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気の赴くままにつれづれと。
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カルトが話題になってるから、20年ぶりくらいに昔の事を思い出してしまったよ。
手を人の体にかざして祝詞を唱えると体が良くなるとか言うような現世利益を謡ってた。
ごくびーじっそうげんげん しかい たかまがはらに かみみたま もえいでまおす
とか、こんな感じの祝詞を唱える。数えきれないほど唱えたので、今でもそらで言えるよ。
お御霊とかいうお守りの様なものを肌身離さず着けてて、寝る時も頭よりも下に置いてはいけないとかで
神棚とかに置いてた寝ていたと思う。小学生の頃は下着にお御霊袋が縫い付けられてて、起きてる間は常に身に着けていた。
人から見れば、それはネックレスと言うか、アクセサリにしか見えないらしく、虐められる理由にもなったりしたよねw
俺の両親がその真光にハマってたんだよ。
両親がハマるきっかけは、母親の産後が悪かった事と、生まれた俺が虚弱で障害を持ってたからだと思う。
2歳になるかならないかの俺を連れてった病院で、この子は一生立つ事も出来ないし、と医師に言われたのは今でも母が良く語ってる。
面と向かって聞いた事はないけれど、母親が足しげく俺を道場に連れてって、手かざしを受けさせていたから想像は間違ってはないだろう。
その地区の位が上の人と母親が懇意というか親戚づきあいみたいな感じで、毎週のように家族で遊びに行っていたので
そのついでに道場で手かざしを受けるというのが、俺の子供時代の週末だったな。
当然なのだが、俺の障害は宗教なんぞで治る事なんてなかったので、業を煮やした母と、真光の小母さんが
本山の偉い人の力を直接浴びるしかないというので、本山に連れて行かれた事もあるよ。
飛騨高山の山奥に、それはそれは荘厳な建物がたってんだけど、そこの大ホールで沢山の人と一緒に
教え主(いわゆる教祖)の手かざしを受けたね。その時が、一番献金したんじゃないだろうか。
うちはスーパー貧乏だったので、献金とかはしてたとしても、今から見ればたいした額にはなってないと思うけどな。
しかし、そんなことをしたところで俺の障害が治る事なんぞあり得ず(2度目
実効がない事で目を覚ましたのか、中学に上がる頃にはお御霊なんて付けなくて良くなっていた。
そしていつの間にか家族の誰も真光のことを話題にもしなくなって、今では誰も両親に聞けなくなったw
うちの場合は、体に障害がある、生まれつき虚弱で、医学では救えない俺を非科学的な力で救いたかったという
両親の思いが宗教にのめり込ませてしまったけれど、そんな事が可能なはずがないので(3度目)
俺が4歳くらいから小学校5年で引っ越すまで、およそ7年程度の間。
毎週のように手かざしを受け、大人から同情され優しくしてもらって、お御霊を首からぶら下げてる障碍者だってんで
クラスメイトに虐められて嫌な思いをしたくらいしか、宗教についての思い出はない。
幸運にして、宗教には何の力もなく俺の障害は治らなかったので(4回目)家族は破綻しなかったし
その後、宗教なんぞから足を洗った御利益で、仕事で父が成功し小成金になり、
勉強だけは出来た俺も順調に成長して、東大に入って、大学院を卒業することもできました。
理学療法士による賢明なリハビリと筋トレの甲斐もあり、高校に上がる頃には杖付きでなら歩けるようにもなりました。
宗教なんぞで人は救われませんw
そんな俺が、その後に入った会社で真光の信者である彼女と出会ったのだけど、それはまた別の話。
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