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「料理」などしなくても美味いものは作れる

別ブログにかなり前に書いたものだが、案外多くの人を救う思想かもしれないのでここにも載せておく。

(以下自己引用)

他者の目を意識するから料理が苦手になる

私は、料理が苦手な人、というのが馬鹿馬鹿しく思えるのだが、「料理」というものを何か凄いことだと思っているのではないか。
味噌を湯で溶いたら味噌汁だし、目玉焼きを焼いて白飯の上に乗せれば、目玉焼き丼だ。刻んだ白菜に醤油でも掛ければ、それで漬物と同じである。これで朝食セットが完成だ。何も料理などする必要は無い。飯は前日に炊飯器をセットするだけである。
私など、毎日のように朝飯には自分でうどんを茹で、適当な具を入れて市販のスープで食っているが、まったく飽きることがない。冷蔵庫に冷や飯でもあれば、それを小鍋に入れ、水を飯の量より多めに入れて沸騰させて少し置けば、粥ができる。白粥ならフリカケや塩昆布などで食うと美味いし、溶き卵やごま油を入れて中華がゆにしてもいい。起き抜けで胃が機能していない段階での朝食にはうどんか粥が一番だ。真夜中なら蕎麦がいい。江戸情緒が味わえる。
それに、今時、冷凍食品が充実しているので、百円そこそこの冷凍餃子を電子レンジで数分熱するだけで美味い餃子が食える。酒のつまみには、冷凍の刻みオクラにポン酢を入れて数分置けば、美味いつまみになる。あるいは、スーパーでカマボコなどを買っておき、刻んでわさび醤油で食うのは最高に美味い。アボカドなどは贅沢品だが、これもわさび醤油で食うと最高の酒のつまみだ。すべて、時間も手間もまったく要らない作業である。
付け加えると、「増えるワカメ」は、毎日使っても一袋でひと月以上持つという、抜群にコスパのいい食材で、みそ汁の具にも酢の物にもいい。

料理というのは、時間や手間をかけるほど、食材そのものの味が失われ、不味くなると私は思っている。つまり、フランス料理などは最悪の料理で、和食が最良の料理だと考えている。






食パンにマヨネーズを塗りたくって、スライスしたトマトを載っけてトーストしても美味いよね・・いやもう深夜はこれくらいシンプルな食いモノの方が破壊力あるかなって。


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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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