まあ、可愛さというのは男女を問わない共通性があるわけで、漫画などでも主人公は「女顔」で描かれるのが普通だ。これは昔から変わらない。もちろん、これは人間の、特に子供や若者の可愛さの話。動物なら豚でも熊でも鯨でもだいたい可愛いものである。で、その可愛い動物を我々は喜んで食うwww
で、まあ、「神童」であることだが、この手の神童は稀によくあることで、それを「十で神童、十五で秀才、二十歳過ぎればただの人」(字句はあやふやだが)と揶揄する俚言もある。(「俚言」は、世間でよく使われる、警句めいた気の利いた言葉で、ことわざのような教訓性が少ないもの、かと思う。)もちろん、二十で大学に入り、卒業すらできなかった私のような凡才には高知能者への嫉妬心があるのかもしれないが、周囲の高い評価や期待というものは当人には重い負担でもあるだろうな、と思う。凡人である人生は気楽なものでもある。
(以下引用)
(CNN) ベルギーで「神童」と呼ばれた9歳の男の子が、12月にオランダの大学で電子工学の学士課程を修了する。
ローラン・シモンズ君(9)はオランダのアイントホーフェン工科大学(TUE)の電子工学部に在籍する学生。普通の学生にも難しい学位を、シモンズ君は12月に取得する見通しだ。
父親によると、学士課程の修了後は電子工学の博士課程に進学予定で、同時に医学士の修得も目指している。
ローラン君は特別な才能に恵まれていたと両親は振り返る。その才能に気付いた教員が教える内容を次から次へと吸収する様子は「まるでスポンジのようだと言われた」という。
医師の一家に生まれたローラン君だが、「神童」と呼ばれるほど高い学習能力を持つ理由は今も説明できない。ただ母親のリディアさんは、「妊娠中にたくさん魚を食べたから」と言って笑った。
TUEではほかの学生よりも短期間で学士課程を修了する。電子工学部の学士課程教育部長はローラン君を「特別な存在」と形容し、修了までにかかった時間はこれまでの学生の中で最短だったと説明、「ものすごく知性が高いだけでなく、思いやりのある少年でもある」と称賛した。
ローラン君はCNNの取材に対し、好きな科目は電子工学で、「医学も少し勉強するつもり」と話している。
ローラン君の才能は世界中に知れ渡り、既に各国の有名大学から誘いを受けている。しかし一家はまだ、どの大学の博士課程への進学を検討しているのかは明らかにしていない。
一方で、両親はローラン君を遊ばせることにも気を配っているといい、「子どもであることと、その才能との間でバランスを見つける必要がある」と話している。