種類の集団、年齢、性別、既存症の状態などに応じて抗体を開発するのにかかる時間など、データと、収集した詳細をファイザーに送信することを約束した。この合意には、ファイザーに送信されるさまざまなパラメーターが詳細に記載されている」
https://bit.ly/2YI9ncq


[エフード・バラック元イスラエル首相の言葉より]「このデータはファイザーにとって宝の山だ。ワクチン接種後に誰かが亡くなったとき、あるいは、私のような年齢の人(高齢者)が、より頻繁に亡くなる傾向があることを示すことができるので、ファイザーにとって大きな資産となるだろう」
https://bit.ly/3oPkmLK


アメリカのある医学メディアは、これについて、「イスラエル市民は、非倫理的で承認されていない、合意に基づかない大規模な人体実験の対象となってしまった」と述べ、そして、これは、医療の倫理規定を定めた「ニュルンベルク綱領」に違反しているとしています。


ニュルンベルク綱領とは、1947年に定められた「非倫理的な人体実験研究」に関しての倫理原則で、以下のブログ記事で少し取りあげています。


ニューノーマルという名のカルト
投稿日:2020年10月26日


抜粋はここまでです。


なお、上の BBC の記事もイスラエルの記事も、それに対しての批判的な記事ではありません。「そのようにして、イスラエルの国民たちがより早くワクチン接種を進められるようにした」という、ある意味では「賞賛記事」のようなものでもありました。


つまり、「世界の人たちを救うためにイスラエル人全員が実験材料となる」というようなニュアンスでしょうか。


その実験の結果が、今の時点では上のグラフに示されている通りとなっています。


もちろん、今後劇的に良い結果に結びつく可能性もあるでしょうし、そのあたりは、1ヵ月、2ヵ月、あるいは1年、2年、さらには 10年などを見ないとわからないものかもしれません。


なお、このイスラエルを現在の状態に陥れている同じワクチンが、日本にも 2月17日頃から接種が始まると伝えられています。


ワクチン接種17日以降開始 妊婦推奨除外も
FNN 2021/02/04


報道では、


> 17日以降、医療従事者への先行接種を開始するスケジュールを描いている。


ということだそうです。

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広瀬隆の現在

この前から、「最近広瀬隆の名前を聞かないが、もしかして亡くなっているのだろうか」と気になっていたので、調べると、少し前に脳出血を起こしたらしいが存命であり、著作も出しているようだ。
脳出血で一時は半身不随だったが、現在は完治している、というのが疑問で、脳出血で失われた身体機能が元に戻ることが可能だとしたら、素晴らしいことではある。私の兄のひとりも脳出血で半身が麻痺しているが、それが回復可能だとしたら大きな福音だ。しかし、どのようにして「完治」できるのか、その詳細が知りたいところである。
まあ、脳出血の内容や、その発症直後のケアなども千差万別だろうから、広瀬氏の場合には幸運も重なって「完治」したのかもしれない。

(以下引用)

広瀬隆さんが「わが家の罪業」を告発!


日本の植民地政策とわが家の歴史



 反原発活動家として知られ、『東京に原発を!』、『ジョン・ウェインはなぜ死んだか』などのロングセラーもある著述家の広瀬隆さん。近現代史の裏面や暗部をテーマにした著作が多いが、本書『日本の植民地政策とわが家の歴史』(八月書館)は多少趣向を変えている。「広瀬家」の歴史そのものをまな板に載せ、手厳しく批判しているのだ。

脳出血で一時は半身不随

 1943年生まれの広瀬さんは今年77歳。東日本大震災の時は、あちこちで引っ張りだこだった。最近ちょっと見かけないな、と思っていたら、2年前に脳出血になり、1か月ほど半身不随だったそうだ。現在はほぼ完治したというが、心境の変化もあったようだ。


 広瀬家の歴史を書こうと思ったのは、20年近く前、高齢の母親の散歩を付き合うようになったのがきっかけだという。1時間ほど歩きながら、朝鮮生まれの母親の昔話を聞く。身近なところに「民衆史」があることに気づいた。自分が日本史や世界史をテーマに著作を続けてきたのに、自分の家の歴史については深い関心を持たずに生きてきたということを痛感したそうだ。


