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中国は「金融資本主義」の肥大にストップをかけようとしている?

恒大破綻についての「阿修羅」記事のコメントのひとつだが、この問題の本質を突いているように思う。つまり、金融経済が実体経済(実物経済)と異常に乖離していることだ。
問題は、単なる投機的行為(経営多角化や経営拡大、企業買収もそれに近い)の失敗が取引銀行の経営を破綻させるほど投機への融資行為が肥大しているのが現在の資本主義世界であることだ。世界の金融バブルは実体経済の数百倍なのではないか。リーマンショックはそれを明示化した事件だったのである。金融経済自体が「大きすぎて潰せない」存在になっているのである。
今回、中国政府が恒大破綻を見殺しにするとしたら、それは、意図的に「バブル潰し」をしようとしている可能性が高いと私は思っている。たかが不動産屋が意味不明の多角経営をし、自分で潰れただけの話を、国家が救済する義務があるかのような論調こそがまさにマスコミを使った「金融資本主義」の悪辣さを示しているのではないか。中国はいわば「金融資本主義」という目に見えない鬼(露骨に言えばユダ金一味)を退治しようとしていると言えそうである。

(以下引用)


7. 命を大切に思う者[5327] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2021年9月21日 20:01:41 : W7R5249ijI Y2ouR2V6SzhFdXc=[29]  報告
その不動産屋が破産しても、被害を受けるのはそこと取引してるとこだけでしょう。
実物経済全体から見れば、誤差にもならない被害じゃないの。
重要なのは実物経済。マネー経済やってる奴らが実物経済の邪魔を出来る今の仕組みがおかしい!
政府の武力と結び付いてるせいだろう。すべては結局暴行と殺人だけで決まる。結局、爆弾やミサイルや核兵器だけで決まる。 

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