 本書の骨子は、「私自身が、日本の植民地政策の犯罪者的な系譜から出た人間だという、読者が卒倒するような実話である」。


 さらに広瀬さんは続ける。

 「だからと言って、小生がわが家の罪業を隠そうと思ったことは、天に誓って金輪際ない・・・これまで、その秘密のファミリー・ヒストリーを書籍に記述する機会がなかった。しかし面汚しな秘密だからと言って、もはや語らずにはいられない心境に達したので、読者も覚悟して、富豪の家に生まれたその人間が、いかにして今日まで読者と共に活動する役割を演じてきたか、この奇想天外な『広瀬隆の人生の一部始終』に耳を傾けて戴きたい」

日露戦争のころに朝鮮へ

 本書は三部構成。概略は以下。

 第1部
 第1章 日本の商人が軍隊を引き連れて朝鮮半島に進出し、日清・日露戦争を起こす
 第2章 わが家の野々村家が朝鮮に渡る
 第3章 いよいよ朝鮮を正式に植民地統治する時代に突入した
 第5章 朝鮮人の強制連行がスタートした
 第6章 日中戦争が勃発して、日本は泥沼にはまりこんでいった など
 第2部
 第12章 翻訳者・小説家として第三の人生に踏み出す
 第13章 反原発運動に飛びこみ、新しい運動をめざして市民と共に活動する
 第25章 青森県六ヶ所村の核燃反対運動
 第27章 政争の具にされた原発反対運動 など
 第3部
 第33章 大事故を予告する狼少年が全国を回る
 第36章 自然エネルギーが自然を破壊する
 第41章 『黒い雨』上映と沖縄体験の衝撃 など

 この章立てを見てもわかるように、「広瀬家の歴史」については第1部に詳述されている。具体的に何をして「富豪」になったのか。それを書いてしまうと、種明かしになるので、実際に手に取ってご確認いただければと思う。


 ごく一部をお伝えすると、広瀬さんの母方は野々村家。ご先祖はすでに明治期に関西の貿易業界の重鎮だった。日露戦争の直後には、曾祖父が朝鮮に渡っている。祖父の野々村謙三は事業を拡大して京城で商工会議所会員にトップ当選、戦後に「野々村謙三・思ひ出の記」を残している。母方のもう一人の曾祖父は、中林思孝。明治初期に東京の大学南校(東大の前身)を卒業した英才だ。日露戦争のころの外相だった小村寿太郎の同期。朝鮮で税関長などを務め、多数の土地を持ち、権力を握っていた人物だという。

ほとんどの日本人に共通する

 広瀬さんは本書で、こうしたご先祖の「ある種の"罪業"」のような史実を記述する。当初は、本のタイトルを『わが家の罪業』にしようと思っていたという。「この世に起こった、そうした動かしようもない家族の史実を、ほかの人に知られることを恥じる、それが人間の最も犯しやすい間違いなのである」という信念からだ。


 しかし、そのタイトルは止めた。広瀬さんが戦後に知る野々村家の人々はみな心やさしい、愛すべき人たちであった。むろん、日本人が朝鮮を植民地とした行為を、悪事だったと語ることはなかったが、広島の原爆では、4人が戦死し、一族は戦争被害者という一面もあった。


 タイトルを変えたのは、いろいろと調べるうちに、これは野々村家だけの話ではなく、ほとんどすべての日本人に共通することが分かってきたからだ。

 「なぜなら、この時代の大日本帝国による軍事侵略は、朝鮮半島だけではなかった。満州においても、フィリピンにおいても、インドネシアにおいても、台湾、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インド、ビルマ(ミャンマー)、タイ、太平洋諸島においても、同じように展開された蛮行だからである」
 「読者が『潔癖なわが家は違う。無実だ』と信じているなら、あなたの先祖がそれを隠して、語らなかっただけだ」

反原発の檄を飛ばす

 こうして広瀬さんは、本のタイトルを『日本の植民地政策とわが家の歴史』という、どの日本人にも当てはまるものに変える。そして日清・日露戦争を起点に、日本の近現代とご先祖のファミリー・ヒストリーを絡ませながら朝鮮で起きたことを辿っていく。


 後半は、自身が深く関わることになった原発反対運動に多くのページを割いている。2016年10月、広瀬さんが、「これから講演会で、韓国のソウルへ行くよ」と、99歳で寝たきりの母親に告げたら、「私は京城(現ソウル)生まれよ。京城の小学校を出たのよ」という返事が返ってきた。その時は極めてしっかりした記憶と意識があったが、約二か月後に亡くなった。反原発運動の広瀬さんの人生が、晩年になって一族の故郷・朝鮮と重なった瞬間だった。


 母が亡くなったということもあり、本書をまとめることにしたという。本書の最後では、反原発運動で関わった有名・無名の故人たちの名を挙げながら、「この精鋭たちの遺志を、生きている我々が継がなくてどうする!」と檄を飛ばしている。


 BOOKウォッチは関連書を多数紹介している。『近代日本・朝鮮とスポーツ』(塙書房)はスポーツを通して「内鮮一体」「皇民化」が図られた歴史を振り返る。『天皇のお言葉 明治・大正・昭和・平成』(幻冬舎新書)は明治天皇と日清戦争、昭和天皇と戦前の朝鮮への思い、平成の天皇の古代史にさかのぼる発言などが掲載されている。『増補 遥かなる故郷 ライと朝鮮の文学』(皓星社)は父方も母方も古くに朝鮮に渡り、「植民者三代目」として朝鮮で生まれ、戦争に負けて21歳で「帰国」するまで日本を知らなかったという村松武司さんの懐旧記だ。『従軍慰安婦と公娼制度』(共栄書房)は慰安婦問題の歴史的背景を記す。『太平洋戦争の収支決算報告』(彩図社)は戦争を金銭面から徹底総括している。


 原発関係では『原発に挑んだ裁判官』(朝日文庫)、『ふくしま原発作業員日誌――イチエフの真実、9年間の記録』(朝日新聞出版)なども紹介している。

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PCR詐欺は新コロ詐欺の柱だったが

「大摩邇」から転載。動画がコピーできていなければ、元記事参照。
これでもまだPCR検査絶対主義を振り回す人間は全人類(除く、上級国民)の敵だろう。
何度も書いているが、PCRの発明者自身が、PCRを感染症検査の手段に使うべきではないと言っている、いや、言っていた(既に故人である。新コロ大流行の直前に死んでいる。あるいは殺されたか。)のである。
なお、新コロは政治家にとっては実に都合が良く、まったく何もしなくても「新コロ対策(笑)」だけしていれば許されるのである。そのことをdon氏は「各知事さんたち、独裁ができなくなって残念ですね!」と言っているのだろう。

(以下引用)

はい!PCRのインチキをWHOがはっきり認めたニュースです。

donのブログさんのサイトより
https://ameblo.jp/don1110/entry-12654491358.html
各知事さんたち、独裁ができなくなって残念ですね!
まぁ、医師会は金よこすまで認めないでしょうね!!
御用人を使ってWHOはおかしいって言い始めるかも。
<転載開始>
https://twitter.com/jimakudaio/status/1354648502064713732?s=20 

 これで感染者が増えるようでしたら、インチキを継続している証拠になりますね。(笑)




<転載終了>


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新コロより危険な新コロワクチン

前の記事の補足として「櫻井ジャーナル」から転載。
複数の「接種結果」に該当する人がいるので全体は125%になっているが、それにしても3.34%の死亡率は多すぎないか。しかも、ワクチン接種後それほど期間は経っていないから、ワクチン接種直後に死亡した人が死亡者の大半ではないかと思われる。死亡者以外に重篤な副反応を起こした人も含めれば、かなり新コロワクチン接種は危険だと推測できる。短期間の結果だけでなく、ワクチン接種後に新コロ感染をした場合、危険な免疫暴走が起こる可能性があること、また接種された当人のDNAそのものが改変されることがどういう結果を生むか分からないことなど、現段階でのワクチン接種は人間モルモットでしかないことは確かである。

(以下引用)

2021.02.01
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

 アメリカではワクチンの安全性を監視するため、CDC(疾病予防管理センター)とFDA(食品医薬品局)が共同でVAERS(ワクチン有害事象報告システム)を運用している。そのVAERSによると、​1月22日現在、COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチンの接種で329名が死亡​した。そのほかにも深刻な副作用が報告されている。現在、アメリカで超法規的に使用されているワクチンはBioNTech/ファイザーとモデルナのmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンだ。





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ワクチンとPCR検査は二項対立(利益相反)か

某漫画家がリツィートしていたものだが、呟き手が本当に外科医かどうかは知らない。しかし、思考が非合理的であるのは確かだろう。外科医、あるいは医者に合理的思考は不要だ、という説(つまり、患者の病状と自分の知識を照合するだけなら、特に合理的思考は不要だ、とも言える。)もあるかもしれないが、こういう医者にはあまり世話になりたくはない。
彼女の言葉のどこが非合理的かは、ツィートの後に載せる。

(以下引用)

ママコロン
女性医療関係者
外科医
@kazaaaaru
親がTV見て「大規模なワクチン接種を始めたら接種後に高齢者がバタバタ死ぬと言ってた。恐ろしいことになる」と言い始めたので、データではなく「全員ワクチン打ったら困るのは今PCR検査で儲けてる人達だよ。誰が反対してるかよく見て」ってお気持ちで答えたら今迄の説明で1番納得できたと言われた
号泣

(夢人の批評)

1)なぜ「全員がワクチンを打ったら、PCR検査で儲けている人たちが困る」のか。この言葉が意味するのは、「ワクチンを打てば、PCR検査は不要になる」ということである。ワクチンの効果があるかどうかはPCR検査で確かめるのではないか。それとも、ワクチンは100%効果がある、という「ワクチン無謬説」を前提にしているのか。

2)「PCR検査で儲けている人たち」とは誰なのか。そして、「PCR検査で儲けている」という非難の口調は、「PCR検査は(単なる金儲けのためで)無意味だからやめろ」という趣旨なのか。(これは、私自身がPCR検査は無意味だと思っていることとは別問題で、医者であるママコロン氏のPCR検査への意見を問題にしているのである。)

3)「ワクチンを打った高齢者が接種後にバタバタ死んでいる」という最大の問題点を無視している。つまり、このママコロン氏はワクチン推進派で、その勇み足で「PCR検査は金儲けのために行われている」というPCR否定論にまで突き進んだものだろう。
 

(夢人追記)「in deep」記事の一部である。元記事で全文をお読みになったほうがいい。



感染者の推移は、あまりあてにならない上に、PCR検査のサイクル数が変更されれば、どんどん変化しますので、参考程度にされたほうがよいかと思います。



なお、WHO が「 PCR 検査のサイクル数(増幅させる回数)を下げることを勧告」したガイドラインを最初に発表したのは 1月13日ですが、以下の記事で「今後、感染確認数が激減するはず」と書きました通りに、アメリカでもイギリスでも、多くの国々で「感染確認数だけが激減」しています。



WHOが「PCR検査のサイクル値の基準」を大統領就任の前日に変更。これで今後アメリカを中心にコロナ感染確認数が「激減する」ことが確定的に
投稿日:2021年1月22日



それよりも「死者数の推移」を見ていただければと思います。



接種が開始された日付けは以下のようになっています。



・イスラエル 12月26日接種開始
・UAE 12月23日接種開始
・イギリス 12月8日接種開始



どの国も、接種開始から1ヶ月を超えていますので、そろそろ「効果」が出る頃だと思われます。



まずイスラエルです。



(中略)



つまり、「イスラエルではコロナワクチン接種開始後、コロナの死者が 1ヶ月で約 2.5倍増えた」ことが示されています。



その増加ぶりは、グラフで見ると、さらにわかりやすいです。



イスラエルのワクチン接種開始後の死者数の推移

Daily New Deaths in Israel



このように、人口単位では世界最速で大量のワクチン接種を進めたイスラエルは、



「ワクチン後の時間の経過と共に死者が爆発的に増えた」



ことを確認されていただけると思います。過去最大の死者数が連日記録されていますので「爆発的」という表現はそれほど大げさではないと思われます。





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仙人
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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